スタートラインで働くスタッフの様子を紹介。
今回は2023年10月入社、現在は【サポート付きサテライトオフィスINCLU】にて活躍する海稲(かいね)さんのお話です!
■簡単な自己紹介
出身:愛媛県
好きな言葉:「なんとかなる!」「ありがとう!」
趣味:ヨガ
----------まずは、海稲さんのご経歴とスタートラインへの入社のきっかけを教えていただけますか。
新卒では通所型リハビリテーションで介護職として働いていました。やりがいを感じながら働いていたものの、当時結婚を見据えていた人(現在の主人)が全国転勤がある仕事でしたので、自分も付いていくことを考え退職し、その後は各転勤先で様々なアルバイトを経験しました。そこから出産・育児を経て、現在子供が3人いるのですが、子育てがある程度落ち着いてきたタイミングで前職の雑貨屋に入社し、4年ほど働いていました。
子育てと仕事を両立する都合で、9:30~17:30までのパート勤務でしたが、仕事内容は非常に充実していて、店頭での接客販売に限らず、新入社員の育成や指導、正社員で入社された方向けのレクチャーなど幅広く業務を担当させていただいていました。様々な経験ができ、自分の役割が増えていくことにとてもやりがいを感じていたのですが、さらに大きな裁量を目指すとなると正社員になる必要がありました。そうすると、シフトによっては22:00まで働く必要性が出てくるため、育児とのバランスが取れなくなってしまう。でも、今後ももっと様々な経験をしてスキルアップしていきたい・・・。そのように考え始めてから、育児と仕事のバランスが取れる新たな職場環境を探し、その過程でスタートラインに出会いました。
ワークライフバランスを第一にどんな仕事に就こうか検討した際に、それまでに人とのコミュニケーションを通じて多くのやりがいを感じていたため、人と関わる仕事を探していました。ただ、勤務時間やカレンダー通り休日を叶えるとなると、接客業ではかなり絞られてくる。
理想的な働き方が実現できる仕事はないか様々な求人を見ていました。一方家庭では、次男が障害を持っていることもあり、"この子の将来はどうなっていくのだろう"という漠然とした不安を持っていました。だからこそ、なにか障害に関する分野に関われる仕事はないかと領域を絞り、スタートラインを見つけました。そして、事業や仕事内容に興味を持ったことと、自分が希望する働き方が叶えられる職場であったため入社を決意いたしました。
仕事を通じて磨く支援ノウハウを、身近な社会課題に活かすことができるやりがい
----------ワークライフバランスを維持しながらやりがいを感じる仕事として、入社を決めていただいたんですね。入社後、考えていたような「育児と仕事の両立」を実現できていますか?
子供のお迎えや食事の準備ができるように、就業時間を調整しながら働くことができています。カレンダー通りの休日のため、子供との時間も確保でき、しっかりと向き合えているなと実感できています。
仕事として障害者雇用に携わり始めてから、障害に関する考えがとても楽になりました。それまでは、当然ですが支援者ではなく親と子の関係性の中で障害と向き合っていたため、"障害があるから"ということで物事に理由付けをしていたのですが、スタートラインがノウハウの1つとしている「行動分析」を学ぶことで、当事者がより良い行動をとっていくためのアプローチが自分の中で具体的になり、関わり方の解答を得たような気持になりました。インプットとアウトプットを繰り返しながら学んだことが、自分の身近な社会課題へのアプローチにすぐ活かすことができることもあり、とても充実した時間を過ごせているなと実感できています。
次男が障害を持っているという事実は変わらない。そして、家族全員で向き合っていく必要がある。だからこそ、当事者全員が笑顔で過ごしていくことが大切であると考えています。そのために、これからも仕事を通じて学びと実践を繰り返していきたいと考えています。
"おもいやり"を体現するために、様々なことにチャレンジしていきたい
----------最後に、今後のビジョンについてもお聞かせください。
私のモットーは、"毎日楽しく過ごす"ことです。笑顔に尽きる。関わる人が笑顔であり続けるサポートをしていきたいと考えています。サポーター職として入社をしましたが、将来的には様々なことにチャレンジをしたいと考えています。例えば、障害の有無に限らずメンタルヘルスに不調をきたしてしまう人はいらっしゃいますが、私たちの支援も障害の有無に限らず効果が出せる技術のため、そういった人たち向けて自分の力を還元していくようなミッションなどです。
また、顧客に限らず社内のサポーターをバックアップしていくようなポジションにもチャレンジできたらなと考えています。社会課題を解決するためのアイディア、実践するサポーターが必要としている物事、そのために必要なバックアップetc・・・企業理念である"思いやり"を、より支援の現場に近い環境で体現していくようなミッションにチャレンジしたいと考えています!