2022年入社 新卒1期生 慶應義塾大学
立ち止まったからこそ見えたこと
――今日はお時間いただきましてありがとうございます!
そしてようこそスタジアムへ。お会いできるのを楽しみにお待ちしてました。
よろしくお願いします!
――まず、ご自身のプロフィールに「プロダンサー」と記載があったのが印象的でした。ダンスはいつごろから始められたんですか?
実は始めたのは大学に入ってからです。1年生のころからダンスを始めて、その後、同じくダンサーを目指して活動しているメンバーとユニットを組んだり、50~60名のメンバーと一緒に舞台を作り上げたりと、精力的に活動してきました。実際にそのユニットで様々なイベントなどへの出演オファーもいただけるようになり、そこからプロダンサーとして活動をしてきました。
ただ、新型コロナウイルスの影響を受けて予定していたイベントがすべて白紙になって、1年間動けなかった期間があって。その間に、将来やりたいことについて改めて自分の考えを整理して至ったのが「起業する」という選択でした。起業するためにはまだまだ学ばないといけないこと、身に付けないといけないスキルも多くあるな、と思い、まずは就職の道を選びました。
――いきなり気になるワード炸裂!(笑) ひとつずつ教えてください!
ご自身の中で「プロ」と呼ばれるダンサーとは、どういう定義でしたか?
オファーを受けてお金をいただいて踊るのであれば、もうそれはプロとしての自覚を持ちながら活動すべきだと思っています。ただ、自分の中で「プロ」というのは、ただオファー通りにその場所で踊るのではなく、「相手の期待値を正確に把握し、その期待値を超える」ことができる人達のこと。そのために自分のスキルももちろん高めながら、一緒にそのイベントや舞台をメンバーと一緒にあらゆる手法を考え抜いて創り上げる、そういう経験が若いうちからできたことはとても大きかったな、と思います。
――良いご経験ですね。でも先ほど仰っていた、予定していたイベントが「白紙になった」ときはどう思いましたか?
もう、絶望に近い(笑)
自分は今後この道で食べていくんだ!と覚悟を持って進んでいたので、その覚悟だけがあってもどうしようもないことがある、ということをその時学びました。ただ同時に、これまで走り続けてきた自分自身について、ゆっくり振り返るいい機会になったことも事実です。
自分はダンスが好きだし、続けていきたいとも思っていましたが、俯瞰してみると「ダンサーがダンスをする環境」自体がとても課題だらけだったことにも気づけました。
周りのダンサーたちがもっと活躍できる場を整えたい、そういったことを一番実現できるのはどういう道かと考えたとき、自然と「起業したい」という考えが浮かんだんですよね。
(詳細な事業内容はここでは割愛します)
とはいえこれまで朝から晩まで1日3時間程度の睡眠でダンス漬けだった毎日。起業するにも右も左もわからない状態です。だからこそ、1回はきちんと修行の意味でも就職して、そのノウハウを身に付けていこう、と決めました。
――なるほど…!
ちなみに他の大手企業も数多く選べる中で、あえてベンチャーを選択したのは、そういう起業精神の強さ故だったのでしょうか?
そうですね。実際、「経営層が近い」という点において、ベンチャー企業の方が学ぶことは多いだろうなと思いましたし、若手のうちから色んな経験が積めると思いました。
フットワークの軽さや効率性重視の自分の性格上、割と同じ大学の友人や周りのメンバーからは「絶対大手には向いてないよ」と言われることも多くはありました。
ただ、実は正直、ギリギリまで大手企業と迷ってはいたんです(笑)就職活動を始めたてのころは、大手の情報ばかり見ていました。
大手とベンチャーの良いとこ取り
――そんな中、スタジアムの選考に参加しようと思ったきっかけは何でしたか?
