研究開発部門が行うインターンシップ「Rocket Internship」を開催します! | TIS株式会社
この冬、TIS株式会社の戦略技術センターとAIサービス事業部はインターンシップ「Rocket Internship」を開催いたします。本記事では研究開発を行う両部門が開催するインターンシップを紹介します。 ...
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TIS株式会社のR&D部門である戦略技術センターが冬季インターンシップを開催いたしました!戦略技術センターは毎年冬季インターンシップを開催しており、素晴らしい学生に参加頂けて嬉しい限りです。今年はAIサービス事業部と合同でそれぞれが取り組んでいる技術を対象とした「機械学習/自然言語処理コース」、「MR(Mixed Reality)コース」、「チャットボットコース」の3コースで実施しています。
今回はインターンのタイトルを「Rocket Internship」と銘を打ち、自分のアイデアや仮説の検証を進めながら個人毎にプロトタイプの実装を行うプログラムとなっていました。2日間という短い期間でしたが社員からほぼマンツーマンに近い形でフォローを受けながら進められ、研究開発の難しさと醍醐味を体験しながら思い思い実現することができました!
TIS東京本社にて2018年1月30,31日、大阪本社にて2018年2月19,20日で開催しました。日当(今年始めての試みです!)、交通費、宿泊費支給ということもあり、東京や大阪だけでなく名古屋や九州から参加してくれた方もいらっしゃいました。
進め方においては研究開発の取組み方を体感してもらえるような工夫を随所に散りばめて実施しました。アイデア出しや考えをまとめてアウトプットを生み出すなど、研究開発で行われる作業はオープンな環境であることが好ましいと私達は考えています。そこでインターンにおいても議論しやすいような机の配置にしたり、必要に応じてslackを用いるなどコミュニケーション手段の多様化、おやつテーブルを設置して息抜きがてらに雑談や相談がしやすいようにするなど行っていました!
機械学習を用いて有価証券報告書の感情分類を行う問題に取り組みました。弊社で構築し無償公開した感情分析を行うための有価証券報告書データセット「chABSA-dataset」を題材に用いました。基本的な感情分類の方法を学んだ後、性能向上のためにどのような事をやればよいか仮説を立て検証を進めていきました。
マイクロソフトが発売しているMR(MixedReality)デバイス「HoloLens」を利用し、MRエージェントと対話を行うアプリを作成しました。このコースでは弊社が一人一台開発用PCとHoloLensを用意し、Unityによるアプリケーションの実装を行ってもらいました。30万円近くする個人ではなかなか手が出せないデバイスを実際に用いることができたり、マイクロソフトMVPアワードを受賞されたメンターを含むスペシャリスト達からのフォローもあったりで刺激的だったようです。
TISが開発したチャットボットプラットフォーム「Dialog Play」を用いて、与えられた課題を解決するチャットボットを作成してもらいました。実装するための技術も大切ですが、利便性や想定通りにシナリオを進めるための工夫など利用者目線でアプリケーションを作り込んでいくことが大切だと実感してもらえました。
インターンを通じて新しい技術に触れることの楽しさや難しさ、そしてビジネスに活かすための気付きや注意すべきポイントを感じて頂けたら幸いです。戦略技術センターでは2018年度もインターンシップ開催を予定しておりますので、是非チェックをお願いします!