7月、これまでの延長ではないトランスフォーメーションを実現する。事業・組織・営業のあり方、すべてをゼロベースで考えていくチャンス。社長が語るトーコンのNewStyle #2
こんにちは、トーコン ホールディングス前原です。梅雨らしい毎日が続いていますね。昨年の関東の梅雨明けは7月24日ごろだったようです。あと少しですね。
さて、トーコンでは、感染防止と社会・経済活動を両立する「新しい日常」を創っていくために、6月を起点と考え、全社をあげて営業推進に取り組んできました。そんな1カ月が終わったところで、今日から始まる7月の展望を含め、事業会社社長の堀川にインタビューしました。
これまでを振り返って。社長が語る、緊急事態宣言後のトーコン。
前原 堀川さん、6月が終わりましたよ~!!あっという間でしたね。
堀川 ホントですね。4・5月は誰もオフィスにいない日々でしたが、6月少しずつですけど出社するメンバーも増えてきて、やっぱり顔を見ると嬉しいです。とはいえ感染予防の緊張感は必要ですが。
前原 遡って、トーコンは緊急事態宣言後、一斉に在宅勤務に切り替えてお客様に「今自分たちがすべきこと」を徹底的にやってきたと思います。その期間を振り返ってどう感じますか?
堀川 緊急事態宣言下の4・5月は、お客様も情報が入りにくくなっていると思ったので、まずはお客様接点を絶やさない、採用や集客の予定が無くても情報提供したり、今考えていることを聞くことに専念しました。また、これまで取り組めなかったことに組織・個人で取り組むことでレベルアップを図りました。慣れない環境の中で、みんな一生懸命取り組んでくれたと信じています。
※4月半ばに実施された全社集会(キックオフミーティング)、通常はホテルなどを借りて実施するんですが今回は全てオンラインで、社内SNSと動画投稿で実施。4・5月はこうしたツールを各現場でフル活用して情報伝達や業務連携を進めていました。
前原 そうですね。4・5月の「これまで取り組めなかったことに組織・個人で取り組む」というのは色んな部署で面白い取り組みがたくさんあったと思います。営業個人によるSNSの活用や、事業ごとでのセミナー開催とか、新たな顧客接点づくりだったり。
堀川 正直なところ、その成果が出るのはまだ7月以降だと思っていますので、これからですね。
前原 そう考えると、6月で一転モードが変わりましたよね。「もはや自粛ではない」「思考停止しない」というメッセージとともに在宅と出社を組み合わせるなど、一歩変化した月でした。掲げた月間業績目標も達成。
堀川 6月は最低限やるべきことはできたのではないかと思っています。まずはみんなが「変化に慣れてきたこと」は良かったと思います。人は変化を嫌うものです。ただ、この環境になってから、日々変化するメッセージを受け取ってくれるようになったと思います。柔軟に変化しながら、この環境に適応していくことを組織としても個人としても身につけられ始めたかなと。結果はこれからだと思いますが。
※毎日、社内SNSのトップには社長自らのメッセージが。2020年6月1日を起点に、1年=50週としたときに100週間で約2年。2年後更に皆が「どんな環境でも通用する人材」になっていることを目標に掲げてそこへの道のりをアップしていくというもの。
どのように世の中が変化しても、社会から必要とされ続ける存在であるということ。
前原 しかし7月は、トーコンにとって55期の最後の3カ月(トーコンは10月から1年がスタートと考えます)でもありますね。これから特に重点的に取り組んでいくことを教えてください。
堀川 「感染拡大防止と事業成長の両立」がテーマです。社員・お客様、その先の大切な方々を守るために、まずは徹底的な感染防止。ひとりひとりが責任のある行動を取ることを求めていますし、会社としても対策していきます。
前原 こちらは先日ホームページにもUPした、職場クラスター対策としての「勤務ポリシー」ですね。
堀川 その上で、これまでの延長ではないトランスフォーメーションを実現する。事業・組織・営業のあり方、すべてをゼロベースで考えていくチャンス。そういう意味では「トライの数」を圧倒的に増やしていきたいです。
前原 そのために、対策として何か構想されていることはありますか?
堀川 まさに「正解が無い世の中」ですから、OS(オペレーティング システム)をアップデートしなければいけないんです。小さなトライ(実験)をし続ける。トライのスピードを上げるための多能工化(ひとりで出来る範囲を広げる)。PDCAではなくPDLA、Check(確認)ではなく、Learn(学習)です。すべては学びであるという考え方ですね。4月~6月は緊急事態及び体制を整えるために、「成長支援の時間」を取れませんでした。なので7月以降は、どんな環境でも通用する人材になるために、成長支援(教育)の場を作っていきたいと考えています。
前原 それは楽しみです。私ももっともっとアップデートしなきゃですね・・・
堀川 私たちの事業は「人がすべて」ですからね!よろしくお願いします!!
新しい日々の始まりである今日は、朝から全社をZoomで接続して全社会議。(インスタントラーメンを例にあげて話しながら思わず「(実は)インスタントラーメンが好き」という話で笑顔になっちゃう堀川さん。堀川さんがラーメンが好きなこと、私は知ってますよ・・・)
私たちが大事にしていることは「ラストワンマイルを制する」ということ。
まずはバックオーダーをすべて預かる。
経営者・キーマンとどれだけ「濃く」繋がれるか。これに尽きる。
会社・領域・エリア・役職・職種関係なく、できることをすべてやっていく、そんな3カ月。
暑い夏になりそうです!!