今回はプログラミングスクール「ZeroPlus」を運営する株式会社TOMAPのパパこと広瀬順也さんにお話をお伺いしました。プログラミング未経験からどんな経緯でプログラミングスクールの塾長になったのか、そして運営するプログラミングスクール「ZeroPlus」の強みや想いを記事にしました。
プログラミングを始めてみたい方!スクール通おうかな?と考えてる方にはピッタリな記事です!ぜひ最後までお読みください!
ー今日はよろしくお願いします!
はい!よろしくお願いします。
ー(ちょっと失礼かもしれないのですが…。)僕、全然順也さんの学生時代って想像できないんですけど、どんな学生だったんですか?
ざっくり高校の時から話すと、高校生の時は普通に進学校に通っていたのですが、勉強をするという行為自体が苦手で1年生の時に留年してしまいました(笑)
出席日数は足りてる、でも遅刻日数が70%、11教科中10教科赤点(残り一つは受けてなかったです)というように、中途半端な不良みたいな感じでした。なんだかんだ友達は多かったし、バスケ部もやってたので学校には行っていましたね。まぁ入学から半年でバスケ部も学業不振で退部させられましたが。
留年勧告されてから、もう一回一年生をやるって選択肢もあったんですけど、どうせ同じだろうなってことで思い切って退学しました。そこから半年間はフリーターしてましたね。マクドナルドでマネージャーでも目指そうかなーとか人生に対して真面目に向き合ってはいませんでしたね。そこで見かねた親が留学を勧めてきました。留学というと聞こえはいいですが、実際に親に言われたのは「まず生活態度から直せ。」だったので僕は島流しだと思っています。結果として生活態度以外は直すことができたので感謝しています。
ーニュージーランドへはどんな思いで行ったんですか?
日本で高校辞める時って親、先生、友達とかに「お前人生終わったな、まともな就職もできないよ」みたいなこと言われてて、「そうなんだー、終わったんだー」みたいに思ってて虚無感しかなかったです。
けれど、ニュージーランドの高校行ったときに「俺どこでも生きていけんな」って思ったんです(笑)
ーえ?(笑) どういうことですか?
日本だと良いステータス=幸せみたいなところがあるじゃないですか。家庭持って、マイホーム買って、車も買って、みたいな。ただ向こうの人は今を楽しんでいるのが衝撃的でした。ちょっと会話ができるようになってきたとき、友達何人かに「将来どうするん?貯金とかしてんの?」って聞いたら、全員口を揃えて「家買うくらいなら酒買うぜ」って。低賃金でも幸せであるってところもすごくカルチャーショックでしたね。それで幸せなんて考え方次第だし、僕みたいに日本で挫折してしまった人でも活躍できる場所ってどこにでもあるなって思ったんです。
ーなるほど!ちなみに帰国してからは何してたんですか?
高校留年した以上、大学なんか行く気なかったし、海外に興味がすごく沸いて、ワーホリで色々な国を回りたい気持ちが一番強かったです。でも親やコーディネーターの勧めで大学は行くことにしました。親に対する罪悪感が一番の要因ですね。(笑)
入学してからも普通にフル単で、GPAも2.7くらいありましたし、平均的な大学生だったと思います。
ー起業に至ったきっかけは何だったんですか?
大学2年生になった時に学歴社会が崩れているっていう話を聞いて、「これやべえな。なんかしなきゃ」って感じたんです。別にデータに基づいた情報でもなく、誰かが言ったのを耳にしただけですが。(笑)何かしないとダメだなって考えていた時に遠い知り合いから英会話スクールの立ち上げ手伝ってくれみたいな話が来たんですよ。
高校生の時に留学行ってたおかげで、異文化交流に理解があるし、英語は話せるし、日本の英語教育への疑問点とか解決方法とか自分なりに持ってたので天職かなって思って始めました。
ー今と違う仕事を天職だと思ってたんですね。その天職からどんなきっかけで今に至るんですか?
当時、英会話スクールで営業とか企画とかやってたんですけどちょっとくすぶってました。プロダクトも仕事も好きでしたが、自分が前進しているような自覚が全然なくて。
それを察知してかわからないんですけど早々に同じ会社から独立してた代表の村上がプログラミングスクールを立ち上げる時に僕に声をかけてくれました。その時点では僕たちの会社ではなく、代理店のような形です。
ただ僕はその時点でITとか全然わからなかったので、カリキュラムとかには携わってはいなかったです。ずっと教育系事業で営業や企画をやっていた共通点とかあったこともあり、生徒さんが集中できる環境作りとかコンテンツ作りとかやってました。それを一年くらいして、いい機会だし独立しようってことになって2018年8月に新しく株式会社TOMAPを立ち上げました。当然僕もプログラミングは勉強しました。塾長がプログラミングわかんないってなんか嫌なんで(笑)
ー塾長のお仕事についてもざっくり教えてください!
これ言うと批判くらいそうですが、僕プログラミングほとんど書けないです。(笑)プログラミングスクールの従事者の中では異例なんじゃないですかね。
カッコよく言うと、塾長であることが塾長の仕事だと思っています。プログラミングはプロの講師に任せてます。僕が意識しているのは「とにかく、生徒さんがリラックスして勉強できる環境を整えること。」せっかくスクールに通うのであれば、僕が一番重要視して選んで欲しいのが学習環境です。例えば、超有名な塾に入ったとしても全員が東大に受かる訳ではありません。それと同じで、カリキュラムがいかに優秀なものだったとしても、学習に集中かつ継続できないと意味がありません。時にビジネスと顧客利益は相反することもあります。その時に迷わず生徒さんの利益を優先させられるのが僕たちの強みです。
あと、実際に卒業生の方にもお声をいただいていますが、ZeroPlusの良いところは、プログラミング以外にも得られるものがたくさんあることです。僕が常に意識しているのは、生徒さん同士、生徒さんと講師、生徒さんと僕たち運営のコミュニケーションが常に円滑に、気軽に行われるような環境です。
この前もTwitterで卒業生の方が感想を呟いてくれていて。ZeroPlusに入ってよかったことの第4位が「プログラミングが身についた」でした。(笑)それ以上に仲間と出会えたことなど、環境面がいちばん印象に残ったようです。プログラミングが身についたことが4位ってなんか複雑ですが。(笑)
ー順也さんが創りあげた環境が評価されているって、嬉しいことですね!最後に、これからプログラミング学習を頑張ろうと思ってる人に一言!
独学だろうが、スクールだろうが、環境はどこでも良いと思います。必要なのは、何があれば自分が学習に集中できるのかをきちんと把握すること。どうやったら効率よく、継続できるのかを知ることができれば、誰でも学習はできると思います。僕たちはいつでも相談に乗ります!
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