こんにちは、助太刀のHR担当、植村です。
今回助太刀の経営戦略グループで助太刀の中長期ビジョンに貢献するための活動を行っている湯淺さんにインタビューを行いました。
助太刀は建設業界以外からの転職が多いのですが、湯淺さんはスーパーゼネコンである竹中工務店からの転職で社内が少しばかりざわつきました。
直接的に建設業界に関わり、かつスーパーゼネコンという多重構造の元請けにあたる企業に居ながらなぜ助太刀へ転職しようと思ったのか。
また実際に助太刀に入社してみてどのよう感じたのか、インタビューしてみたのでご覧ください。
湯淺 弘明
2015年 竹中工務店入社。商業施設やマンションなどの現場事務の責任者として、建築主折衝や損益管理、近隣対応、決算対応などに従事。2019年に法務部に異動し新規事業やアライアンスのリーガル対応
2021年 助太刀入社。経営戦略グループ
現在の所属と仕事内容を教えて下さい
2021年8月に助太刀に入社し、現在は経営戦略グループに所属しています。
経営戦略グループは私を含めて2名と少数の組織で、「中長期的目線でプロダクト及び事業を拡大させていくこと」をミッションとしています。
具体的な業務内容は、大手ゼネコン、大手建機リース会社、大手工具メーカー、金融機関といったアライアンス先へ提案を行ったり、官庁や地方自治体との連携に向けた調整など多岐にわたります。
「建設現場を魅力ある職場に。」というミッション達成のために、中長期的に解決していく課題や、助太刀だけでは解決できないことに対して社外のアライアンス先との取り組みを進めています。
ゼネコン出身と伺っていますが、簡単な自己紹介をお願いします
1992年4月23日生まれの29歳です。
2015年新卒でスーパーゼネコンの一社である株式会社竹中工務店に入社しました。1年間の研修を経て、20東京の現場に施工事務担当として配属されました。マンションやホテル、病院など、総額で約100億円程度の新築工事5件を担当していました。
「施工事務担当」というのは通称「事務屋」と言われて、各建設現場の責任者に当たる現場所長とともに複数の工事を担当します。
おそらくみなさんがイメージされるゼネコンの社員というと一般的に「現場監督」なんて言われる施工管理とかと思います。
彼らは、職人さんに指示を出したり、工事工程や図面を検討し、品質の良い建物を安全かつ工程通りに竣工させることがミッションなのですが、施工事務担当の業務は、総務・経理・営業のようなイメージで、現場監督や職人さんが工事に集中できる環境を整備するとともに作業所の利益をあげることがミッションです。
3年間、施工事務担当として現場に従事した後、2019年から本社の法務部門へ異動になりました。
法務部門では建設DX事業や新規事業の法務担当者として、契約書チェックや弁護士と協業しながら事業スキームの検討など幅広く携わらせて頂きました。
3年間の現場勤務では、数年かけて何もない土地に建物が出来上がっていく様を目の当たりにし建設業の社会に与えるインパクトの大きさや社会的意義を感じることができたと思います。
その後の2年間の本社勤務では、未来の建設業界に影響を与える事業に携わる中で、古い慣習や体質が残ると言われる建設業界も大きく変化し始めていることを実感しながら日々、業務に取り組んでいました。
写真)現場が完成し建築主への引渡し時に行われる竣工式の司会
チャレンジするのであれば、事業が急成長している今しかない
スーパーゼネコン勤務からなぜスタートアップに転職しようと思ったのですか
前職時代、転職については2度ほど考えたことがありましたね。
1度目は入社5年目の頃です。
周りの上司や同僚にも恵まれ日々の業務も充実しており不満はなかったんですが、現場勤務を3年ほど経験したころに上司からそろそろジョブローテーションで内勤部署への異動という話がありました。
一つの区切りでもあったので今後のキャリアを考え、転職という選択も一つだと思ってWantedlyに登録し、数社の企業への転職を検討しました。
実は、その数社のうちの1社が創業2年目の助太刀だったんですが、そのときは応募には至らずでした。
結局数ヶ月検討して、新しい部署でもう少し自分のビジネススキルを高めたいという結論に至り、転職を見送ることとしました。
それから2年後の入社7年目に再度、転職を考えることになります。
そのきっかけとなったのは、2年前に転職を検討していた助太刀です。
異動先であった法務部門での業務でHorizontal SaaSを提供しているベンチャー企業との関わりがあったこともあり、ベンチャー企業のスピード感やポテンシャルに強く興味を持っていました。
自己研鑽として購入した書籍「建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル」に建設業向けのVertical SaaSサービスとして助太刀が紹介されていました。それから久しぶりにWantedlyで助太刀のページを開くと、社員数も拡大傾向にあり、事業としてもこれから大きく成長していくタイミングであることを知りました。
大手企業からスタートアップ企業へ転職することへの不安はありましたが、「チャレンジするのであれば、事業が急成長している今しかない。今を逃すと一生後悔する」と考え、Wantedlyから応募しましたね。
当事者として取組むカルチャーが定着していた
実際にスタートアップに入社してみてどうですか
助太刀のメンバーの圧倒的な当事者意識と仲間意識を感じています。
大手企業であれば業務や組織が縦割り化していることが多いですが、助太刀のメンバーは自分の役割を限定せず、仲間同士で助け合い、それぞれが当事者として取組むカルチャーを持っていると感じています。
プロダクトを改善するときは、上司の指示を受けてじゃなく、メンバーが自ら自発的に意見を発信していて、上司もその意見を受け入れて、実現のためにサポートし導いていく雰囲気があります。
事業の成長とともに毎月、たくさんの方が新入社員として入社されていますが、先輩社員から積極的に声をかけサポートしたり、日々の業務の中でも丁寧にフィードバックすることで、メンバーがすぐに会社に溶け込めるよう受け入れる雰囲気もあります。
これらは助太刀がVALUEとして掲げている、「ゲンバ主義」「職人たれ」「全員親方」「仲間とつくる」といった行動指針がメンバーに浸透しており、組織のカルチャーとして定着しているからこそだと思います。
また自分自身の成長を実感できる環境にやりがいを感じています。助太刀には多様なバックグラウンドを持った優秀な人達が集まってきていて、彼ら彼女らと働くことで刺激を受け、自分自身がビジネスパーソンとして成長していることを日々実感してます。
経営戦略グループでいうと、COOの林は外資系コンサルティングファームで20年以上働き、マネジングディレクターまで務めた経験を持っていますし、ディレクターの大塚は助太刀の創業初期からのメンバーであり助太刀の成長を支えてきた経験を持っています。他のグループも同様で外資系企業、大手企業、ベンチャー企業出身とホントに多種多様で、刺激的ですね。
助太刀を通じて中小零細の工事会社や職人さんの未来を変える
今後の目標を教えて下さい
建設業界では人手不足が大きな問題となっています。この問題を解決するためには、若い人達にとって魅力的な業界になっていく必要があり、魅力を感じてもらうためには、「職人さんがもっと稼げる」ようにならないといけないと私は思っています。助太刀のサービスを通じて、工事会社や職人さんが稼げるようになり、「中小零細の工事会社や職人さんの未来を変える」ことが私の目標です。
湯淺さん、ありがとうございました!
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熱い想いをもつ仲間たちと志高く仕事していきたい、仲間とともに切磋琢磨して働いていきたい人にはぴったりな環境です。
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