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成果を出すために、楽しく働く

STORES.jpで機能改善や機能開発を手がけるチームのリーダーを務める勝亦 亮(かつまた・りょう)さん。「めちゃめちゃ緊張してます」と言いながら取材に応じ、人見知りならではのコミュニケーションの秘策を話してくれました。ちなみに趣味はカメラ。

「イケてる会社にはイケてる髪の人がいるんだなって」

─もともとSTORES .jpのことを知っていたのですか?

はじめはアカウント登録をしているだけでした。以前の職場の同僚から詳しく話を聞いて、転職を考えるようになりました。それで意を決して見学に行ってみたのですが、スキル的にもカルチャー的にも全然働けなさそうだなって思っちゃって。

─どういう理由でそう思ったんでのですか?

その頃はまだエンジニア歴が短かったこともあり、こんな少人数のチームでやっていけるのかと思ったり。あとは、当時のSTORES.jpには金色の長髪の人とかグレーに髪を染めている人とかがたくさんいて。イケてる会社にはイケてる髪の人がいるんだなって。

─でも、採用試験を受けてみたんですね。

入社したかったからダメ元で(笑)。はじめ面接の日程が合わなくて、これまた縁がなかったかなと思いましたが、入れてしまいましたね。


毎日4時のおやつタイム

─STORES.jpではどんなお仕事をされているんですか?

今はSTORES.jpの機能改善や機能開発をするグループで、5人のチームのリーダーをしています。といっても、マネジメントはこの10月からですけどね。

─チームの雰囲気はどんな感じなのでしょう?

空気よくやれていると思います。スクラム開発を取り入れてみて、僕らは金曜日に来週やることを決めているのと、毎日朝会をやっています。

─コミュニケーションも多そうですよね。

毎日4時におやつタイムを設けていて、slackのbotが「ちょっと休憩しませんか」って言うようにしてるんですよ。箱を用意してあって、そこにみんながお菓子を入れることにしたら、みんなが自然に買って来てくれるようになりました。しかも、小包装のお菓子を...(笑)

─なんだか楽しそうです。

楽しいですね。元々はチームメンバーの悩みごとをミーティング以外でも気軽に拾えるようにしたいと思ってはじめました。それに、雑談の時間を意識的に設けておくことで普段の仕事もしやすくなっていると思います。心理的安全性、と言うんですかね。

─この会社はそれがすごく高いですよね。

ね。


人見知りだからこそ持っている、コミュニケーションのスイッチ

─もともとコミュニケーションや雰囲気づくりが上手なキャラだったんですか?

いや。これには長い話がありましてですね・・・。

─聞きたいです。

中学とか高校のころって、順番に誰かがハブられるみたいなことがあったじゃないですか。自分も高校に入ってから2ヶ月くらいハブにあったんですよ。その時からいい意味で人を諦めるようになりました。一歩引いて人間関係を眺めているような。だから基本、人見知りなんです、僕は。

─あまりそう見えないですよね。

大学2年生の時、所属していた軽音サークルで新人歓迎会があったんですけど、サークルのメンバー全員が揃いも揃ってみんな人見知りばかりで、誰一人1年生と喋れなかったんですね。そこで「これはまずい」と思って渾身のコミュニケーション能力を使ったんです。そのスイッチを入れる感覚が今に生きている気がします。

─なるほど、だからおやつの時間のように、スイッチが入る時間を決めていたんですね。

会社に来ることや仕事にポジティブになれる機会を

─今の仕事のやりがいってどんなところにありますか?

STORES.jpに関して言うと、周りの人が使ってくれることが多くて嬉しいですね。アパレルのストアとして親戚が使ってくれていたり、彼女にお花のストアを教えてもらったり。heyになってからは、趣味のカメラを使える機会が多くてそれも楽しんでいます。

─いいですね、楽しそうです。

ですね。自分自身が今まで働いてきたことを振り返ると、楽しく働けていなかった時は全く成果が出なかったように思うんです。だから、チームメンバーが会社に来ることや自分がやっている仕事にポジティブになれる機会を増やしていきたいなと思っているんです。

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