スタートラインで働くスタッフの様子を紹介。
今回は2019年4月入社、現在は【マーケティングチーム】のマネージャーとして活躍する渡邉さんのお話です!
■簡単な自己紹介
出身:福島県会津若松市
好きな言葉:今日あることが明日あるとは限らない
趣味:音楽鑑賞、お酒
----------まずは、渡邉さんのご経歴を教えていただけますか。
前職は新卒として入社したWEBマーケティング支援の会社で7年弱勤めていました。就活当初はそこまでキャリアビジョンを持っていたわけではなく、アルバイト先の居酒屋にそのまま就職しようと考えていました。実家も飲食店だったので、サラリーマンで働くイメージも持てませんでしたし、アルバイト先も楽しかったからそれでもいいかなあくらいの気持ちでした。ただ、時間が経つにつれ飲食で働く大変さも感じてきて、本当にこの選択でいいんだろうかと考えなおし、4年の夏から就活をし直しました。(今の仕事も好きですが、未だに飲食への憧れはあります)
真面目な学生ではなかったので就活の軸はなく、サラリーマンでもファッションとかある程度で自由なところがいいなと思い、IT系の求人を見ていた時にたまたま前職を見つけて応募したら受かりました(笑)
前職で社会人としての基礎や大事なことをたくさん教えてもらったので、拾ってもらったことは本当に感謝しています。
入社してから3年ほどは法人向けにSEO対策の営業を、その後コンサルティングの部門に異動して2年ほど在籍し、最後は自社メディアの運用を2年ほど経験しました。
----------前職でも様々な経験をされているんですね。それぞれ、抜擢という形で異動されているんですか?
決してそんなことはありませんでした。営業時代は同期の中でも一番売り上げが低くて全然結果が出ていませんでした。営業って体育会系でガツガツ行く人が売れている印象だったので、自分の性格的にそういう感じではないしこれから営業としてやっていけるのか不安がありましたね・・・。
ただ、幸い、それまで会社の中で誰も経験した事が無いような案件を担当する機会が多く、様々なWebマーケティング関する施策に触れることができました。そういった経験が視野を広くしてくれましたし、異動するきっかけを作ってくれたのかなとは思います。
----------そこから、どのようなきっかけでスタートラインに入社されたのですか?
20代後半になって自分のキャリアについて悩むようになりました。こういった業界に身を置いている以上Webマーケティングの領域で誇れる専門スキルを作り上げたかったのですが、これといったものを見つけることができていませんでした。
周りを見渡すと同年代で何倍もすごい人たちがいて、勝手にギャップを感じてモヤモヤしながら過ごしていた中で新しくプロジェクト任されることになったんです。参加者全員が自分より年齢も能力も上で、そのメンバーをまとめなければいけなくなりました。
プロジェクト自体は問題なく進んではいたのですが、日々メンバーと自身の能力の差を感じてしまい、なぜ自分がこのポジションを任されているんだろうという思いを抱えながら仕事をしていました。
様々なスキルを持つメンバーをまとめゴールに導くことが役割なのに、勝手にメンバーと自身を比較して「このままの延長で働いていてもこのメンバーたちを超えることはできない!」と考え、転職することにしました。正直、逃げでもあったと思います。
人生のテーマである"関わる人にプラスの影響を与えられる人でありたい"を、事業として実現する姿に共感
----------スタートラインに入社をしようと決めたポイントは、どんなことでしたか?
前職の元上司が既にスタートラインで働いていて、たまたま話を聞く機会があり興味を持ったことが入社のきっかけです。障害者雇用の支援を事業としている会社があることは上司から聞いて初めて知りました。話を聞いて、わかりやすく"人の役に立てる仕事"だなという印象を持ちました。一方で、業界のことを全く知らなかったですし、障害者とちゃんと接したこともなかったので、障害者の支援を仕事にするという漠然とした不安もありました。
ただ、私の中で"関わる人にプラスの影響を与えられる人でありたい"というテーマが元々あったので、そのテーマをまさに体現でき、これまでの経験を活かせる会社・仕事だと思い応募を決めました。
----------所属するマーケティングユニットではどのようなお仕事をされていますか?
