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トップインタビュー:須貝翼

こんにちは!スパイスキューブの樋口です。ご覧いただきありがとうございます。

ストーリー第2段となる今回は、弊社代表:須貝へのインタビューです!

この記事が転職活動中のみなさまにとって参考になることを願い、

我らがキャプテン翼、自称農業オタクの須貝にインタビューしました。是非ご覧ください。


目次

  • Q1,農業との出会いを教えてください!

  • Q2,創業の背景やきっかけを教えてください。

  • Q3,「スパイスキューブ」社名の由来は?

  • Q4,7割が赤字ともいわれる植物工場業界で生き残っている秘訣はありますか?

  • Q5,3年後どうなっていたいか、夢を教えてください。

  • Q6,ズバリ「スパイスキューブ向きの人」とは?

  • 最後に:転職を考えている人にひとことお願いします。

Q1,農業との出会いを教えてください!

2009年の冬、大阪府茨木市の山奥で定年退職後の元気なおじいちゃん達と原木シイタケの栽培を始めたのが農業との出会いでした。元々は週末に里山再生の林業ボランティアでチェーンソーを持ってヒノキなど樹木の間伐作業を繰り返していただけだったのですが、ある時、いつも間伐材を寄付している小学校から在庫が余っているからと引き取りして貰えなかったことがありました。「余った間伐材がもったいないから、原木シイタケをつくってみるか…」ということになり、おじいちゃん達とシイタケ菌を植え付けるところからスタートしています。そのシイタケを半年後に皆で焼いて食べるのですが、感動的に美味しかったのが農業に傾倒することになる、最初のきっかけだったのかもしれません。


Q2,創業の背景やきっかけを教えてください。

創業に至った背景は、大阪産業局が運営する起業支援プログラムに採択されていたことが大きいです。サラリーマン以外に道を探すきっかけになったのは幾つか要因があります。ただ単純に説明すると「仕事に対する給与」と「仕事で得る充実時間」のバランスが維持できなくなったからだと思います。持てる限りの能力や時間投下もして目標達成して所属企業に尽くしても、正当な評価はされにくいものだという現実を何度か経験していく内に神経が擦り減ったのもあります。目の前の「ゴマすり人間」は結果も出してないのに、何故、昇進し続けるのか…のような、どうしようもない負の感情ばかりが蓄積されていました。あとは72歳まで住宅ローンを組んでおり、定年退職制度に怯えながら経済的ストレスと戦わないといけないのかという絶望感や諦観が新しい選択肢をつくったんだと今でも思っています。


Q3,「スパイスキューブ」社名の由来は?

自分の人生や価値観は、誰かからの影響を受けて形成されたものだと考えています。誰かと共有した時間や何らかの経験や刺激を通じて、自分の思考方法や価値基準が決まっていくのではないかと考えています。オリジナルの個人の性格や価値観は稀有で、むしろ他者の言動を参考にして自分の動き方を変えていく人の方が大多数だと捉えています。弊社は、誰かにとって良い刺激を与えられる存在になりたいと考え、良い刺激(スパイス)を詰め込む箱(キューブ)と考えました。胡椒瓶のようなロゴのデザインになっているのも、社名から想起し易いように考案しております。


Q4,7割が赤字ともいわれる植物工場業界で生き残っている秘訣はありますか?

秘訣はありません。
ただ、大きな失敗をした人間にしか理解できない領域があるので、事業が継続できている理由も説明します。
失敗した原因を分析し、同じ失敗しないように別の選択肢を探して正解が出るまで挑戦し続けているだけです。自分自身の仕事の進め方は、小さな失敗を繰り替えしながら正解とは何か…を探ってきています。植物工場が赤字傾向になる大きな失敗要因が2つです。「高額設備投資」と「出口戦略欠如」です。赤字にしない為に何をすれば良いかを考えて実践すれば、少し時間は掛かるかとは思いますが黒字化する確率や蓋然性は向上します。現時点での弊社の考えでは、「少額設備投資農業」と「近距離物流実現」であれば失敗する確率が低くできるというのが答えです。


