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昨期の振返りと今期のスローガン

このシリーズでは、株式会社シナジーの社員や役員にインタビューを行い、

「シナジーってどんな人がいるの?」
「ぶっちゃけどんな仕事してるの?」
「シナジーに決めた理由は?」

などなど、赤裸々に話してもらいます!シナジーの雰囲気や歩み、社風などを知っていただければ幸いです!

今回はシナジーの「昨年の振返りと今期のスローガン」について執行役員の小濱さんに聞きました!


──昨年の振り返りからお話伺いたいのですが、いかがでしたか?

小濱:全体的には景気と同じように事業全体として悪くなかったと思っています。

昨年のスローガン:「言える化」の環境づくりにおいて、
よく組織である「言いたいけど言えない」とか「言っても無駄だな」とか、そういう状態をなくしてみんなが会社や事業推進において何か進言できるような状態を作りたいと考えて取り組んできました。

関連記事:シナジーの「スローガン」とは?2023年『「言える化」の環境づくり』を噛み砕く

一昨年のスローガン:「聴く力を高める」において、様々な人から話を聴き、いろんな角度から質問することで聴く力を高めようと掲げていました。

しかし、なかなかそれでも言えないよねっていう話が、社内においては議題として少し上がって、言える環境を作っていこうかなと。

社外においてはこの聴く力っていうのは結構みんな実践できていたんじゃないかなと思います。

しかし、言える環境を作っていくには、何かを進言・提言しようとしたときに、会社が向かう方向性をある程度お互いに理解しておかないと、言える状況になったとしても、議論がかみ合わないということに気づきました。

シナジーで働く目的や働き方に応じて、その前提条件を一緒にしておかないと聴く力が成り立たないということに気づかされた感じですね、いい意味でも悪い意味でも。

より採用というものに力を入れないといけないなというところと、普段の仕事に対する姿勢っていうものの振り方でそこは変わってくるんだなというのは会社全体を通じて感じたところです。


──ありがとうございます。昨年の事業部ごとでも振り返りをお願いしたいのですが、まずはHRグループからお願いします。

小濱:HRグループに関しては、 まさに転換期というか、何か変化させないといけないなっていうのを感じた時期です。

物事はうまく進んでいたんだけれども、 ここから先、人口が減っていくのは目に見えている中で、外国人受け入れの緩和だったり、外部環境が目まぐるしく変わっていったりしていて。

シナジー全体でそういった人を採用したいというニーズに応じて提供できるような状態を作らないといけないなっていうことを感じました。

外部環境に大きく影響を受ける業態ではあるので、お客様の工場がストップしたりするので、それでも強い会社を目指さなければなりません。

求人広告にたくさん投資しても人は集まりません。急に労働者が増えてくるわけではない中で、違った形でシナジーが出せる価値っていうものを考えないといけない。31期に向けて実践しないといけないなと感じました。


──ありがとうございます。続いてぐっともっとグループはいかがでしたか?

小濱:ぐっともっとグループに関して、昨年は過去の最高売上、最高収益でした。その中でノウハウが大きく貯まっていったなと。自分たちができること、成果が出る手法がわかって、勝ち筋みたいなものが見えてきました。

昔は今よりもっと属人化していたので、今年は属人化したものをいかに仕組み化していって、もっと自分たちのサービスを使ってもらうことによって喜んでもらうお客さんを増やしていきたいです。


──ありがとうございます。続いてビルメンテナンス事業部をお願いします。

小濱:HRグループ同様に労働集約型のビジネスになるため、脱却しなければならないポイントが複数点見つかりました。

業界的に非常に厳しいところではあるのですが、AIに取って代わられにくい業界ではあるため、ノウハウをしっかり溜めて新たな挑戦をしていく道筋が見えましたね。


──ありがとうございます。最後に警備事業部をお願いします。

小濱:警備事業部は吉本部長を筆頭に頑張っていただいて、新しいメンバーも参画しました。また新しい取り組みとして、AIを用いた警備を実施しました。これは広島県で初の試みでしたね。

こういったものをどんどん世に広めていきたいですよね。シナジーだからこそできるということを実施していきたいです。

そして2024年から岩国の事業所を立ち上げることができました。更に私達が提供するサービスで喜んでもらえるお客様を増やしていきたいですね。


──ありがとうございます。昨年のお話を伺うことができたので、続いて今年のスローガン選定の背景をお聞きしたいと思いますが、今年のスローガンが 「言語化力」を磨こう ですね。

小濱:言葉(日本語)ってとても難しいですよね。。伝えた内容が相手にとっては違う捉え方をされ、本来伝えたい意味と違うように伝わってしまった、ということは誰しも経験はあるのではないでしょうか。

なので私たちはまず、共通言語というものをしっかり固めていきたいなと思っています。例えば、部下が上司に「今日中に提出します!」と言ったところで今日中っていつだろうと思いませんか?

部下にとっては23時59分かもしれません。会社として今日中とは・・・「16時である」と定めなければならないと思っています。

そして、部長の役割、マネージャーの役割、チームリーダーの役割も明確にする必要があります。

「ぐっとくるを、もっと。」って何のことなんだろう、人によってそのぐっとくる基準が違うのは当然ですが、目指すところだったり、自分たちが大切にしていることを大切に、明確にしていきたいというのが、言語化力を磨いていく大きなポイントです。

物事にはすべて本質があって、何のためにこの仕事をしているのかがとても重要で、何のためかを理解してないと、そこから出る成果物っていうのが大きく変わってきます。

そのため重点施策の1番目に「あらゆるもののなぜを考え、なぜを伝える」を掲げました。

2番目に「言葉にできないを言葉にする」と掲げましたが、これは言葉のままではあるのですが、今の自分では言語化できないものを言語化する努力をする必要があり、そこにシナジーの価値があると考えています。

言葉・言語を知らないと直感や運の良さを理由にしてしまい思考放棄してしまいます。

言語化する理由は、その運を手繰り寄せたのには理由があって、一つじゃない可能性や複数の要因がたくさんあるからです。

その要因が絡まりあって成果が出たり、反対に失敗したりするので、ただ単に運が悪かった・運が良かったではなくて、きちんと言葉にしてなぜそれがうまくいったのか、なぜ失敗したのかということを言葉にできるような状態にしたいですね。

最後に話した共通言語のところで言うと、”私はこう思う”より”私たち”、”I”じゃなくて”WE”。”私たちはこう考える”ということを言えるような状態にしたいですね。

私はこう思うんですけど会社としてはどうかわかりませんという状態は会社として良くないので、なんで私たちはこうなんだと社員みんなが言えるような状態を作りたいですね。

1年で全部できるとは思っていないですが、そういう文化形成を会社として作っていきたいです。


──ありがとうございます。スローガンの選定も踏まえて、今年やっていきたいこと・注力するポイントがあれば教えてください。

小濱:ナレッジ(知識)を溜めていきたいなと思っています。今仕事をしている中でフロー情報とストック情報がすごく入り混じっています。

日々の仕事の中でずっと動いていて、ナレッジをため込んでいくということは、ストックだけ抽出してナレッジとして会社の知識と共通言語としてため込んでいるものを一元化して見えるような形っていうのを作っていきたくて、1年通じてやりたいですね。


──昨年の振返りと今期のスローガンについてお話いただきました。ありがとうございました!









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