日常業務を離れて古民家でチームビルディング。私たちがいま大切にしていること。 | spicebox's blog
2017年5月中旬、スパイスボックスのプロデューサー約20名が所属するあるチームでオフサイトMTG(※)を行いました。業務で追われがちな日常を離れ、いつもと違う環境で、いつもと違うテーマのワーク...
https://www.wantedly.com/companies/spicebox/post_articles/63784
スパイスボックスは、営業プロデューサーが所属する営業部門と、広告コミュニケーション施策の企画を作るプランナーや映像ディレクター、アナリストなどが集まるスタッフ部門があります。
入社当時からコンテンツの企画・制作に携わっている私保坂が所属するスタッフ部門のオフサイトMTG(※)が、先日行なわれました。
以前ご紹介した営業プロデューサー部門の合宿は日帰りでしたが、今回は1泊2日の合宿形式。そこでは、一体どのようなことが語られたのでしょうか。潜入レポートをお送りいたします!
※オフサイトMTG…通常仕事をしている会社を離れて行う会議
スパイスボックスのオフサイトMTGは毎回、オフィスから遠く離れた場所で行なわれています。今回は、都心から電車に揺られること数十分の場所に位置する、とある古民家で実施されました。
まるでジブリの世界のような茂みを抜けると現れるのは、情緒あふれる日本庭園。古民家の内部はとても広く、田舎のおばあちゃんの家に帰った気分に。当日はあいにくのお天気でしたが、雨だからこそ見られる美しい日本庭園の光景と、耳をすますと聞こえる雨音に、癒しを感じられました。
昨年度から行われているスパイスボックスの合宿。これまでの合宿は「チームビルディング」がメインテーマでしたが、今回の合宿のテーマは「ナレッジシェア」。
普段は、企業やブランドのコミュニケーション戦略の立案やクリエイティブ制作などを行っている私たち。私も含めて若手社員の多くは実務を通じて日々経験を積んでいますが、今回の合宿では、改めてデジタル・コミュニケーションの世界で長く活躍する先輩方が持つ知識を共有してもらうことができました。
講義の内容は、スパイスボックスの自社サービスやクリエイティブ制作がどのような考え方にもと基づいて行われてきたのか、という会社の歴史まで含めて振り返る講義や、プランニングなど日常の業務に活かせるワークショップなど様々。丸一日、時間をかけてじっくり取り組みました。
生活者が商品を購入するまでに辿るプロセスを表す「カスタマージャーニーマップ」作りなど、様々なテーマの講義やワークショップが展開されるなか、参加者から特に好評だったのが「リバースプランニング」です。
今回行ったのは、「ある広告を見て、どのような思考プロセスを経てそのアイディアを思いついたのかをシミュレーションする」こと。どんな属性の人々をターゲットに、何を伝えることを目的としてこのような表現を行ったのか、などを逆算して考え、発表し合って自分たちの企画、発想力を磨きました。
対象となった作品は、世界的に権威のある広告賞「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」で多数の賞を受賞した著名な広告キャンペーン「LikeAGirl」やテレビで放映されている身近なTVCMなど。
たとえ広告する商品が女性用商材であっても、CMのターゲットが女性とは限りません。この作品ができた背景は? ターゲットは誰か? ターゲットに何を伝えたいのか? 生活者に企業やブランドをどう捉えられたいと考えているのか? などをそれぞれ考え、発表しました。取り組んでいるメンバーの表情は真剣そのもの。でも、発表の場面になると、メンバーの個性が光る思考や回答に驚きや笑い声も聞かれました。
会社を離れて行うオフサイトMTG、もちろん講義やワークショップだけではありません。
みんなで買い出しをしたり、夜ご飯にカレーを作ったり、日本庭園をお散歩したり、突然腕相撲大会(!)が開催されたり……いつもとは違う環境だからこそ、共同作業などのコミュニケーションを通じて親睦を深めることができました。
そして合宿の醍醐味といえば、やっぱりお泊まり。ムダに夜中にホラームービーを見たり……全チームメンバーで人狼ゲームをやったり……ここは本当に会社なのか??というほどノリノリで盛り上がりました(笑)。泊まりだからこそできる会話は、夜が更けるまで続きました……。
↓若手メンバーのお誕生日もお祝いしました♪
一参加者として今回参加した感想としては、非常に学びの多い合宿でした!
私の所属するスタッフ部門はチームごとに異なる仕事をしているため、他のチームがどんな仕事をしているのか知らないこともありました。その仕事内容のほか、自社サービスの戦略やそれがどんな方針にもとづいて設計されているのか、会社の歴史も含めて学ぶことができ、「今、自分がスパイスボックスでこの仕事をしている理由」が改めて明確になりました。このような場がないと、業務に追われて「ここにいる理由」を考えることはなかったと思うので、貴重な機会であったなと感じています。
また、「リバースプランニング」ではそれぞれの回答に個性が垣間見ることができ、ただ学びになっただけでなく、メンバーの脳の中をのぞき見するいい機会にもなりました!
======
スパイスボックスではこれからの未来を共に創る仲間を募集しています!
他のチームのオフサイトMTGの様子はこちら