「サキダチ、ヤクダツ。」という企業メッセージを持つテテマーチは、SNSマーケティングサービスを強みとする会社です。目指すは常にニーズの先をいく未知なる価値を創造していくことです。
先日、「サキダチ、ヤクダツ。」を体現し続けるため、テテマーチでは行動指針として大切にしてきた「5バリュー」に、新バリューとなる『ラプる』を追加し、「6バリュー」へと強化しました。
前回に引き続き、新バリュー策定プロジェクトを牽引したプロジェクトリーダー の小林憲史さんプロジェクトを経営サイドからサポートした人事の下村佳世さんに、バリュー浸透のための取り組みや新バリューに込められた経営陣の想いについて話を聞きました!
※インタビューはオンラインで実施し、撮影時のみマスクを外すなどの感染対策をしっかり実施した上で行っております。
ー これまでのインタビューを通して「浸透」というのがキーワードになっているように感じましたが、改めてバリューを浸透させるためにやっていることがあれば教えてください。
下村:バリュー賞というテテマーチの評価制度の1つで、半年に一度全員投票でそれぞれのバリューを最も体現した人を決める表彰があります。実際に2021年12月末に実施したバリュー賞の表彰では、今回の新バリュー策定プロジェクトに参画してくれた小林さんが「ペフォる」、玉置さんが「ジャイキる」で受賞しています。
※各バリューの意味はこちら。
もともと「ペフォる」「ジャイキる」の行動指針に沿った活動をしてくれていたのはもちろんですが、今回の新バリュー策定に携わりバリューに対する理解が深まったことで、さらなる体現に繋がったのではないかと思います。
※受賞時の様子
実はテテマーチの文化・社風ですごくいいなと思っているのが、入社した方の多くがミッション・ビジョン・バリューに共感して選んできてくれているので、毎日の日報の中でも社員がバリューについて書いてくれていて、積極的に「ラプるやりました!」とか「それ、アベるだね!」といった会話が生まれていることです。
私の今までの経験の中では、会社側が制度や企画をしないとバリューが浸透しないのが当たり前で、もはや会社側がどう頑張ってもなかなか浸透しないような環境だったので、本当に驚いています。仕組みや仕掛けだけではなくて、ちゃんと文化になっているっていうのはテテマーチの強味だなと思いますね。
ー小林さん、「ペフォる」を受賞した感想を教えてください。
小林:素直に嬉しいです。ディレクターは若いメンバーが多くいるので、自分がどう可能性を引き上げる手伝いができるかであったり、業務委託やパートナーの方々が働きやすい環境にできるかであったりを考えながら、日々改善に取り組んでいました。「ペフォる」は相手がいてこその賞なので、自分の取り組みを受け入れてくれたメンバーに感謝ですね。
これからもバリューの体現をしていきたいと思いますが、今年からSNSマーケティング事業部のゼネラルマネージャーに着任したので、今後は配下のメンバーにどんどんバリュー賞を受賞してもらえるように取り組みたいなと思っています!
ー 新バリュー策定では経営陣とも色々お話されたかと思いますが、この言葉が印象に残っているとか、ここは大事にしたいと思ったなどのエピソードはありますか?
小林:そうですね。今回のバリューにおいて「外に出る」が大きなテーマになったと思っているんですが、以前もお話ししたように最も議論になったのが「外に出るって何なんだっけ?」というところでして。
広い観点でみてしまうと、読書や映画・テレビ鑑賞なども作り手の意図を考えるようになれば、それも「外に出る」に当てはまるのではないかと判断できてしまう。一方で、やはり経験者から実際に話を聞いたりだとか、直接コミュニケーションを取ることの重要性があるのではないか。といったように、ひとえに「外に出る」と言っても幅広い捉え方があるため、このバリューで掲げる『外に出る』はどんな行動を求めることなのかを追求しました。
そんな中で、最終的に『ラプる』に決定するに至ったのには「人との交流」が軸になったことでした。これは経営陣との会話で、「単に事例や手法をインプットするだけではなく、その経験の背景にある別の体験との紐づきであったり、人生経験からくる判断だったり、そういうものがアウトプットの重みを変え、深みを出す。だからこそ人との交流が大事」という話があったのが理由ですが、この感覚は自分としても物凄く腑に落ちた部分でしたね。
深いエピソードまで取りに行き、いかにそれを学んで自分に落とし込めるかが重要だと理解できたので、単に「外に出ましょう!」というメッセージよりは「人の経験とか体験を意識して背景まで含めて聴いていく機会を持ちましょう」という意味合いを社内にしっかり伝えられるバリューと社内発表資料を作りたいと思うようになりました。
ー 下村さんは経営陣とのやり取りで印象に残っていることはありますか?
