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ロボットで課題解決!ロボットシステムインテグレータとは?

Photo by Arno Senoner on Unsplash

今回は、当社4部門の1つ、RM部についてご紹介します。

RM部の前身はロボティクス&メカトロニクスグループという名称でして
その名の通り、ロボットを含めた機械分野を取り扱う事業を行っています。

主な業務は、製造業(食品、工業製品等)向けに、生産工程の自動化や省力化を目的として
産業用ロボットを活用したロボットシステムの開発を行うことです。
ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)とも呼ばれます。

もともとは半導体や自動車等の生産設備(主に自動機)の設計請負を行っていました。
リーマンショック後の2009年頃、自動機の導入が難しい工程の自動化について相談をいただき、
ロボットを活用すれば実現できるのではないかと着想を得たのがロボット事業の始まりでした。

そこから、ロボットシステムで最も重要な要素の一つであるロボットハンドについての研究開発室を立ち上げます。
ロボット制御についてティーチングを一から学んだり、部品加工の協力会社を探したり、組み立ての経験も積んだりと、
設計しか行っていなかった当社が、実際にものづくりをできるようになるまでには多くの苦労がありました。
様々な紆余曲折を経て、今では食品業界向けを中心に、数多くの実績を積むことができています。

当社に寄せられるご相談の多くは、未だに人手で作業を行っている工程へのロボットシステムの導入です。
ロボットメーカの縛りがなく、あらゆるメーカのロボットを取り扱うことができることが当社の強みの一つですが、
お客様毎に異なるワークと、それに対応したロボットシステムの開発は容易ではありません。
毎回システム全体の構想、ロボットの選定、ハンドの試作等、お客様との打合せや試行錯誤を繰り返し
最適なシステムを作り上げます。
ご要望の内容によっては、技術的に実現が難しかったり、予算が合わずに悔しい思いをすることもあります。

一品一様の開発が多いため苦労も多いですが、
開発が順調に進み無事納品でき、お客様から感謝の言葉をいただけた時には、大きな喜びも感じられる仕事です。

労働力不足や、生産性の向上に苦心されているお客様はまだまだたくさんいらっしゃいます。
RM部は、今後もそのようなお客様の業績向上に役立つロボットシステムを開発して参ります。

最後に、工場における装置関連の課題解決には、これまでRM部の技術だけで対応していましたが、
近年、当社のソフトウェア開発部門であるエンジニアリング部との共同開発事例も増えてきています。
エンジニアリング部では、AIやIoTの技術を用いて、ソフトウェアの面から製造業の生産性向上につながるソフトウェアを開発しています。
これまでRM部では、メーカ製のビジョンシステムを用いた画像認識を活用することが多かったですが、
当社のAIソフトウェアの活用により、カスタマイズを行うことができたり、費用面も抑えられたりと、
部門間連携でのご提案もできるようになりました。
今後もサンビット製の画像認識システムの活用を増やしていきたいと考えております。

当社ロボット事業に興味を持っていただけましたら、
下記の弊社コーポレートサイトでは事例等も記載していますので
こちらもぜひご覧いただければ幸いです。
https://www.sunbit.co.jp/service/rm/

サンビット株式会社では一緒に働く仲間を募集しています

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