XRのスペシャリストが集う、株式会社Psychic VR Lab。
XR(VR/AR/MR)の制作・配信ができるプラットフォーム「STYLY」を手がけています。
今回は、Psychic VR Labの執行役員である水谷さんをお呼びしました!
これから数回に分けて、採用ページで公開している会社紹介資料の内容を紹介していきたいと思います。会社紹介資料は下記のページからご覧ください。
https://psychic-vr-lab.com/recruit/
〜MISSION〜 「人類の超能力を解放する」
ーMISSIONである「人類の超能力を解放する」とは、一体どのような想いから 導き出されたのでしょうか?
水谷 XRは単に360°の映像を表示する装置ではなく、人の認知・知覚に大きな影響を与えることで、人間
を進化させるほどの大きなポテンシャルを持っています。
このXRを担う企業として、長期的には事業をやるだけでなく人類の進化に貢献したいという
思いがあり、「人類の超能力を解放する」というMISSIONを掲げました。
文中に「うちに秘めたクリエイティビティを開放する」とありますが、「クリエイティビティ」と
言ってもアーティストが新しい表現を生み出すといったことだけではありません。
例えば、ビジネスマンが新しい事業を生み出す際の「クリエイティビティ」というのも含め、
「うちに秘めたクリエイティビティ」をXRを通じて解放していきたいという意図もあります。
MISSIONについて、詳しくは下記URLをご覧ください。
https://www.wantedly.com/companies/psychic_vr_lab/post_articles/327127
ービジネスマンが新しい事業を生み出した具体例はあるのでしょうか?
水谷 XRという新しい技術によって新しいビジネスが生まれてきています!
有名なものだと、
「不動産の内見をVRでやる」
「建築現場にて建築データをVRで見て確認する」
「研修をVRでやってリアルでやるよりコストダウンできる」
という形で、VRやARを用いることによって今までできなかったビジネスが増えてきています。
0からARやVRの技術を生み出すのってすごく大変なことなので、私たちのサービスを使っていただ
くことによって、ある程度基盤が整った状態でスタートできるということは企業にとって大きなメリ
ットだと思います。
〜VALUE〜 「空間を身にまとう時代をつくる」
ーVALUEである「空間を身にまとう時代をつくる」とはどういう意味なのでしょうか?
水谷 現在、XR業界の市場規模は拡大に拡大を重ねています。
ついには、スマホのようにグラス型MRデバイスを人々が身につけて生活する時代が来ます。
弊社のバリューの中には2つの役割を果たすことが記されています。
1つ目が、プラットフォームとなるライフスタイルOSやサービスを提供すること。
2つ目が、プラットフォームを提供するだけではなく、そこで行われる活動、文化的な活動や経済
的な活動を私たちも一緒に作っていくということ。
それらを「空間を身にまとう時代をつくる」と呼んでいます。
ーでは、「空間を身にまとう時代」が実現することによって人類はどう進化していくとお考えですか?
水谷 日常的にXRを利用することにより、自分の認知に大きく影響する周囲の空間を自由に切り替えて生
活することができるようになります。
例えば、雨が降っていると気持ちが下がる、晴れていると気持ちが上がる、という視覚的な情報か
ら刺激を受けることってありますよね?
他には、自分の感情を盛り上げたり、落ち着かせるために音楽を聞くことってよくあると思います。
人って聴覚や視覚とか周りの環境によって、感覚やメンタルに影響を受けて生活しているんです。
そういった周りの環境を自由に切り替えられるようになると、自分の考え方やメンタルに大きな影
響を及ぼしたり、自己催眠によって、記憶力や集中力を伸ばすことができるようになったりします。
正直どこまでできるのかは私も楽しみなところです(笑)
今、大学と提携して、心療内科にて「VRでデジタル治療をできないか」という研究を進めているの
で、そういうことができるようになるのも楽しみですね!
ーこれからまだまだ成長を続けると思われるXR業界ですが、業界としての強みは何でしょうか?
水谷 仰る通り、“確実に”市場が拡大する業界というのが最大の強みですね!
XRを新しいゲーム機のような感覚で捉えている人もいると思うのですが、そういうレベルでなく、
技術というより人が情報を認知する方法の新しい概念です。
人が情報を受け取る時って、文字が無かった時代は声だけで情報を伝達していて、それが平面の絵に
なって、動画になって、と情報伝達の方法が進化してきました。
その次に来るのがXRです。
そういう意味で、XR業界の市場規模は、動画市場・映画市場・テレビ市場と同等かそれ以上のもっ
と大きい市場となり得ると思います。
更にハードウェア的なことで言えば、スマホのようにグラス型MRデバイスを人々が持ち歩く時代が
来れば、スマホ市場と同等かそれ以上の市場にもなります。
そのため、今後この業界で戦っていくのは非常にメリットが多いのではないかと思っています!