Q5,3年後どうなっていたいか、夢を教えてください。

まずは農業人口(農業参入企業)を増加できるようにしたいです。
その為には、積極的なリクルート活動が実施され組織形成ができている企業であることに加え、Direct Air Capture搭載型植物工場や空き家向け農業サブスクなどを投入して、新たな市場の需要喚起ができる魅力的な中小企業へと成長させていきたいです。スパイスキューブという会社が経済社会に認められてスタートアップ的な怪しさが消えていることが一つの目標です。
あとは個人的な夢だと、夏の家族旅行で北海道に行きたいです。


Q6,ズバリ「スパイスキューブ向きの人」とは?

①スタートアップに挑戦する覚悟がある人

資金も組織も文化もない…ゼロイチを繰り返しながら、1人1人のアイデアが事業や組織をつくります。そんな環境に挑戦したい、目の前の課題を楽しめる人、毎日が忙しいけど毎日やりがいを持って働ける情熱のある人を募集します。

②結果主義に賛同できる人

自分自身の価値は、自分自身の仕事で証明する必要があります。仕事の定義は様々ですが、弊社では「売上利益に直結する仕事」だけを評価します。個人と会社が限られた期間で雇用関係を結び、その期間中に仕事で結果を出せるか出せないか…それだけです。結果主義に賛同できる人を募集します。

③社会課題の認識力が高い人

弊社の仕事の大部分は「農業に貢献する」というテーマですが、私たちの次の世代の為に、未来の為に仕事をしています。今、目の前にある課題は何か、自分なら、会社ならどのように解決できるのか…を常に考えて、具体的な行動に移せる人を募集します。農業も課題のうちの一つ。関心が高いと嬉しいです。

④短期間で経営者になりたい意欲のある人

少数精鋭のスペシャリスト集団を目指しています。全員が経営者視点で能力の高い仕事ができれば、間違いなく会社は成長します。弊社では、人生設計を真剣に考えている人にこそ経営者になって欲しいと考えております。少し無茶苦茶かもしれませんが、社長をやりたい人を募集しております。

⑤蓋然性を追求できる実直な性格

私たちスタートアップに必要なのは、強烈な情熱と客観視を兼ね備えた人材が集まり、限られた時間で売上利益額の定量的結果を出すことです。責任と現実把握能力が絶対必要です。人生を豊かにしたいという前向きで貪欲な人、大募集です。

⑥自分の人生に言い訳をしない人

弊社で人材採用において重要視しているところは「自分に言い訳をする人」「考え方が短絡的な人」「極端にネガティブな人」は絶対に採用しないようにしています。資本力のないスタートアップには大企業と異なり「ポテンシャル採用」をする余裕がありません。一緒に未来の世の中を変えたい、自分や周りの人を幸せにしたいといった希望を持った人がいらっしゃればご応募ください。


最後に:転職を考えている人にひとことお願いします。

スタートアップへの転職をお考えの方に農業オタクからの助言です。
一般企業とスタートアップは、明らかに働き方も待遇も異なります。
急成長事業となる可能性もありますが、倒産する可能性も同時に高い業界でもあります。(約20%の企業が起業から5年で廃業しているのが現実)
スタートアップを転職活動の候補に入れることは、もしかしたらご家族が心配されるかもしれません。ギャンブルに少し似ている選択肢ではないかと自分は捉えています。もしアグリテック系のスタートアップに関心があるならば、一度、会社説明だけでもさせて欲しいと願っております。次世代の子ども達の為に必要な産業が農業であると信じてプロダクト開発をしてきた背景があります。まだまだ小さな会社ですが、急成長よりも事業継続性と将来社会に与える影響度の高いものを選定しながら技術開発している会社でもあります。
スパイスキューブと現職企業と一般企業の就業諸条件をリアルな天秤に掛けて、熟考した結果の先に弊社が選択肢にあれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

この記事が少しでもみなさんの転職活動の参考になれば幸いです。


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