主に、企業や障害求職者、福祉支援機関向けにスタートラインサービスの認知や接点づくり、サービス利用を促進させるためのナーチャリング活動を行っています。
企業向けの活動では、展示会やカンファレンス、有料の広告などを利用してサービス利用見込み企業との接点を作り、連絡先が交換できた企業にはMAツールやセミナーなどを活用し、サービス利用に向けて意欲醸成を行う活動をしています。
障害求職者や福祉支援機関向けの活動では、郵送DMなどのオフライン施策でアプローチをしたり、Youtubeチャンネルの運営やWebサイトからの問い合わせ数増加を図るため改善活動を行ったりと多岐に渡って活動しています。
私含め経験者もおりますが、大半はマーケティング経験が少ないメンバーで構成されており、どうしたらより良くなるか考え、協力しながら活動しています。
----------今年からマネージャーに抜擢をされた背景を教えていただけますか?
入社から割と最近までは前職の時から変わらず、専門性を高めていくようなキャリアをイメージしていたため、マネジメントラインはあまり考えていませんでした。WEBマーケティングの領域はフリーランスとして独立する人も多いので、スキルを磨き続けていくキャリアをイメージしながら働いていました。
ただ、ふと先ほどの前職の経験を思い出した時、あの時なぜあの役割を任せてくれたんだろうと考えるタイミングがありました。
振り返ると私は割と分け隔てなく誰とでも接することができたので、組織の中で相互協力して良いものを作り上げていくための橋渡し的な役回りは評価してもらっていた記憶があったんです。
自身では特に何も思っていなかったのですが、周りは私の”人と人とのつながりや関係性を深めていくような役割”を評価してくれていたのではないかと思うようになりました。
自分一人の能力が秀でているよりも、自身に関わる人たちのパフォーマンスをどう発揮できるかを考える方が向いているのではないかと思い、そこから、避けてきたマネジメント領域の方が自分の価値を発揮できるのではないかと考えを変えるようになりました。
そんな中、マネージャーの話をいただきました。不安もありましたがチームのメンバーからのバックアップもあり、マネジメント職にチャレンジしようと決めました。
----------人と人とをつなげていく、それぞれ別の役割の人が相互協力をして良いものを作り上げていくことに価値を感じる、という点ですね。
チーム運営もそうですし、スタートラインの社内には、まだ世の中に還元しきれていない"良いもの"が溢れていると感じています。サポーターの支援事例1つとっても、それぞれのエピソードに専門性が高い要素やポイントがあったり、事例として成立に至るまでのプロセスそのものに魅力的な取り組みが詰まっていたり。
そのような"良いもの"を社会に還元していくために、マーケティング部門として形や仕組にできることはまだまだたくさんあると考えています。
その取り組みの輪を大きくしていくためのつながりを大切にする組織でありたいと考えていますし、そこで自身のパフォーマンスが発揮できると考えています。
障害者雇用支援×マーケティング、社会課題を解決する仕組みづくりを創造する
----------今後のビジョンについても、教えていただけますか?
日本は人口減少の影響から労働人口の減少が社会課題とされていますが、その解決策は様々あると思っています。その1つに、社会参画にハードルを感じている人や生きづらさを感じている人を巻き込んで解決していく手段があると考えています。障害者雇用の促進もその一つで、今まではもしかすると障害の有無で何かしらの線引きがされていた部分を無くして、それぞれが適材適所で活躍できるような世の中に変わっていく必要があると思います。スタートラインは事業活動を通してそんな世の中へ向かうきっかけを与えていると考えていますし、マーケティングという役割からさらに加速させていきたいと考えています。
----------最後に、このストーリーをご覧になっているマーケティング職に興味のある方へメッセージをお願いします。
スタートラインでマーケティングに携わる魅力は、
・障害者雇用支援という成長市場で、業界のリーディングカンパニーを具体的に狙える位置にいること
・BtoB、BtoCどちらの領域についても、事業会社で上流工程から経験ができること
だと思います。
障害者雇用領域は成長市場で解決しなければいけない課題が多く存在しています。そこに対して、スタートラインが創り上げているサービスは価値が高く、多くの課題を解決できると考えています。そのために、マーケティングが担う役割は非常に重要であると感じています。
また、業界的にITやマーケティングといった領域はまだ未発展で、私も入社して5年ほど経ちますがまだまだできていないことがたくさんあります。自由度高く、様々なことにチャレンジできる環境はマーケターとしてのキャリアに必ずプラスになると思います。
経験者でももちろん構いませんが、私としては未経験者でもウェルカムです。理念やビジョンに共感をしていただき、マーケティングポジションに興味を持っていただきましたらぜひご応募ください。ご一緒できることを楽しみにしております!