「自分と同じ悩みを抱えている人を助けたい」
そんな思いからスタディストに入社し、フィールドセールスを担当している営業部の正田さん。自分の気持ちに嘘をつかず働ける環境に魅力を感じているといいます。
一貫して営業のキャリアを歩んできた正田さんですが、顧客への向き合い方や仕事の幅、働き方に違和感を感じることもあったのだとか。スタディストに転職して顧客への向き合い方や働き方はどう変わったのか、どんな人がスタディストの営業に向いていると感じるか、ざっくばらんに語ってもらいました。
<プロフィール>
Teachme Biz事業本部 CS部 ビジネスストラテジストグループ グループマネージャー 正田翼
金融機関での法人融資や個人富裕層への提案営業、広告媒体での販促支援営業や営業推進スタッフ業務を経て、2021年5月、スタディストにジョイン。「Teachme Biz」のフィールドセールスを経て、2024年よりビジネスストラテジストグループのマネージャーに着任。趣味は麻雀のプロリーグ戦「Mリーグ」の観戦と、飲食店の開拓。
自分と同じ悩みを抱えている方に、Teachme Bizを届けたい
ーー正田さんは1社目、2社目、スタディストと一貫して営業のキャリアを歩んでいます。転職を考えたのは、どんなことがきっかけだったのでしょう。
前職では、自社媒体の営業を担当していました。広告の枠が決まっているので、業務内容も限られています。5年間でひと通りの業務を経験して、もう少し仕事の幅を広げたいと思ったことが1つ目の理由です。
また、働き方を変えたいという思いもありました。当時は3つの役職を兼務して、連日朝から夜遅くまで働いていたんです。平日は自分の時間を作ることも難しく、一生この働き方を続けることはできないと感じていました。
ーースタディストに興味を持った理由は?
前職では、新人教育や業務の標準化も担当しました。紙のマニュアルはあったのですがあまり機能していなくて、申込書の書き方やシステムの使い方などつきっきりで教えるシーンが多かったのです。新しい人が入ってくるたび、延々と同じ説明を繰り返しながら「この時間をほかの業務にあてられれば、もっといろいろなことができるのに」ともやもやしていました。
そんなとき、友人経由でスタディストのことを知りました。マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」のデモを見せてもらって「めちゃくちゃすごい!」と感動したんです。初めはユーザー目線で、「このツールがあったら、労働時間をどれだけ減らせるだろう」と感じました。その後、自分と同じ悩みを抱えている方にTeachme Bizを届け、救いたいという思いが次第に大きくなっていったのです。
ーー選考でメンバーと会ったときの印象はいかがでしたか。
落ち着いた雰囲気だと感じました。Teachme Bizを心からいいものだと信じ、愛着を持っていることも伝わってきて、素敵だなと思いましたね。
面接を受ける前から、「メンバーのサービス愛がすごい」という話は聞いていて。内心「本当かな?」と思っていたのですが、面接官も、入社してから出会ったメンバーも、みんな共通して心からサービスを愛している。嘘ではなく本当でした(笑)
一貫性があって、誰も自分の気持ちに嘘をついていない。この会社なら、やりたいことができそうだと感じたことが、入社の決め手になりました。
一人ひとりのお客様とじっくり向き合い、自分の時間が持てるようになった
ーー現在の仕事内容を教えてください。
Teachme Bizの導入を検討しているお客様をインサイドセールスの担当者から引き継いで、実際の商談を行っています。コロナ禍ということもあり、現在は商談もほとんどがオンラインです。入社して7ヶ月ほどになりますが、先日、初めて対面での商談を経験しました。移動時間が少なくなった分、提案資料をブラッシュアップし、商談でお話する内容を整理することに時間を使えるようになりました。
また、前職では最大200社ほどのお客様を担当していましたが、現在は25〜30社程度です。一人ひとりのお客様と、以前よりもじっくり向き合えている感覚がありますね。
ーー前職は時間的にもかなりのハードワークだったそうですが、スタディストに転職して、働き方は変わりましたか。
かなり変わりました。スタディストはフレックス勤務ですが、私はだいたい朝9時半ごろ仕事を始めて、18時半ごろ仕事を終えることが多いです。労働時間は以前の3分の2くらいになったのではないでしょうか。その分、1時間あたりの生産性も上がっていると思います。ほぼリモートワークですが、週に1日だけ、営業部のみんなが出社して、顔を合わせ仕事をしています。※現在は、コロナの感染状況に応じて柔軟に対応しています。
(写真はとある日のZOOMでのやりとりです!リモートワークでも積極的にコミュニケーションを実施しています。)
ーースキルアップや趣味のために使える時間も増えましたか。