下村:新バリュー策定プロジェクトを立ち上げる前、経営陣と今新たにバリューを追加する理由について何度も話し合いました。これまでは個々が「自己成長のため」や「自分の独自性を模索・確立するため」の手段の一つとして「外に出る」アクションをしてくれていました。それをあえてバリューにしたのは、会社がさらなる成長を遂げるには、今まで以上に個々のメンバーの新たな気付きや学びが重要になると考えていたからでした。
社内発表の時に経営陣からも全社向けに話がありましたが、人との交流に関してはやはり得意な人と不得意な人がいて、どんどん外に出ていける人とちょっと億劫だなって思う人もいると思っています。ただ、会社の枠に留まりすぎて殻に閉じこもるようになってしまわないように、苦手意識がある人にも必要な時は自分から積極的に「外から情報を得る」っていう意識を持ってほしい。自分だけじゃ成し得ないことや、社内の情報だけだと超えられない壁はどうしてもあると思うので、そこの殻を破っていく気持ちを全社的に持てるようにしていきたいです。
ー バリューにすることで、行動要因にしていくんですね!
下村:そうですね。新バリュー「ラプる」を通して、テテマーチのメンバー全員に人との交流から気付きや学びを得て、それを実際の仕事で活かせたとき、会社の大きな成長に繋げられたときの喜びを経験してもらいたいです。
人との交流を得意としている人には、ぜひ「新たな繋がりができるとこんなに楽しいよ!こんなに自分の可能性が広がるんだよ!」など、ラプることで得られるプラスをどんどん社内に伝搬していってほしいなと思います。そういう動きが組織運営にすごく大事なのではないかと思っているので、メンバー同士で「これで悩んでるなら、詳しい人紹介しようか?」とラプる機会を創出するお手伝いも互いにできる文化にしたいです。
ー 小林さんは入社間もない状態からのプロジェクト参加で、上田代表とお話する機会も急に増えたかと思いますが、どうでしたか?
小林:そうですね(笑)おっしゃる通り、本当に入社したてでプロジェクトに参加して、上田さんとは最終面接でお話しした以来だったので、はじめは緊張しました。もともと、会社の経営者・社長は意思が強くて、その強い意思が根幹としてあるのが会社だと思っていて、今回のプロジェクトで上田さんの意思に触れられたというのは、とてもいい経験だったなと思います。
多くは語らない方ですが「会社を良くしたい」っていう想いが根底に絶対あるので、その想いを無駄にしないように、いかに意図を汲み取って現場に浸透させるか、というのが私たちプロジェクトメンバーの役割だったのかなと思います。
実際に検討を進めていく中で本当に右往左往しましたが、そんな中でもブレなかったのは「会社を良くしたい」とか「経営陣が話してくださった会社の今の課題に対する解決策になっているのか」という部分だったので、上田さんと直接お話できたことが熱量に繋がったように感じています。
ー 最後に、小林さんから候補者の方に一言お願いします!
小林:新しい人が入ってくるタイミングで、その人自体が会社にとって「ラプる」だなと感じています。新卒の方もそうですが、特に中途の方を採用する場合は「ラプる」のように新しい価値観・経験を持った方を会社に取り入れる要素が結構強いと思ってるんですよ。その人の良さをさらにテテマーチで活かすためにはどうすればいいのか、お互い考えていけたらいいなって思います。
シンプルにバリューやミッションに共感して「働きたいです」と思ってくださることはもちろん嬉しいですが、会社に無理して染まろうとしすぎる必要は全くないと思っています。テテマーチは業務委託の方々や外部のパートナーさんも含めてチームになっている会社です。常に外の価値観に触れている環境の中で、テテマーチとして何を大事にしていくのかを考えながら進んでいます。なので、社内の価値観と違う部分も大事にしてもらって、新しい視点を提供してくれたら嬉しいです!ぜひ一緒に働きましょう!
ー ありがとうございました!バリューについてもっと知りたい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
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