トライブマーケティングに取り組んだ数年、いま振り返ってその価値を考える|スパイスボックス(spicebox)
Social Date Lab. ストラテジックプランナー/アナリスト 岡本 悟 経営戦略室 室長 小谷 哲也 ーートライブをどのように活用するのでしょうか? ーーはじめに、「トライブ」に着目した理由を教えてください。 ...
https://note.spicebox.co.jp/n/na571facba62e
今回は、2021年にスパイスボックスへ中途入社した、営業プロデューサー2年目の梅ヶ谷葵のストーリーをご紹介します。
宮崎県のテレビ局で働いていていた彼女に、スパイスボックスへの入社経緯や営業プロデューサーとしての業務について、語っていただきました。
キャリア入社を検討している方に、共感いただける話もあるのではないでしょうか。
ぜひ一度ご覧ください!
就活のこと
元々はアナウンサーとして情報を発信したいと思っており、全国のテレビ局を受けたのですが叶わず……。番組企画にも興味があったのですが、知らない土地の企画は難しいと思い、地元・宮崎のテレビ局を受け、2015年に新卒で入社しました。大学は東京に出ましたが、それまでは宮崎に住んでいたこともあり、地元を盛り上げたい! という気持ちが強くありました。
テレビ局時代のこと
約4年間テレビ・ラジオ推進局員として、主にテレビ局のブランディングに携わっていました。自治体のプロモーション施策や、県内を楽しく周遊できるアプリの制作、市町村参加型のご当地グルメイベントの開催などを行いました。途中からは「宮崎県を世界に発信していく」という方針のもとで設立されたグループ会社で、台湾のテレビ局と共同で番組やイベントを2年間ほど制作しました。
転職のこと
台湾で流す番組なので、テロップは明るく! チカチカさせる! など日本とは見せ方や仕様が大きく違ったり、プロモーションにおいても、YouTuberの影響力が凄まじく、著名人の扱いを受けていたり、デジタルでの波及のさせ方の違いに衝撃を受けました。そもそも日本のデジタル市場についてもあまり知らないと気付き、勉強をはじめたら、どんどん興味がわきました。
再度、東京へ
情報の最先端である東京で学びたい気持ちが強くなり、転職のタイミングで再度上京することにしました。宮崎県は良くも悪くも近隣の人と距離感が近いので、居心地の良さから環境に甘えているような感じがして……このまま挑戦をせずにおばあちゃんになるのはもったいないかもと思い、自分を奮い立たせました。
スパイスボックスに入社を決めた理由
①働く環境がとにかく素晴らしい。
選考でお会いした社員全員が優しくて、圧力をかけてくる方はいなかったのが印象的でした(笑)。働き方の面でも、リモートワークが導入されていたので、働くことと、自分のやりたいこととのバランスを上手くとれそうだなと。働く場所の自由度の高さ(個人とチームのパフォーマンスが最適となる場所であれば、オフィスでも自宅でも構わない)は魅力です。また、今後のライフステージを考えると、定時に縛られずに働ける職場かも意識しました。あと、オフィスがおしゃれな点もかなりポイントが高いです(笑)。
②業務の内容が幅広い
中小企業からナショナルクライアントまで携われて、裁量を持って自由に働けるバランスの良さに魅力を感じました。また、スパイスボックスが提唱している「トライブマーケティング」という考え方にも、感心したことを覚えています。
フォロワー数の多いインフルエンサーを上から順にただキャスティングするのではなく、分析をした上で根拠をもとにインフルエンサーマーケティングを実施していく点にも惹かれました。テレビ業界は取れるデータも少なく根拠の提示が難しかったので。
入社後に感じたギャップ
選考の段階で配属先になるチームの方から業務内容などを細かく聞いていたので業務に関するギャップはなかったです。入社してすぐにけっこう多めのタスクを割り振られたのですが、すぐにこれだけ任せてもらえるんだ! とポジティブに受け取っていました。これ以上タスクが増えると対応が厳しい状況になったら、上長が一緒に動いてくださったり、他のチームメンバーにタスクを分けてくれたり、すぐ対応してくださるので助かります。上司が1つ上の年齢なので、ざっくばらんに相談できるのもありがたいです。
