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テテマーチの行動指針「5バリュー」に新バリューが追加!策定プロジェクトのメンバーにインタビュー!

「サキダチ、ヤクダツ。」という企業メッセージを持つテテマーチは、SNSマーケティングサービスを強みとする会社です。目指すは常にニーズの先をいく未知なる価値を創造していくことです。

先日、「サキダチ、ヤクダツ。」を体現し続けるため、テテマーチでは行動指針として大切にしてきた「5バリュー」に、新バリューとなる『ラプる』を追加し、「6バリュー」へと強化しました。

今回は、新バリュー策定プロジェクトを牽引したプロジェクトリーダー の小林憲史さんプロジェクトを経営サイドからサポートした人事の下村佳世さんに、新バリューや策定までのストーリーを聞きました!

※インタビューはオンラインで実施し、撮影時のみマスクを外すなどの感染対策をしっかり実施した上で行っております。

ー早速ですが、新バリュー「ラプる」について教えてください。

小林:「ラプる」は「塔の上のラプンツェル」をテーマにしたバリューです。ラプンツェルのストーリーから用いて、『外の世界へ飛び出し人との出会いや経験を通じて 変化の種を見つける』という意味づけをしています。

知らない方のために説明するとラプンツェルのお話は、狭い塔に閉じ込められたラプンツェルという名の女の子が、長い間その塔の中でまだ見ぬ外の世界への憧れを募らせて過ごすところから始まります。毎年自分の誕生日の夜に、夜空に放たれる無数のランタンの灯りを近くで見てみたいと夢見ていた彼女は、18歳の誕生日を前にあふれ出した探求心を胸に塔を飛び出し、冒険に出かけていきます。ラプンツェルは、外の世界に飛び出したことにより長年の夢を叶えられただけでなく、人との出会いを通じて新しい自分を見つけることができたという内容です。

新バリューの発端として、「社内だけでなく社外に出て、様々な情報を得たり繋がりを作ったりしながら、成長することを目指す文化を作りたい」という会社の想いがありました。新バリュー策定プロジェクトのメンバーで「外に出る」ってどういうこと?というところを、時間をかけて深掘りしながら何度も話し合っていき、出てきた案から「ラプる」が意味合いとして最も適しているのではないかと決定にいたりました。


ー「ラプる」に決定するまでにどんな議論があったか、具体的に聞かせてください。

小林:実は、決定まで想像の3倍くらいの時間が掛かってしまいました。全社会議でネーム案とプロジェクトメンバーの募集があり、応募者から選出された4名のメンバーでプロジェクト発足したのですが、発足段階であとは浸透するためのネーム案を決定していくという段階だったはずが、「外に出るってどういうこと?」「本当にバリューに掲げる必要があるのか?」といった本質の部分まで立ち返って、何度も議論を重ねました。

ブレストをしていった結果、行き着いたのが「探求」というワードでした。「探求」の意味は、『ある物事をあくまで捜して得ようと努めること』です。これをテテマーチに当てはめると、会社の掲げるMVVを体現し続けていくために必要な変化・変革の種を、社内だけでなく社外にも徹底的に捜しに行って得るように努めることなのではないかと考えました。

ここから「テテマーチの探求」とは何かを更に考え、私たちがたどり着いた答えが「新たな可能性を秘めた外の世界に目を向けること」でした。

一方的に情報を得るのではなく、インタラクティブなコミュニケーションを通じて背景や経験まで得ることが、今回のバリューの意味合いとして重要でした。そこまで表現・浸透できるネームにしたいと考えたところから、ラプンツェルのストーリーに繋がったというのが、新バリュー決定までの流れです。


ーなぜこのタイミングで5バリューに加えて新バリューを策定する必要があったのでしょうか?

下村:テテマーチは今、全体で80名ほどのメンバーがいます。実は、この1年で40名近くのメンバーが増えました。今後より多くのメンバーにジョインしていただくとなると、改めて組織化が重要となってきます。さらに強い組織にしていかなければならないことを考えると、元々社内にある知識や経験だけでは我々が提言している「サキダチ、ヤクダツ。」というミッションを根強く体現していく姿に紐づかないのではないかと思うようになりました。

組織が大きくなり始めたこのタイミングで、社内での掛け算を促すだけでなく社外にも積極的に知識や経験を取りに行き、それをテテマーチの良さと掛け算してより良いものを創り出していく必要性が高まっている。そういう経営サイドの想いが背景にあり、5つのバリューに加えて「社外に知識や経験を取りに行き、それを社内に還元する」という6つ目のバリューを策定する運びとなりました。


ーこれまでの5つバリューは社内でのチームワークや個々の成長に密接なものが多かったなかで、外に目を向ける要素が増えたということですね。社内の取り組みで、すでに「ラプる」に関わる動きはありますか?

下村:テテマーチでは外部の方を講師としてお呼びした勉強会やイベントなどが、以前から頻繁に行われています。また、役員や管理職メンバーの中では「今までの成長スピードではダメだよね」と外部の知見を持った方々と情報交換したり、今のテテマーチの課題に関して解決策を持っていそうな方に会いに行ったり、実務ベースで「ラプる」を体現する動きが増えていました。

私自身も人事として、これから開発組織を強くしなければならない段階で、まずプロダクト開発に対する知識・経験が多くはなかったので「ラプる」を意識して実務に取り組んでいます。具体的には、開発チームの組織作りが上手くいっている会社の施策や考え方の良い部分を社内に取り入れていくようになり、1歩目としてエンジニア採用が進むようになってきました。

バリューとして掲げたからには、得意不得意にかかわらずメンバー全員がそれぞれ抱える課題に対して視野を広く、外にも目を向けていく意識を持ってほしいです。自分以外の経験も取り入れて、さらなる成長を目指していくことをカルチャーとして推進できればと思います。


ー新バリュー「ラプる」も含め、テテマーチのバリューは世の中に出ているコンテンツで表されてると思いますが、どういった理由なんでしょうか?

下村:理由は2つあります。1つ目は、「テテマーチらしさ」を表すためです。5バリューを策定したときは別の言葉でバリューを表していたのですが、もう少しテテマーチらしい言葉に変えようと考え、映画や漫画といった連想しやすいコンテンツから表現しました。ユニークなメンバーが多いことや、テテマーチがSNSマーケティング市場で多くのコンテンツと関わる企業であることから、こういった表現になったのだと思っています。

2つ目は、浸透のためです。こういった新しいバリューや制度を作るとき、”作って終わり”になってしまい形骸化するケースが多くみられます。私たちはバリューがしっかり社内で浸透するよう考え、誰でもパッとイメージできるものであることが重要だと思い、誰もが知っているコンテンツからワードを選定しました。

社内の会話の中でも「それアベってるね!」「そんなときはラプろう!」などバリューがよく出てきます。馴染みがあるコンテンツで覚えやすく、口にしやすいというのが定着・浸透のカギだと思います。

ーなるほど、定着のための仕組みが隠されているわけですね。次回は新バリュー策定プロジェクトの裏側について詳しく聞かせていただきます。次回もお楽しみに!


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