2020年10月27日、オークラプレステージタワー2階 オーチャードにおいて、『徳島県主催企業誘致セミナー 徳島ビジネスフォーラム in 東京 WITHコロナ時代の処方箋 ~徳島からの「緊急提言」』が開催され、徳島を選んだ企業経営者として弊社代表取締役 鈴木史郎が「エンジニアが光輝く会社」と題して登壇致しました。
寄せては返す波のように、様々なご縁に恵まれて出会った美波町
本セッションでは、20代の頃から釣りとサーフィンが大好きな代表の鈴木が、美しい海の見える豊かな自然の中で、エンジニアがのびのびとクリエイティビティを発揮できる環境を探していたこと。また、システム開発部立ち上げ当初から、事業拡大を手伝ってくれていたサーフィン仲間でもある小学校の同級生のエンジニアが、激務で体調を崩して会社を去ってしまい、その彼ともう一度一緒に仕事をするにはどうしたらいいかを考えていた時に、様々なご縁に導かれるようにして美波町との邂逅に恵まれ「サテライトオフィス美雲屋」開設に至った経緯などについてお話しさせて頂きました。
(築150年の古民家を改修して創設した徳島サテライトオフィス美雲屋)
(写真:コロナ禍以前、大阪のエンジニアがサテライトオフィス美雲屋に集まり開発合宿を行う様子)
時空を超えて、東京と徳島サテライトオフィス美雲屋をZoomで生中継!
セッションでは、東京の会場から弊社の徳島県美波町サテライトオフィス美雲屋に勤務するスタッフとZoomで中継を行い、豊かな自然に恵まれた美波町での働き方や暮らしについてご紹介させて頂きました。
(写真:Zoomで東京と徳島県美波町を繋いで徳島サテライトオフィス美雲屋について紹介する弊社代表鈴木と美雲屋のWebデザイナー小林)
たくさんの温かいご縁に恵まれた美波町での豊かな暮らし
セッション後半では、美雲屋を開設したことをきっかけに、チームビルディングを始め、ブランディングや採用広報などの様々な領域において計り知れない「プライスレス」な効果が現れていることについてお伝えさせて頂きました。
具体的な効果の一つとして、大阪のエンジニアが美波町での暮らしをあまりにも気に入ってしまったため大阪から美波町へ移住し、現地で村の人たちに祝福されながら結婚式を挙げました。さらには、美しい静かな自然の中で新居を建て、新たな家族と共に幸せな暮らしや働き方を叶えられたことなどについてご紹介致しました。
(写真:大阪から美波町に移住した美雲屋スタッフ。花嫁は漁船で登場!)
その他にも、美雲屋での開発合宿で、大阪本社のエンジニアが美波町へ訪れるたび、地元の方々が温かく歓迎して下さってバーベキューを楽しんだり、夏には阿波踊りに参加させて頂いたりしていることをお話し致しました。
また、システム開発の合間に、エンジニアが漁師さんの漁船に乗せてもらって海へ出たり、豊かな自然に恵まれた美波町での貴重な体験を堪能させて頂いたりすることが、技術者集団の結束力強化や、リモートワークを含めた新しい働き方の実践、更にはブランディングなどの面において数々のメリットをもたらしていることなどについてご紹介致しました。
(写真上:エンジニアの家族も美波町に集合して一緒に田植えに挑戦する子どもたち)
(写真:美波町の海へ釣りに出た代表鈴木とエンジニア。収穫した魚は大阪本社スタッフ家族のお食い初めのお祝いとして贈りました)
鈴木商店の原点であるサテライトオフィス「エンジニアが光り輝く会社」を目指して。
セッションの締め括りでは、過去にマネジメント強化のために一般的な企業を真似てピラミッド型の管理手法を導入してみたものの失敗してしまい、どうにも立ち行かず息詰まってしまっていたとき、オープンでフラットな空間である美雲屋こそが鈴木商店の原点であるということを思い出して新しい組織体制へ舵を切ったこと。また、「管理による統率から価値観による共感へ」というコンセプトを基に、社員を管理するのではなく一人ひとりを信頼することで、コロナ禍においても円滑にフルリモートワークへ移行できたことや、ワーケーションなどの新しい働き方を始めるきっかけとして徳島でのサテライトオフィスが最適であるということについてお話しさせて頂きました。
(写真:開発業務の合間に美波町の漁師さんの船に乗せて頂いて海に出るエンジニア)
末筆ながら、ご清聴頂きましたみなさまをはじめ、貴重な機会を下さった主催の徳島県の方々に心より感謝申し上げます。今後もセミナー登壇などを通して、美しい自然豊かな徳島の魅力を発信し、少しでも地域のみなさまへ貢献できるよう努めて参ります。
(写真:講演後のレセプションに出席する代表鈴木。コロナ対策バッチリです!)