業務内容よりも働くみなさんにギャップを感じました。わいわい働いているイメージだったのですが、真面目に黙々と働いている方が多く、仕事中は私語もあまり聞かないなって(笑)。優しくて誠実な印象は変わらないのですが、意外とシャイな方が多いことに驚きました。
また、社長とも距離感が近いことは嬉しいです。社長室に行かないと会えない企業もありますが、同じフロアの隣の席で仕事をされていることもある(※)ので、声もかけやすいです。サーフィンという共通の趣味があるのですが、社長と趣味の話ができるのってすごいことだよなぁと。
※スパイスボックスでは、執務室内がフリーアドレスになっており、毎日座る席を自由に変えることができます。
現在の業務
最近は、デジタル広告の成果を見ることが楽しいです。現在、とある案件で複数のデザインの広告を同時に配信していますが、フォロワー獲得数、クリックによる遷移率、費用に対する成果などの数字の変化に一喜一憂しています。予算が大きい分、広告を1つ停止した際の変化も大きく、責任感と同時に楽しさも感じています。
仕事で大切にしていること
相手の気持ちを考えることを意識しています。相手が話しやすい環境を作るように心がけています。あとは、中途半端が許せないタイプなので、提出の期日ギリギリまで、「もう少し待ってください!」と、アウトプットのクオリティを上げるために粘ったこともあります。
身につけられたスキル
日々変化するフォロワーの分析が楽しいです。定量的にも定性的にも分析した提案をする機会が多いので、数字から読み解く分析力も身についたなと。
任されるまでは興味のない業種や仕事内容だったとしても、やり出すと意外とハマることがあるという学びも。今は車関係や美容関係、筆記用具関係など幅広く担当しているので、様々な知見を高められています。
他には、クライアントにあわせた対応ができるようになってきました。スパイスボックスには対応の仕方に決まった“型”がなく、みなさんが素に近い状態で対話をされていたので、入社当初は戸惑いました。とても腰の低い先輩もいる中、クライアントに対してフランクな先輩もいましたが、その対応が刺さっていたんです。発注している側/されている側という関係性よりかは、一緒に作っている感じがしました。営業=腰は低く! と思っていたので、すごくカジュアル、でもすごく丁寧なコミュニケーションを私も早く身に着けたいですね。
誇りに思えた仕事
新しい商品を発売する際に、SNSに上がっている声を集めてレポートする施策があったのですが、その声たちがゆくゆくはクライアントの社長にも届くと聞いたときにやりがいを感じました。生活者の多様な声を、私が社長に届けているのだと強い使命感が芽生えたからだと思います。SNS上の声を拾い上げる過程で温かい声も多く目にするので、感動して泣きそうになったことがあります(笑)。
今後、成し遂げたいこと
社内では、個性的で多様なメンバーが集まっている会社なので、積極的に関わっておもしろいコラボレーションを生んで、それをもっと発信していきたいですね! 社風や制度に関しては、今の状態がとても好きなので変わらないでほしいです。人間関係で悩みのない平和な環境で働けることは最高です!
仕事面においては、難題に向き合いたい、という気持ちがあります。クライアントが抱えた課題に対して、分析力を活かしながら一緒に取り組みたいです。ゆくゆくは宮崎県の持つ課題解決にも繋げていきたい、と思います。今はひたすら経験を積みたいのですが、50歳くらいになったらまた宮崎に戻りたいです。前職に対する感謝の気持ちや、それを取り巻く宮崎自体に恩返しがしたい。もしかしたらスパイスボックスの社員として宮崎で働いているかもしれませんが、仕事もしながら地元でゆっくりできるのが素敵だなと夢見ています。
最後に一言
どうしても働く時間が占める割合は長いので、一緒に働く人が大切になると思います。見かけだけだとカジュアルに見える会社ですが(笑)、みなさん根が優しい方ばかりですし、働く環境も整っているなと私は感じています。スタイルが合う方には、ぜひおすすめしたいです!
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