皆さんこんにちは。株式会社ニットが運営する、オンラインアウトソーシングサービスHELP YOUのスタッフとして働く福丸です。
お子様を持つ方は、夏休みが明けて幼稚園・学校が再開し、静まりかえった日中のご自宅に寂しさを感じたり、はたまたほっとしている頃でしょうか(笑)。自分の時間を確保できたこのタイミングで、新しくお仕事を始めたいと考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は、幼児の母親である私が自身の体験も織り交ぜつつ、「在宅でキャリアを継続する」という選択肢を紹介します。いつか仕事復帰を希望しながら育児に取り組むパパやママの参考になれば幸いです。
<目次>
1、ママになれて幸せ!でもやっぱり働きたい……
2、その① フリーランスと会社員の良いとこ取り!?組織に所属しながらも、自分のペースで働ける
3、その② 最新のビジネスツールや働き方になじみ、自分をアップデートし続けられる
4、その③ 子どもを持つメンバーが多く、育児をしながら仕事をすることへの理解がある
5、気づいてしまった、自分の本当の気持ち
ママになれて幸せ!でもやっぱり働きたい……
わが子の誕生は、人生最大の喜びであることに間違いありません。しかし、出産・育児を機に、職場を離れざるを得ない人たちが存在するのも事実で、その中には、胸のどこかにモヤモヤした気持ちを抱えている人も少なからずいると思います。私もそんなひとりでした。
独身時代の私は、鼻息荒く仕事にのめり込むタイプ。新しい知識や経験を得られること、微力ではあれ社会の役に立てているという充実感、自分の稼ぎで自分を食わせているという自信ーー。こういったものが、働く喜びにつながっていました。
しかし、結婚を機に海外移住したことで仕事を手放すことになり、また出産により、しばらくは再就職の見通しも立たなくなりました。我が子という宝物を授かり幸せいっぱいなのに、一方で、今まで自分を支えていたものを失ったように感じ、不安定な精神状態に陥りました。
そこで思い切って、在宅で働けるHELP YOUへジョイン。緩やかにではありますが仕事を始めたことで、徐々に心が回復していったのを覚えています。
それでは、私が母親として、HELP YOUを職場に選んでよかったと思うこと3つをご紹介しましょう。
その① フリーランスと会社員の良いとこ取り!?組織に所属しながらも、自分のペースで働ける
HELP YOUはフリーランス集団であり、メンバーひとりひとりが自立した存在です。「月◯時間稼働」「担当職種は◯◯」といった契約を結ぶことはなく、仕事の量も内容も、都度自分で選択していきます。
例えば、「今月は子どもが夏休みだから稼働を減らそう(あるいはゼロにしよう)」「子どもが成長して手がかからなくなってきたから、新しい業務に挑戦してみよう」といったことも可能。その時々の自分の状況に合わせて、稼働時間や業務内容を調整できます。
一方、フリーランスでありながら会社組織のようにチーム制で働くという特徴があり、孤独になりにくい環境でもあります。私は結婚前は企業に勤めていましたが、周囲と連携をとりながら業務を進めていくHELP YOUの働き方は、これに近いものだと感じます。
組織で働く感覚が鈍らない。だから、「この先ずっと、フリーランスとして自分のペースで働き続けたい」方はもちろんのこと、「将来的に子どもが手を離れたら、企業へ戻りたい」方にとってのワンクッションの場としても、最適だといえるでしょう。
企業復帰を果たした後には、HELP YOUを「副業(複業)の場」という位置付けにもできると思います。
その② 最新のビジネスツールや働き方になじみ、自分をアップデートし続けられる
HELP YOUでは、ビデオ会議システム・チャットツール・コラボレーションツール等、リモートワークを円滑に進めるためのツールをはじめ、各業務においても様々なビジネスツールに触れる機会があります。
もし、こうした経験がなければ、コロナ禍ですっかり変わってしまった世の中での働き方に、私はついて行けなかったと思います。日々、様々なツールに触れ、最先端の働き方を実践することで、時代に取り残されていく不安から解放されました。
