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hey モバイルだより 2022年春号

こんにちは!heyの田中です。

最近多くのなかまが入ってくれてチームの急拡大が止まらないモバイル本部。今回はそんなモバイル本部のシニアマネージャーがチームの近況を報告してくれました!

Wantedlyでヘイのことをフォローいただいている方にも届けたいので、hey noteからの転載というかたちで以下に記載します。

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こんにちは! hey でモバイル本部のシニアマネージャーをやってます坂田 (@huin)です。

みなさまご機嫌いかがでしょうか。僕は最近 某高級マットレスを買ったのですが、睡眠が深すぎるせいか昼間猛烈な眠気に襲われ困っております。"春眠暁を覚えず"とはこのことですね。

さてさて、昨年の12月に 新設されたモバイル本部の2021年とこれからの話 という記事を書いてから、早くも4ヶ月が経ちました。

まだ4ヶ月か...という気もするのですが、モバイルチームも日々色々な変化が起きており、たった4ヶ月で状況が変わっていたりします。

というわけで、今日は hey のモバイルチームについて近況をお伝えしたいと思います。

目次

  1. モバイル本部、拡大中
  2. 各プロダクトの成長
  3. STORES レジ
  4. STORES 決済
  5. STORES 予約
  6. 新規事業
  7. 2022年のゴールとその先へ
  8. おわりに

モバイル本部、拡大中

             テクノロジー部門におけるモバイル本部の位置付け

hey では100名ほどのエンジニアのほぼ全員がテクノロジー部門に所属しています (余談ですが、カジュアル面談で人数の話をすると「多いですね!」と驚かれます) 。その中でモバイルエンジニアは、モバイル本部という組織に所属しており、各開発グループで担当プロダクトの開発を日々行なっています。

では、モバイルエンジニアもすでに大人数なのかというと、実はそんなことはありません。昨年の12月時点では9名のメンバーしかいませんでした。しかもレジグループは2名、予約グループはなんと1名しかおらず、どちらかというとギリギリの人数で開発している状況でした。

そんな状況から、 この4ヶ月で起きた一番大きな変化がモバイルエンジニアの採用です。

幸運なことにこの4ヶ月でなんと6名のエンジニアの入社がきまり
順調かつ急速にモバイル本部のメンバーが増えています。

正直、余裕をもって開発するにはまだまだ人は足りない状況です。ですが、各チーム新しいメンバーとともに以前はできなかった課題の解決や新しいチャレンジを始めていて、ポジティブな変化が起き始めています。

各プロダクトの成長

モバイル本部全体の話がすんだところで、ここからは各プロダクトの近況も書いてみます。

STORES レジ

昨年6月にリリースされたiPadアプリの STORES レジ ですが、リリース以降着実に機能を増やしてきています。

VOC (オーナーさんのフィードバック) をもとに見極めながら開発しているため、iPadOSの新APIを使った派手な機能開発ではありませんが、オーナーさんに確かに喜んでもらえるプロダクトに成長中です。

そんな STORES レジ の今年の大きなチャレンジは iPhone版のリリースです。

一般的なPOSシステム同様に、店舗で据え置きで使うシーンを想定してiPadアプリとして開発しましたが、より多くの方に利用いただけるように (ユーザーの多い) iPhone版も開発したいと考えています。

iPadアプリがすでにあるため完全なゼロイチ開発とはなりませんが、逆にいうと既存の資産をどのように共有/分割して実装するのか?というチャレンジがあります。プロジェクトのマルチモジュール化はもちろん、開発プロセスも相応の工夫が必要となると思っています。

と、今年の計画を書いてみたものの、現在の3名という体制では人数的に厳しく、一刻も早くメンバーを見つけなければなりません。

今入社いただくとiPhone版の開発に関われるはずなので、SwiftUI x GraphQL での開発を経験したい方はぜひご連絡ください (笑)

STORES 決済

クレジットカード、交通系ICカードなどのキャッシュレス決済をワンストップで導入できるのが STORES 決済 です。Coiney時代から数えて今年の3月で10年を迎えており、相応の負債や枯れた技術を現在でも使っていたりします。

