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2019年は課長で2023年は音楽事業部の部長を担っている、ここまでのキャリアの変化について教えてください。
2019年の当時は洋楽のコンピレーションアルバムを制作して自分たちで営業してヴィレッジヴァンガードで販売をしていたり、クラブDJのミックスアルバムを制作して配信やヴィレッジヴァンガードで販売していたりしていました。それが音楽事業部のメイン事業でした。
当時、アップルミュージックやSpotifyが出始めており、TikTokも上陸して流行っていました。これから音楽のサブスクリプションサービスが定着してくると想定しており、会社としてこれからはCDではなくサブスクリプションサービスに力を入れていこう、という動きを取っていました。
そこで立ち上げたのがシンガーソングライターを扱うレーベル「MusicStar」や「ALL BGM CHANNEL」というBGMレーベルです。
仕事がCDメインからサブスクリプションサービスへぐっと変わった時期でした。
最近はチームメンバーの良さしっかり生きるようになってきて、サブスクリプションサービスでもちゃんと再生されるアーティストの育成ができるようになってきました。ALL BGMCHANNELも月間5~600万人のリスナーがいるサービスにまで成長させられましたが始めた当初は本当に大変でした。
CD販売とサブスクリプションサービスでは仕事として行うことが大きく変わりました。
事業は同じことはずっと続かない。次を次を、という中でこれだ!という模索があったからこそ今がある。どうやったら結果を残せるか、をひたむきに考えて動いてきた結果として今があります。
前職のDJをやっていてよかったと感じた瞬間はありますでしょうか。
DJには2種類あると思っています。
1つは海外フェスに出るような、自分で曲を作って自分の曲をかけるプロデューサー的なDJ。もう1つは渋谷や六本木等のクラブイベントで曲をかけるような、空間をプロデュースするDJ。
後者のDJに憧れていて、六本木のクラブでDJをしていました。シチュエーションに合わせて選曲できる引き出しと、選んだ曲を違和感なくかけられる技術がないとクラブへ遊びにきている人を楽しませることはできない。
自分はそこを磨いてきました。
お客さんが5人でも1,000人でも同じように楽しませないといけない。
お客さんの望むものを模索しながら、そこに合わせていくことにとにかく注力していました。
そこで、マーケティングの基本ができていたと思います。押し付けるのではなく受け手側と発信側の「需要と供給のバランスが重要。」というDJの時の考え方が基礎になっています。
楽曲制作やアーティストの曲も、相手が求めているものと提供するものの温度差が近いものが一番喜ばれます。どちらかの温度感が高かったり、逆に低かったり、一致しないとなかなか広がりにくいと思っています。
音楽事業部 部長として事業部運営で大事にしていることはなんでしょうか。
2つのことを大事にしています。
1つ目はホウレンソウです。
配下に対しても上司に対しても一番大事にしています。ホウレンソウがしっかりしていればどんなことでも対処できる、と考えています。
音楽事業部は制作費やリソースを先行投資しなければいけないのと、結果が出るまで長い目で見ないといけない事業です。
そのため、結果を気にして走り出せない状況は良くなくて、自分で仮説を立ててスケジュールを引いて動いていくのが大事なのですが、人間なので誰しもスケジュールが遅れることはあります。
その時に「遅延する旨とどうリカバリーするか」を共有してくれれば良い。
こちら側でもリカバリーができるので、ホウレンソウをとても大事にしています。
音楽事業部はその分、スケジュールやタスク管理には厳しいと思います。
2つ目はどれだけチームの精度を上げていけるか。
これが自分のポジションですごく重要だと思っています。配下の良いところを磨くようにしています。
配下のメンバーにはとにかく考えてもらうようにしていますので、自分からの指示は難しいと思います。あえて1~10を説明せずに、概要を説明して考えるようにさせています。
