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「同僚」に”my co-worker”はNG!通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語

○月○日、Mさんは休暇明け初めての打ち合わせを担当クライアントと行っていました。その冒頭、休暇中の過ごし方ついて聞かれ、Mさんは答えたのですが、その時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
I actually took a 5-day intensive English training course with my co-worker.
(実は同僚と5日間の短期集中英語研修プログラムに参加してきました。)
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英語の所有格「my, your, his, her, their」などは「the=特定のもの」とほぼ同様のニュアンスを持ちます。なので「所有格+単数形」という単語は「唯一のこと」に使われることが多いのです。(例:my house, my car, my room, my favorite book, etc.) そのため、my co-workerと言うと「唯一の同僚」と勘違いされてしまうかもしれません。

◆オススメ英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
I actually took a 5-day intensive English training course with a co-worker of mine.
(実は同僚と5日間の短期集中英語研修プログラムに参加してきました。)
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≪ポイント解説≫
会話の相手が知らない「同僚」についての話をする場合には、「a co-worker of mine」もしくは「one of my co-workers」を用います。つまり、会話の相手は「同僚」が具体的に誰なのか分かっていない状況です。(=不特定)

例:
A co-worker of mine is going to transfer to the Singapore branch.
(同僚がシンガポール支社に異動になったのです。)
= One of my co-workers is going to transfer to the Singapore branch.

逆に、以下のように具体的な人物を想定できる場合は、my co-workerを用います。(=特定)

■名前を同時に言う時
上記の例文の場合も、名前を言うことで人物が特定されるので、my co-workerと言います。
例:
My co-worker, Satoshi is going to transfer to the Singapore branch.
(同僚のサトシがシンガポール支社に異動になったのです。)

■目の前にいる人を紹介する時
目の前にいる人も特定されているので、my co-workerと言います。
例:
This is my co-worker, Taro Yamada.
(こちらが私の同僚の山田太郎です。)


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