そんな STORES 決済 ですが、オーナーさん向けのiOSアプリがこの春に待望のSwift化を果たしました。(いまさらSwift化?と思うかもしれませんが、少人数で10年近く開発されているプロジェクトにおいては決して珍しい話ではないかと思います)

技術的な世代交代を果たしたことで、今後は開発速度も向上し攻めの改善をしていける予定です。その例として、初夏にはクレジットカードのタッチ決済に対応予定となっています。

STORES 決済、クレジットカードのタッチ決済(NFC)に 2022年初夏対応予定|hey
2022-03-30 〜 主要6ブランドのタッチ決済に対応し、 コロナ禍で求められる「非接触」で「スピーディー」なお会計を実現〜 STORES プラットフォーム を運営するへイ株式会社(以下、hey)は、お店のキャッシュレス決済サービス「STORES 決済(ストアーズ決済)」において、2022年初夏にクレジットカードの「タッチ決済」に対応予定であることをお知らせします。 多様化する決済シーンと中小事業者のニーズに応え、長期化するコロナ禍で求められる「非接触」で「スピーディー」なお会計を実現します。 ※対応
https://www.hey.jp/news/2022-03-30-touch-notice

また、Androidの方はというと、こちらはスクラッチでの開発ではなく順次Java → Kotlinへの移行をおこなっています。こちらも、RxJava から Kotlin Coroutines への移行など、着実に新しい技術の導入を進めているところです。

決済というミッションクリティカルな事業ということもあって、ある程度堅いエンジニアリングを求められますが、その分技術を深く理解し正しいエンジニアリングを指向することができる環境でもあります。

しっかりと技術と向き合いたい方にはとても良い環境です。

STORES 予約

昨年12月にSwiftUIでのリニューアルを果たしたのが STORES 予約 です。

iOSとAndroid、そしてオーナーさん向けと予約者向けで計4つのアプリをたった1人で開発していましたが、この春に2名の仲間を迎え3名のチームとなりました。1年前には専任のモバイルエンジニアがいなかったことを考えるととてもとても大きな飛躍です。CI環境や自動化など、これまでどうしても後回しになっていた部分にようやく改善の手を伸ばすことができるようになりました。

そんな STORES 予約 ですが、今年はリニューアルしたiOSアプリの改善を進めつつ、Androidアプリのリニューアルも目指しています。iOSアプリがSwiftUIを採用したように、AndroidアプリはJetpack Composeの採用を検討しています。

(人員的な理由もあって) Web版での開発が先行している STORES 予約 において、モバイルアプリはその価値をもう一度見つけるフェーズに入っています。

ただ要件通りにアプリを作るのではなく、「どんな体験ができれば STORES 予約 の価値を高められるか?」を考えながら作ることを求められており、モバイルエンジニアの経験としてとても面白い時期を迎えています。

もしかすると、組織的にも技術的にも今年一番飛躍するチームかもしれません。

新規事業

昨年末から募集を開始してますが、STORES / STORES レジ / STORES 決済 / STORES 予約に続く、新プロダクトを準備中です。詳しくは控えますが、他のプロダクト以上にiOS/Androidアプリが重要な価値を持っている事業です。

リリース後に高速で開発を進めたく、こちらも積極採用中ですのでご興味のある方はぜひご連絡ください。

2022年のゴールとその先へ

昨年の振り返り の中で、「モバイル本部を主語にした積極的な活動はやっていません」と書いていました。これは決して十分ではない人数のなかで まずはプロダクトをこれまで通り開発すること に集中して欲しかったからです。

2022年は引き続き採用は注力しつつ、そこから一歩先に進めて チームを超えた知見共有や成長機会を作りたい と思っています。具体でいうと、Google I/O と WWDC のセッションをネタにして継続的な社内勉強会をしていく予定です。各チームなどの都合がつけばハッカソンもやってみたいなーと思ってますが、それは機会があれば頑張ります。

昨年も書いたのですが、マネージャーとしての使命は「チームの成果・生産能力を最大化する」と考えており、そこに直接寄与するのが採用だと考えています。

そして同時に、メンバーの成長もチームの能力を強化する重要な要素です。今年はチームとしてそこに投資し、チームの文化として定着するところまで頑張りたいと思っています。