ダイレクトリクルーティングツール経由で、スタジアム側からメッセージをいただけたことがきっかけでした。その後スタジアムの会社説明会に参加した際、人事担当の方が「スタジアムはベンチャーと大手企業のいいとこ取りだよ」というお話をしてくださったことが印象的で。
BPOという業界で、取り扱うほとんどが大手企業の商品・サービスでもあるし、もちろんベンチャーのスピード感や1人1人の役割の多さもある。トークスクリプトや商談の型、売り方自体を自分たちで組み立てて「創り上げる」という経験もできるという部分に魅力を感じました。これまで「ベンチャーか」「大手か」の2択だと思ってましたが、「あ、なんだ両方取っていいんだ」って(笑)
他のHRテック関連のベンチャー企業も何社か見ていたのですが、スタジアムだと今回の22卒メンバーが「新卒第1期生」でもあるということを聞き、これから会社にとって新しい風土を創っていけるという部分にもやりがいがありそうだと思い、チャレンジしてみようと思いました。
あとは、そのタイミングで、会社として掲げているビジョンに共感できたことも大きいかもしれません。
色々な会社のWebサイトを拝見していると、「その会社で取り扱っている商品やサービスを通じて世の中にどういう価値提供をしていくか」という点がビジョンになっている会社が多い中で、スタジアムは「チームで熱中する」ことを上位概念として掲げていて、それを見たときに、自分の中で「熱中」というキーワードがピタッとはまった気がしました。
ダンスをやっていて、あんなに誰かと一緒に熱中して何かを創り上げる、という経験はそうできるものではないですし、自分以外の誰かと一緒に全力で考えて一緒に作品を作っていく、という感覚がやっぱりたまらなく好きでした。
だからこそ、「この会社はどんな商品だろうとどんな事業部にいようと、『チームで熱中する』ことを何よりも大事にしているんだ」と思ったとき、新しい考え方だな、と思いましたし、「自分がこれまでやってきたこと」、「今後やりたいこと」にとてもマッチしていると感じ、選考に進むことを決めました。
――ちなみに選考が進んでいく中で、おそらく他の会社の選考もあったと思うのですが、最終的にスタジアムを選んでくれた1番の理由は何でしたか?
様々な要素あるものの、最終的には「人」ですね。
特に代表の太田さん、取締役の間渕さんとの面接は、わりと衝撃で(笑)
ご本人が放つオーラもそうですし、自分がやりたいと思っていたことをとことん深堀してくださり、その場で一緒に情報整理しながら気づきを与えてくれたところに、「この人たちの近くで働けたら絶対成長できる、この人たちと一緒に働きたい」と心の底から思えたことが1番の要因かなと思います。
――衝撃を受けた面接!具体的に、どんな面接でしたか?
まず、間渕さんの場合は、自分の考え方にズバっとメスを入れられた感じ(笑)
これまで面接を受けてきた他の会社の面接官の方は、割と私の話に「肯定」や「同調」されることが多かったんです。内容を深堀りして聞いていただけることはありますが、その考え方自体を自分で疑うことは一切なかったんですよね。
ただ間渕さんは真っ向から「違くない?なんでそう思うの?」「それはなんで?」とかなりの質問責め。焦りながら回答したのを覚えています。その分自分が今まで考えもしなかった観点から、今の自分や今後やりたいことを見直すことができましたし、非常に多くの気づきを得ることができました。
太田さんとの面接では、最初から「自分のことをもう洗いざらい話そう」と思い、過去自分が経験したことの悔しさも、今考えていることや感じていること、今後やりたいことを含めて、すべて包み隠さずお伝えしたんですよね。
すると太田さんは、「過去は過去で、今こうして新たに自分で考えて動こうとしているんだからいいじゃないか」と言ってくださって。ご自身の経験や考え方を交えながら、将来起業したいというビジョンに対して、具体的な事業内容やアクションを整理して真剣に返してくださったんです。ホワイトボードで丁寧に図を書いて説明しながら、どの観点で何を進めていけばいいのか、という点を深く掘り下げながら教えていただきました。
太田さんご自身の考え方、ビジョン、スタジアムで成し遂げたいこと、それらに心の底から共感することができましたし、共感できる会社に出会えたこと自体を嬉しく思いました。
普段主導権を握りたいわけではないですが、全く自分の想像とは違う面接に、「何だこの人たち面白い!」と思いましたし、「この人たちの元でならきっと成長できる」と強く感じられたことが、スタジアムに入社を決めた1番の大きな要因です。
――嬉しいですね。実際スタジアムは、その人の「チャレンジしたい」という一歩を全力で応援してくれる会社なので、今後の活躍に期待しています。
最後に、今後スタジアムでどういう人物になりたいかをぜひ教えてください!
まずは、誰よりも結果を残す、その成果にこだわれるメンバーでありたいと思っています。
その後、マネジメントも経験して、しっかりと会社の中核を担える存在になって、せっかく1期生として入社させていただくからには、その期待以上の動きをしたいと思います。
また、今回、この道を選択した自分自身が後悔をしないように、この会社で起こるあらゆることを、全力で楽しみたいと思っています。
皆様お力添えよろしくお願いします!
――ありがとうございました!こちらこそよろしくお願いします!
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