育児というのは重労働で、社会的意義も大変大きな仕事だと思います。しかし、悲しいかな、職場から離れ育児のみに専念している期間というのは、履歴書上はブランクとなってしまう現実が……。業務スキルも、仕事から離れていれば次第に落ちていくものです。
(本当のことを言えば、「この期間は育児に専念していました!」と宣言してなんら不利を被ることのない社会になれば良いのになと、個人的には思うのですが……。残念ながら、現在の日本はそうでないというのが、私の持つ実感です。)
だからこそ、将来、仕事復帰を望むのであれば、緩やかにでも育児と同時並行で働き続けるのが良いと思います。自転車は、一旦止まってしまうと再びこぎ始めるのにパワーが必要ですが、ゆっくりでもこぎ続けていれば、再びスピードアップするのにさほど労力を要しません。仕事もこれと同じです。
その③ 子どもを持つメンバーが多く、育児をしながら仕事をすることへの理解がある
HELP YOUメンバーは、全体の50%以上が子育て世帯。子どもを持つメンバーの方が多数派です。だから、「子どもを持ちながら働く」ということに対するメンバーの理解が、とにかく深い。
子どもを育てていると、突然体調を崩したり、怪我をして病院に運ばれたりと、想定外のことばかりが起こりますよね。自分のコントロールが効かない生き物に対し、責任を持たなければならないというのが、育児をしながら働くことの難しいところです。
HELP YOUは、前述の通りチーム制で業務を進めており、突発的に仕事に穴をあける事態が起こったとしても、チームメンバーにカバーしてもらいやすい体制が敷かれています。
もちろん、「不測の事態に対応できるだけの余裕を持たせて仕事を引き受ける」といった工夫は必要ですが、それでもどうにもならない時に助けてくれる人がいるというのは、大きな安心感につながります。
HELP YOUでは、子育て中のメンバーはもちろんのこと、子どもを持たないメンバーまでもが育児に協力的です。
私も業務の進行管理を担当するディレクターから、「私は子どもがいないからあまり気が回らないかもしれないけれど、お子さんのことで業務上の困りごとがあれば、なんでも相談してね!」と優しい言葉をかけてもらうことがありました。
会社全体が子育てを応援してくれているようで、親としては本当に有り難い限りです。
気づいてしまった、自分の本当の気持ち
ところで、HELP YOUで働き始めた私には、意外な発見がありました。自分の人生における、育児の優先度の高さを認識したのです。
働く場所がなかった頃の私は、焦燥感に支配され、仕事ばかりを追い求めていたように思います。正直、育児をキャリアの足かせのように感じてしまっていたこともあり、自分は育児よりも仕事を優先するタイプだと思っていました。
しかし不思議なもので、「働きたければ働ける」環境に身を置いてみると、「仕事は大好きだけれど、子どもはそれ以上に大切」「今は育児により力を注ぎたい」というのが自分の本当の気持ちであることに気づきました。
長い人生には四季があり、誰しも同じペースで働き続けるのは不可能です。仕事と育児、両方に100%の時間と労力をかけることはできないから、私は子どもが幼い今の時期は、「育児を優先し、残った時間を仕事に充てる」ことに決めました。
仕事に集中できないもどかしさも多少はありますが、今はそういう時期なのだと割り切っています。育児は一生続くものではなく、再び仕事に力を注げる日が来るはずです。そのときスムーズに復帰できるよう、いま一番大切だと思う育児を最優先としながらも、緩やかに働き続ける手は止めない。これが私の選択です。
「仕事を優先する」「育児を優先する」、それぞれの選択があって良いと思います。大切なのは、自分の決断に自信を持ち、覚悟を決めることなのでしょう。
育児優先を決めた私にとって、HELP YOUはこの上なく働きやすい職場です。こんな職場で働いてみたい!と興味を持ってくださったパパ・ママは、ぜひ以下の募集をのぞいてみてくださいね。あなたのご応募をお待ちしています。
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