また、ここから先はまだ僕の妄想ですが、来年以降は新しい技術の導入や、各プロダクトの技術課題を解決する特務チームも作ることにも挑戦したいなと思っています。少なくとももう1, 2年はかかると思いますが、事業と技術、両方の軸でメンバーが成長し活躍できるそんな組織を作るつもりです。

おわりに

というわけで、モバイルチームの近況と目指しているイメージをお伝えしました。

冒頭にも書きましたが、ここまでの採用は順調なものの決してまだ十分な人数が揃っているわけではありません。特に STORES レジ の iPhone版開発、新規事業の開発については hey の事業をよりドライブさせていくためにも1日も早く優秀な方に出会う必要があります。

また STORES 決済 も、品質とスピードその両方を良くしていくためにも新しいメンバーを求めています。オーナーさんがより簡単にキャッシュレス決済を導入できれば、それは結果としてそのお店に訪れるお客さまも幸せにすることができるわけで、とても価値の高いプロダクト開発を経験することができます。

と、足りないアピールをしてみましたが、それでも僕はモバイルチームの未来をとても前向きに捉えています。

メンバーそれぞれ経験の違いや得手不得手はありつつも、各自が自分なりにチームや事業に貢献しようとしてくれています。良い環境に身を置くことも大事ですが、それ以上に良い環境をつくるために日々工夫する経験の方が価値のあることであり、メンバーのキャリアにとっても、hey にとっても、そしてオーナーさんにとっても確実にプラスになると僕は思っています。

というわけで、これから成長するチームの中で一緒に高みを目指してくれる方を絶賛募集しています。どのチームもまだ人数は少ないので、一人の力でも事業を大きく進めることができます。

最後に色々リンクを貼っておきますので、ぜひお申し込みください。

採用サイト

hey | エンジニア採用
heyのエンジニア採用サイトです。 「たのしみ」によって駆動されるお商売。 それを支えるプロダクトを 提供するのが私たちの目指すことです。 たのしいから没頭する。 たのしいからこだわりを磨きあげる。 その熱量が周囲のひとびとを魅了する。 私たちはそんな「たのしみ」が 生み出す力を強く信じています。 激変している社会環境の中で デジタル化は大きく進み、 「たのしみ」を生み出すお商売の ありかたも大きく変わろうとしています。 もっとできることがある。 もっと届けたい人たちがいる。 もっと大きな市場で、大きな挑
https://hello.hey.jp/engineer


「応募まではいかないけど、ちょっと話を聞いてみたいな」と思われた方は、Meetyの面談もあります!

ヘイのモバイルチームについてお話させてください!
ヘイ株式会社の中の人 hey Advent Calendar の1日目の記事 新設されたモバイル本部の2021年とこれからの話 https://note.com/huin/n/nb950924861f0 こちらの記事で、heyが提供しているモバイルアプリプロダクト・チームについて紹介しました。記事にある通り、2022年はプロダクトとともにモバイルアプリ開発チームを大きく成長させる年にするつもりです。 なぜなら、heyの目指す「こだわりと情熱に駆動される経済」を実現するには、 これまで以上にモバイルアプリの
https://meety.net/matches/iarKspLsEVRn


最後に!来週 4月20日 (水) のお昼 13:00 から GMOペパボさんと合同でiOSのLTイベントをやります!両社のモバイル開発の様子がわかるお得なイベントなので、ぜひご参加ください!

【GMOペパボ x hey】iOS Meetup (2022/04/20 13:00〜)
今回のイベントでは GMOペパボ、hey それぞれのiOSエンジニアが、より効率的にプロダクトを開発するための工夫・知見について発表します! 開発プロセスやCI/CDツールなど、きっと日々の開発に生かせる発表になりますので、 ぜひランチを取りながらご参加ください! GMOペパボ株式会社は、「もっとおもしろくできる」という企業理念を掲げ、「インターネットで可能性をつなげる、ひろげる」というミッションのもと、レンタルサーバー「ロリポップ!」やネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」、オリジナルグッズ作
https://hey.connpass.com/event/242060/
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