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スタートアップでようやく見つけた 「好きなことで生きる」コト①

なぜ書こうと思ったのか

こんにちは。ストアカの北川です。ストアカでCTOをやってます。
また、個人でストアカの先生として、講座開催もしています。
ストアカのシステム責任者であるだけでなく、もちろん採用も担当しています。
その際になかなか自分のことを話す機会も少ないため、あらためてなぜ自分がストアカを選んだのか、この場を借りて書くことで、ストアカにどんな人がいるのかを知ってもらいたいと思いました。

その根底にあるのは「好きなことで生きる」こと。
その話を中心にさせてもらいたいです
結構長くなるので

人と人とのつながりから、ストアカへとたどり着いた今

・日本酒の楽しみ方を教える講師業と、CTOとしての役割、こんな人と働きたい!

の2回に分けて書いてみます。

いままで何してきたのか?

まずは簡単に経歴を。

- 2005年 携帯コンテンツの受託開発会社に入社。プログラマー〜PMを務める
- 2010年 当時創業期だったGROUPON Japanへ(結婚を機に転職したがその後離婚)
- 2014年 外資のファッション系リセールサービスのThe RealReal JapanにVP Engineeringとして参画。(前職の上司に誘われる)
- 2015年 The RealReal Japan日本撤退に伴い志半ばで精算
- 2016年 ストアカ代表藤本と出会い、ストリートアカデミーにジョイン

人生はまさにコネクティング・ザ・ドッツ

一言で言うと、あまり一貫性のないキャリアと言えるでしょうね (笑)
若い時から一貫した使命感とか志というものは、正直無かったんです。その時々の興味の惹かれる事、必要と感じる事、与えられた機会を活かしたいと愚直に続けていたら、だんだんやりたいことが明確になってきて、自分ができることも増え、いまやっと「好きな事を仕事にしている」と言えます。

Web業界に入ったのも、10代に始めたサーフィンやDJの人のつながりがきっかけです。サーフィンがきっかけで知り合った先輩のクラブイベントを手伝い始め、運営側にまわることになり、そうすると当然集客(=告知)でフライヤーとかHP作る必要がでてきて、Macを買って、本を読んで覚えていきました。 やりはじめると、それが意外と面白かったのと、周りに同じスキルを持ってる人がいなかったので、それも続いた理由でしたね。

そして、折角ならこれを仕事にしたいなと、未経験で入れる所を探して最初の会社に入社しました。元々ゲームは大好きだったし、いま考えれば親もIBMのエンジニアで、人よりは早いうちから家にPCもありましたから、エンジニアになる事は「さもありなん」でした。17歳位からサーフィンにのめり込んで、しまいには大学もいかずワーホリ等で海外にいってたので、かなり遠回りしましたけどね。

(インドネシア:ロンボク島 / 真ん中)

ただ、遠回りしただけあって、色んな場所や価値観の人に出会いました。

クラブイベントの運営を通しては、イメージを形にしたり、物事をつなげる事のおもしろさに目覚めました。それが「人と(その人が知らない)場所をつなげる」というサービス形態への興味から、GROUPONに入ったことにつながりました。

次の The RealRealも、要は中古品の二次流通なんですが、「物の持つ価値を通じて人と人の思いを繋げていく」というサービス形態に、自分は意義を感じてました。
場当たり的といえばそれまでなのですが、振り返ってみると自分は仕事もプライベートもあまり区別がなく、人との出会いや興味に引かれながら、その時必要と思う事をやってきたと思ってます。

では興味は何がきっかけかで起こるかというと、やっぱり「人」と「必要性」。
友達や先輩に憧れて自分もやってみたいとか、人に期待されてその気になって湧いてくる。それがどんどん広がっていくんじゃないでしょうか。
そうやって仕事以外も色々と業界関係なく雑多にやって来たら、今、全部それらが繋がってる実感があります。まさにスティーブ・ジョブズの「コネクティング・ザ・ドッツ」です。

なぜスタートアップを選んだのか?

そうやって好きなことを仕事に選んできたら、結果的にスタートアップに身を置くことになりました。
「出来る事や得意な事を仕事にして、好きな事は余暇の趣味で満喫する」という考え方は、これだけ情報化と多様化が進んだ社会では今っぽくはないというか、少なくともスタートアップ向きではないと思います。
スタートアップって、本当に人生経験全て絞りきっても足りない事だらけで、日々困難と挑戦の連続です。そこに仕事とかプライベートを分けている余裕なんてないんじゃないかと思うんです。好きなことだからこそ、四六時中考えてしまって分けられない。分けられない状況に身を置くと、好きになっていくのだと思ってます。
ひたすら「ユーザー」と、そして得意/不得意/好き/嫌い全部ひっくるめて何より「自分」と向き合う事が必要になるので、成長したい人にはおすすめするし、「今の環境がヌルい」と感じている人にはうってつけだと思います。

ストアカを選んだ理由

ストアカは、「人のスキルや経験を見える化して、幅広く、誰にでも学ぶ選択肢を提供するサービス」です。

具体的にいうと、まずはストアカに来てもらえば、様々なまなびの選択肢があることを知ることができます。その中から、自分が興味をもった講座に生徒として参加し学ぶことで、成長できます。講座はすべて対面式のリアルの場なので、先生や生徒同士とつながることもできて、今まで知らなかった世界が広がります。

逆に自分にスキルがあれば、先生として教える事もできます。教えることによってさらにスキルが磨かれ、ストアカ内に「おしえる」経験が溜まってくことで、自分の先生としての価値がレビューとして見える化され、生徒にもアピールできる上に、自分にとってのフィードバックにもなり、さらに成長できます。

それを仮に子供から大人まで、全ての地域の人が利用すると、人や地域に溜まっている経験という名のスキルが可視化され、全員が知るところとなり、さらに自分の経験にする事ができる。(つまり経験が流動的になる)

自ら選択した事で興味を満たされると、人は活き活きとし、生活が豊かになると思います。或いは、好きな事で生活できるようになる人が増えることによって、ひいては経済活動が活性化する。

自分が今までの人生で図らずも見つけた「好きなことをして生きる」をまさに体現するサービスなんです。ストアカの可能性に、自分は意義と大きなやりがいを感じてます。

細かい事を色々言いましたが、要は社会実験的サービスなんです。サービスを使ってみると、実感として前述の事がよくわかります。

僕も生徒としては英語やカメラ、ストレッチの講座によく行きますし、先生としては日本酒を教えています。

次回は日本酒の先生としてのことから書き始めます。

ストアカ: www.street-academy.com

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