ーでは、そのXR業界で他社と比べてPsychic VR Labが持つ強みとは何でしょうか?
水谷 考え方が特殊です(笑)
XR業界と言うと、「メタバース」を作ろうという考え方の会社が多い中で、弊社はライフスタイル
のなかでXRをどう活かして人類に貢献していくのかというのを考えています。
そのために、VRとARを両方やっている汎用的なプラットフォームを運用しています。
これって世界的に見ても結構珍しいんですよ。
VRもARも両方やっているので、技術面でもビジネス面でも抱えているノウハウが他社と比べてかな
り豊富というのが強みです!
ーこれからXR業界にも大企業が参入してくると思いますが、どう立ち回るのでしょうか?
水谷 これから様々な大企業が莫大な資本を用いてXR業界に参入してくるのは間違いないと思っていま
す。
そうなった時に資本力の差で簡単に吹き飛ばされないようにならないといけません。
弊社は、XRの黎明期からコツコツやり続けていることによってたくさんのコンテンツが集まってい
る面、ハイスペックなクリエイターがたくさんついてくれている面が強みです。
いくら資本力に差があってもすぐに追いつけないところだと思っているので、そこを大切にしていき
たいです。
他にも、大企業と違ってスピード感を持ってやっていけるところは強みだと思います。
XRの波に乗るだけでなく、波を作っていく、牽引していく存在になりたいですね!
ーここからはサービスについてお伺いしたいと思います。Psychic VR Labの主要サービスである「STYLY」はどのようなサービスなのでしょうか?
水谷 簡単に言うと、「VR/AR版のYouTubeのようなUGCのプラットフォームサービス」です!
「STYLY」では、ユーザーがアップロードしたVR/ARのコンテンツがいっぱい上がっていて、パソコ
ンでもスマホでもVR HMDでもコンテンツを体験することができます。
では「ユーザーはどうやってコンテンツを作っているの?」というのが疑問だと思います。
弊社ではエンジニアじゃない人でもプログラミング抜きでVR/ARのコンテンツを作ることができ
る、「STYLY Studio」というコンテンツも提供しています。
小学生向けのワークショップも開催していて、小学生がVRの作品を作ったりすることもあるんです
よ!
ーエンジニアの皆さんにとって、「STYLY」はかなりやりがいのあるサービスなのではないですか?
水谷 そうですね!
1番は自主的に幅広い技術に触れることができるのが魅力だと思います。
かなり広範囲なXRの技術に携わることができるので、技術力向上の面では持ってこいです。
最近中国で新しいVRデバイスが発売されたのですが、「STYLY」はそういった海外向けに発売され
たものにも対応しています。
新しいものが出たら社内で検討して取り入れるようにしているので、新しいデバイスにどんどん対応
していける新鮮さもあります。
また、VR/AR両方を使った提案できるので、ビジネス面でも自分のアイデア次第でできることが無
限にあるというのが楽しい所だと思います。
他には、素晴らしいアーティストと一緒に仕事ができるというのも魅力です。
アーティスト向けのプラットフォームとして長年やってきているので、VR/AR界隈だけではなく、幅
広いアーティストの方々と一緒に仕事ができるというのは「STYLY」の魅力ですね!
ーPsychic VR Labが行なっているプロジェクトである「NEWVIEW」とはどのようなものなのでしょうか?
水谷 一言で言うと、「XRアーティスト文化を創っていく」プロジェクトになります!
XRで何かを表現するアーティストというのはまだまだ多くないので、XRのプラットフォームを運営
するうえでは、XRで表現をするアーティストを増やしていかないといけないんです。
ーそうなのですね!
では、「NEWVIEW」を通じてクリエイティブ表現はどのように進化していく のでしょうか?
水谷 「NEWVIEW Project」の中では、コンテストを実施したりVR/ARの学校を運営したりと、いろいろ
な取組みをしています。
そういった活動を今まで何年かやってきた中で、三次元以外の分野で活躍されていたアーティストの
方々がどんどん三次元の表現に進出してきています。
XRというと、「3Dモデルができる人がやるところでしょ」「プログラミングできる人がやるとこ
ろでしょ」というのがありました。
そうではなくて、例えばイラストを描ける人がXRに入ることによって、今まで想像もしてなかった
ような空間が生まれたりしています。
僕の好きな作品だと、漫画をVR化して、自分が漫画のコマの中に実際に入り込んで体験できるよう
なVR作品というものがありました。
僕はこういうのを見たくてこの仕事をやっているんだ!と思いました(笑)
そういった、自分の特技を生かしつつ新しい表現が生まれてくるというのが、非常に面白いところ
かなと思います!
いかがだったでしょうか?
確かな伸びしろを持つXR業界を先駆けているPsychic VR Lab。
そこには「人類の超能力を解放する」という熱い想いを持った社員が大勢います。
業界もサービスも人もホットな、人類を次のステップに導く会社で一緒に働いてみませんか?