そうですね。自分の時間を作れるようになりました。もともと読書が好きなので、昔読んだ本をあらためて読み直したり、ゆっくりごはんを食べたりする余裕ができています。
お客様の「今よりも良くなりそう」というワクワクを感じられる喜び
ーー正田さんが営業の仕事をする上で大切にしていることを教えてください。
自分自身の「正義感」に恥じない行動をすることを意識していますね。営業職ですから、当然、数値目標や一定のプレッシャーはあります。ただ、「目標を達成できないから、あまり導入の必要性がないお客様をプッシュして、無理に導入していただく」ことには違和感があります。営業の仕事をする上で、正しいことは正しい、間違っていることは間違っているという意思を持つことは、ずっと大切にしてきました。
ーースタディストの上司や同僚は、正田さんの判断軸や価値観を理解してくれますか。
そうですね。本意ではない営業を強要されるようなことはまったくないです。Teachme Bizというプロダクトによって課題解決ができるお客様に提案をすることが私たちの仕事です。お話した結果、今すぐにサービスが必要ないということであれば強引な営業はしませんし、マネージャーも同じ価値観を持っています。自分に嘘をつかなくていい環境なので、納得感がありますね。
ーーこれまで担当した案件で、印象に残っていることはありますか。
入社したばかりの頃、治療院を経営するお客様を担当させていただきました。お話をうかがうと、新しい職員が入るたび、2週間つきっきりで教育をしなければならず、時間をとられて悩んでいるとのこと。以前、数千万円をかけて紙のマニュアルを作ったけれど、使われずに化石化しているという状況でした。私自身の経験とも重ね合わせ、Teachme Bizを導入することでお客様の課題を解決できるのではないかと思いました。
具体的な提案をする中で、お客様が「Teachme Bizを使うことで、業務や組織が今より良くなっていきそうな気がする」とワクワクしてくださっていることを感じ、うれしかったですね。
一般的な業務マニュアルは、「作るのが面倒くさい」というイメージがあると思うんです。でも、Teachme BizはiPhoneやiPadを使って、簡単にマニュアルを作ることができます。導入したお客様が「これ、作っていて楽しいね」と言ってくださったときは、私たちのやっていることは間違っていない、お客様の役に立っていると実感しました。
(株式会社すかいらーく様での活用シーンです。許可を得て転載しています。https://biz.teachme.jp/casestudy/skylark/)
さまざまな経験や価値観を持つ人たちから刺激を受けられる環境
ーーもともと営業のご経験があったとは言え、IT業界での仕事は初めての経験ですよね。大変さを感じることはないですか。
当初はIT業界の専門用語など、わからないことが多かったですね。ただ、スタディストでは社内の業務でもTeachme Bizを導入しています。すぐに調べることができるので、一般的な異業種への転職に比べ、大変さは軽減できたと思います。
私自身、以前は中小企業のお客様を担当することが多かったのですが、スタディストでは大手企業様からお申し込みをいただくことも多いです。法務やNDA (秘密保持契約)に関する経験が少なかったので、その点も当初は戸惑いました。Teachme Bizで調べてもわからないことは、Slackや電話ですぐマネージャーに質問して解決しています。
ーーさまざまな業界で営業を経験してきた正田さんから見て、どんな人がスタディストの営業に向いていると思いますか。
Teachme Bizは、使い方次第で、お客様のさまざまな課題を解決できるプロダクトです。どのような活用方法を提案すれば本当にお客様のためになるのか、Teachme Bizを活用してお客様にどのような状態になってほしいのか、自分の頭でとことん考え、わかりやすい言葉で伝えられる方が向いていると思います。
今、スタディストは成長フェーズにあるので、営業部にもいろいろな業界から中途入社の方が入ってきています。自分とはまったく違った経験や価値観を持つ人たちと一緒に働いて刺激を受けられるのは、この時期ならではの魅力ではないでしょうか。
ーー最後に、正田さんが今後仕事の上で目指していること、夢や目標を教えてください。
かつての自分と同じような悩みを抱えている方にTeachme Bizを届けたいという思いから、私はスタディストに入社しました。将来はその目標の実現に向けて、私自身が携わる範囲を広げていきたいと考えています。
具体的には、マネージャーとしてメンバーの能力を最大限に引き出したり、営業企画や営業推進などの仕組みを作ったりする仕事にも挑戦したいですね。その結果、自分の仕事が誰かの役に立っている、課題を解決できたと感じることができれば、本当にうれしいです。
(取材・執筆/高橋三保子)