みなさんこんにちは!東京インタープレイ(株)企画広報部のうさみです。
このたび、プレスリリース第3弾が配信されましたので、そのご報告とレポートです。
●今回のプレスリリースについて
東京インタープレイ(株)は、令和2年7月5日、「議会デモテック」を推進する茨城県取手市議会、早稲田大学マニフェスト研究所、一般社団法人地域経営推進センターと4者協定を締結。令和2年9月の定例議会より「SideBooksクラウド本棚」「SideBooksタブレット採決システム」を提供している旨を配信しました。
※用語解説:「デモテック(DemoTech)」とは?
早稲田大学マニフェスト研究所では、新型コロナウイルス感染症の問題が発生する以前から、ICTやAIの技術・テクノロジーを活用した多様な主体の「参加」と「集合知」により、民主主義のアップデートができないかについての研究と運動の模索をしていました。この運動をICTやAIを駆使した革新的な金融商品「フィンテック(Finance×Technology)」にならい、Democracy(民主主義)にTechnology(技術)を掛けて、つくり出された造語です。
この取手市議会の取り組みには「議会ペーパーレス化」と「委員会オンライン開催に伴う採決システムを用いた表決」が含まれます。
・「議会ペーパーレス化」について
デモテックを推進する取手市議会では、議会のペーパレス化は必須でした。今回、東京インタープレイ(株)の「SideBooksクラウド本棚」を活用することで、令和2年10月から議案書、予算・決算書などの議場配布資料、各種計画、招集通知などの紙配布を廃止⇒ほぼ100%ペーパーレス化を実現。労務面・コスト面共に削減と良い効果が出ています。
・「委員会オンライン開催に伴う採決システムを用いた表決」について
コロナ禍において可能な限りオンラインで議会運営を行うべく、定例会の初日である令和3年6月10日、議会会議規則の改正案が提出され、全員賛成で可決。これにより、オンライン委員会において表決の場面で活用されているのが、東京インタープレイ(株)の「SideBooksタブレット採決システム」です。
このことで、従来、市議は表決の場で議場にある物理的表決ボタンを用いていたものを、オンライン委員会開催時、タブレットに登載されたシステムを用いて表決することが可能となりました。
⇑<タブレット採決システム>画面
●うさみの感想
取手市議会では「デモテック」を推進することで、様々な課題抽出がされており、その課題を解決する策が見出せた先に、新しい形の議会運営などが見えてくるといいます。「議会」という組織には「住民」が含まれています。その「住民」をオンラインを用いてどのように関心向上できる策があるか目下模索中で、この取り組みには終わりがありません。
このように、先進自治体ではDX化の取り掛かりとして「ペーパーレス化」を推進しています。
東京インタープレイ(株)も、引き続き取手市議会での取り組みに参画し、デモテック」推進に寄与すべく取り組んでまいります。
詳細は、プレスリリース配信サイト「@Press」に掲載しています。下記リンクより是非ご覧ください。
●茨城県取手市議会、 議会デモテック推進の一環でペーパーレス会議システム「SideBooksクラウド本棚/タブレット採決システム」を活用中
https://www.atpress.ne.jp/news/272504