なにをやっているのか
地元農家のとれたて野菜のーかる
立川シェアオフィスTXT
まちづくり立川のコンセプトは
---- 立川を、「ファン」であふれる街にする。-----
fun…地域の楽しさ・面白さ、fan…地域を応援してくれる人 を街に増やしていくために、
まちに入り込み、常に未来を見据えながらまちの活性化につながる事業を行っています。
①「地元農家のとれたて野菜のーかる」の経営
https://www.facebook.com/tachikawa.norcal
株式会社まちづくり立川発足の契機とも言える事業です。旧農産物直売店の撤退に対して地域住民から存続を求める署名が集まったことをきっかけに、「まちづくり会社としてまずは地元の声に応えよう」と空き店舗に新たに開設されたのがのーかるです。立川では今も300軒を超える農家が野菜や果実を栽培しています。のーかるで提供する新鮮な野菜は地元飲食店にも好評を博し、南口の食の魅力向上にもつながっています。
②「立川シェアオフィスTXT・KODACHI」の管理運営
http://www.tachikawa-txt.com/
地域の活性化のためには創業意欲のある若者を集めることが重要であるとの思いから、企画会社と連携して立川の利便性を活かしたリーズナブルで特徴的なシェアオフィスを展開しています。
③完全個室・防音仕様のサテライトオフィス「Tovilla」の管理運営
https://tovilla.tokyo/
自宅・会社とはまた別の、「別荘(Villa)」のような第三の拠点。全個室が防音対応。立川で職住近接の新しい働き方を提供すべく2021年4月にオープンしました。
④姉妹都市アンテナショップ「信濃大町アルプスプラザ」の運営
立川市の姉妹都市である、長野県大町市のアンテナショップ運営を行政から受託し、運営しています。大町市の観光情報発信や、アルプスの天然水で育てられた農産物などを用いた惣菜や特産品の販売を行っています。また、年に20回程は土日に立川各所で行われるイベントに出店し、特産品の販売を通し、大町市のPRをしています。
⑤ファブスペース「Tschool〔ツクール〕」の運営
ものづくり型創業支援施設として、ものづくり活動をする人の活動支援場所となるファブスペースを運営していいます。ものづくり(レーザー加工機や3Dプリンター、工業用ミシンなどものづくりのための機材の貸し出し)・利用者同士のつながりづくり・販売チャネルの創出(地元ネットワークによる駅前商業施設での販売機会の提供など)ができる場所として運営しています。
⑥地元商店街の事務業務の受託
立川南口の10の商店街(会)の連合組織である立川南口商店街連合会において、会議の準備や運営・地域住民との意見交換会の開催・地域でのイベント開催の事務局等、事務業務全般を請け負っています。
月2回程度、夜間に行われる会議への参加が必要となります。
この他にも、まちを盛り上げるプロジェクトはたくさん。常に変動していくまちに合わせて活動しています。
なぜやるのか
大きく変わっていく立川駅周辺
北西部には今も畑が残ります
40万人以上の来街者が訪れる街・立川で現状に甘んじることなく、
街に残したいものや守りたいものをしっかりと後世へつなぎ、
新しい価値観でイノベーションを起こし、
街の「ファン」を増やしていかなければ、
この都会でもない田舎でもない立川という街は特徴のないままであり続け、
街を愛する人が減っていってしまうのではないか。
株式会社まちづくり立川は、率直にこのような危機感から生まれた会社です。
この危機感を有した立川南口の商業者6名が自ら資金を出し合い、
2014年春に設立されました。
立川は、大きく変動を続けてきた街です。
昭和初期に陸軍基地が開設、終戦後は同基地が米軍に接収され「基地の街」として発展しました。
立川の北口では、1977年に米軍基地が返還され、跡地には昭和記念公園が開業。
2000年には立川を南北に貫く多摩都市モノレールが開通し、2010年には市庁舎が南口から移転。2014年以降は、北口の基地跡地に大規模商業施設が次々と建設されています。
南口では、1966年より続けられていた土地区画整理事業が2014年に完了し、駅近隣の街区が整いました。北口とは対照的に、飲食店を中心とした小さな個店の集まる街並みが続きます。旧市役所跡地は子育て支援・コミュニティ創造・文化発信の拠点となっています。
株式会社まちづくり立川設立までの沿革
2008年11月 立川南口商店街連合会内にまちづくり協議会設立
2009年7月 研究・勉強を進める中で、まちづくり会社の設立が検討される
2012年10月 各商店街の要請を受け、まちづくり会社設立に向け戦略会議を設置
2013年12月 JA直売所「みどりっ子」撤退、住民から存続を求める署名1,300通超が集まる
2014年3月 戦略会議メンバー有志の出資により株式会社まちづくり立川設立
2014年4月 「みどりっ子」跡に「地元農家のとれたて野菜のーかる」をオープン
どうやっているのか
当社には現在役員が6名、社員3名がいます(2021年4月現在)。
役員は皆立川が大好きで、街のことを第一に考えているキーパーソンばかりです。それぞれが地域内に強力なネットワークを持っており、実行力とバランス感をもって地域発展に取り組んでいます。
スタッフは基本的に前述の立川シェアオフィスTXTにて事務作業を行い、打ち合わせなどの必要に応じて各所に出かけていきます。役員はそれぞれに自社の事業を運営しており、各人の所属する商店街の役員業務も多忙なため、一般的な会社組織のように一ヶ所に全員が集まって仕事をすることはありません。今回募集する正社員が会社業務の多くを専業で担うことになります。
会社メンバーが顔を合わせる機会は、定例では月1回の会社役員会・月2回の商店街連合会会議がある他、必要に応じてその都度設定しています。シェアオフィスTXTの隣室が社長オフィスのため、社長の判断等が必要な場合にはすぐに相談できます。その他メンバーにも街を概ね10分歩けば会うことができます。
社内の風通しはよく、お互いに何でも本音で話し合えるメンバーですが、実質的に会社をまとめ、引っ張っていくのは、正社員たちとなっています。