1~-2の説明をあえてすることもあります。そこから自分で考えて考えて、自分で1~10にできたときが一番配下の力を磨ける、と思っています。
人それぞれ個性がありますが、勿体ないと思うのは器用貧乏になってしまうこと。なんでもできるけど、その分、良いところが埋もれてしまうこと。
エンターテインメントでは専門知識やスキルが重要なので、そこを磨けるように指示やタスク出しをしています。本人に考えるベースを任せるようにしています。
例えば、1人のアーティストの曲をリリースするためにA&Rというアーティストを担当する職種があります。この職種が曲の方向性や売り方、デザインなど全部を考えて実行していきます。
そこを1つのチームにしてしまって、デザインやマーケティングとかに分割してタスクを任せる。デザインが得意なメンバーにはデザインを、マーケティングが得意なメンバーにはマーケティングを、それぞれ得意なところを自分で考えさせるタスクの振り方をするようにしています。
音楽事業部の部長として、メンバーにはこう働いて欲しいという希望はありますでしょうか。
失敗に前向きであって欲しい、と思っています。これにつきます。
失敗あってこその成功だと思っていて、失敗したら上から言われるしミスしたら怒られる。そこで凹むよりも次にどうするのか、を考えて行動ができが大事。
失敗に前向きになれる働き方をして欲しい、と考えています。
音楽事業部にはどのようなメンバーが集まっていますでしょうか。
音楽事業部は良い意味でのオタク気質なメンバーが多いです。
音楽に詳しい人、機材に詳しい人、デザインや好きなアーティスト、曲を掘り下げている人が多いです。
機材だとこういうコードをしたら気持ちいいんだよ、とか話が止まらない。
1個、誰にも負けないくらいに好きなものがある人、突き詰めている好きなものがある人はスターミュージックで活躍できると思います。
それがあると考えとかを発展しやすい。
好きなものがある人は突き詰めて考えることの基礎ができていると思います。物事を掘り下げる手順が分かっている人が多いです。それは仕事に活かせる、と思っています。
最後にこれだけは伝えたい!などはありますでしょうか。
スターミュージックの良いところは挑戦することに前向きな会社であること、です。
ラフに表現すると失敗前提で動ける環境だと思っています。
挑戦したい行動力がある人は大歓迎です。
挑戦したい気持ちがある人が活躍できるのがスターミュージックだと思います。
自分の例で言うと、レーベルの立ち上げは直近で挑戦した仕事です。
上手くいくかどうか分からない、さらにCDの売上は下火になってきている。本当にどうにかするしかない、という状況でした。
下火になってきているとはいってもCDで安定した売上がありましたが、CDのリソースを絞ってサブスクリプションサービスで同じくらいの売上を作っていく挑戦をしました。
本当に売上を立てられるのか?など色々な不安がありました。
とにかく売上を伸ばすために良いところを伸ばしていこう、と思いトライ&エラーでやっていました。
レーベル、音楽メディア開発、YouTubeなど色々なことに取り組みました。結果、成績を気にし過ぎて同時に進めていくプロジェクトが多すぎて、何でもやっているがどれも上手くいっていない、という状況になってしまいました。
人も採用しましたが部署として機能できていない時期がありました。今から振り返ると当時の采配は浅はかでした。どれが上手くいくのか見定めるために良いところを伸ばそうと挑戦しましたが、結果が出ない時期が続きました。
当時、上長とは毎週のように改善案を考えて相談していました。
改善案の解像度が低いと同じことの繰り返しなので、ひたすらブラッシュアップをしていました。
振り返ると色々とやり過ぎていたのでレーベルに絞っていればもっとできた、と感じています。
自分が管轄している音楽事業部は専門性が必要です。今は知識とかも含めて専門性を1人ひとりのメンバーが持てるような体制にしています。それが今の音楽事業部が上手くいっている要因だと考えています。
専門知識がある人たちがチームになると強い、と考えています。
1人のスーパースターがいれば良いですが、それを上回る力を発揮できるのがチームだと思っていて、その方が強いと思っています。
これだけは誰にも負けないという熱量がある人は大歓迎です!