プロフィール
▼中島章吾(25)
Sun* コンサルタント 2017年11月に九州大学大学院を中退し、Sun*(当時フランジア)のハノイオフィスにて人事/PMOのインターンを開始。 大きくなりつつある社会的インパクトと、スタートアップらしい仕事観に魅力を感じ、内定していたIT企業を辞退して、2018年4月に新卒一期生としてジョイン。 入社後、最初の1年間は、採用人事や新規事業に従事。2019年3月よりコンサルタントにジョブチェンジし、開発プロジェクトに参画中。
ITコンサルタントという職種とその魅力
ITコンサルタントとは、ITを活用して企業の課題解決を行う職種です。
元来、コンサルタントといえば「戦略コンサルタント」が主流でした。しかし、現在ではITの活用なしに、企業が課題解決することが少なくなってきており、ITコンサルタントのニーズ・人気ともに拡大しつつあります。
また、プロジェクトを大局的に見つつ、ITの専門性が高められるという点から、新卒の学生にとっても非常に魅力的なキャリアではないかと思います。
3つのスキル
今回は、新卒からITコンサルタントになるために必要だと思う3つのスキルを紹介します。 それぞれ粒度もバラバラですし、そもそも「スキル」なのかという部分もあるかとは思いますが、ご容赦ください。
私が、新卒からITコンサルタントになるために必要だと思うスキルは以下の3つです。
・学習力
・思考力
・営業力
学習力
まず必要だと思うのが、学習力です。
クライアントの課題を解決するためには、システムについてはもちろん、業界・業務についてなど、必要な知識とスキルは膨大にあります。 若手とはいえ、コンサルタントとして対価を得ている以上、そして何よりクライアントの課題解決に貢献するためには、十分な知識/スキルを身につけておく必要があります。
その為、コンサルタントには、その時その時に必要な知識/スキルを把握し、日々の限られた時間で効率よくアウトプットに繋げる学習を行う力が求められると思います。
上記にも述べたように学習すべき項目も膨大な為、学習力の前提として、知識欲・学習欲がないと非常に辛い職種だと思います。
思考力
次に必要だと思うのが、思考力です。
思考力については、コンサルタントという職種から特に連想しやすい単語ではないかと思います。 言うまでもなく、クライアントのビジネスにおける課題を解決するには、前提として思考力が必要です。 また、コンサルタントとして対面する事業部長〜取締役レベルのお客さんから信頼を得ていくためには、 先方の言っていることに対する理解力、その課題にソリューションを提示する問題解決力、 状況やソリューションをステークホルダーに的確に伝える表現力など、どれも必要になります。
そのために、日頃から自分の頭で考える癖をつけることや、思考のフレームワークを取り入れて意識せずとも使えるようになることなどが大事だと思います。
営業力
意外と思われるかもしれませんが、3つ目に必要だと思うスキルが営業力です。
これは、コンサルティングという形態によるものなのですが、少し説明できればと思います。
まず、コンサルティング以外の多くのビジネスでは、モノを製造または仕入して販売しています。 その際、仕事としては、モノを製造/仕入する仕事と販売する仕事に大分されます。 一方、コンサルティングという形態では、モノではなくコンサルタントの知識/スキルを商品として、お客様に提供します。 この時、基本的に、コンサルタントの専門知識やスキルを売るのは、コンサルタント自身になります。
そのため、上記の「思考力」で述べたように、商品(=知識/スキル)を良いものにすることに加えて、その商品を販売する力が必要になります。
最後に
上でも述べたように、ビジネスの設計からシステムの構築までプロジェクトの全体像を見て仕事ができるという点で、 ITコンサルタントというのは、新卒の学生にとって非常に魅力的なキャリアではないかと思います。
そこから、ビジネスの設計に興味を持ったのであれば、よりビジネスサイドに強いコンサルタントを目指すこともできますし、 例えば開発部分に興味を持って、エンジニアに転身する場合でも、ITコンサルタントとして見たプロジェクトの全体感は、 その後のキャリアに大きく活かせるものになると思います。
少しでも多くの優秀な方々が、ITコンサルタントという職種に興味を持ってくださると嬉しいです。
そして、もしSun*でITコンサルタントになることに興味があれば、是非お声がけいただけると嬉しいです!!