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1年目と先輩に聞く「リモートワーク」での新人育成について


現在、出社率が約3割(※)となっているスパイスボックスですが、プロデューサーとして働く新卒1年目の社員にはどのような育成やサポートがあったのか、同じチームの先輩(育成担当)も交えて聞いてきました。

(※)出社率は33%。社員平均は月に7日出社。(2022年1月のデータより)

▲育成担当の先輩、河原林さん(写真左)と、新卒1年目の折笠さん(写真右)

リモートワークでの連携

Q.現在はリモートがメインだと思いますが、どのように連携してきましたか?

河原林:僕が折笠の育成担当の先輩だったこともあり、入社から半年間は毎日1on1(1対1で日々の出来事などを話せる機会)を設けていました。今でも週2回はしているのですが、困っていることを聞いたり、質問に答えたりしています。

1年間働いていく中で、同じチームとして動くプロジェクトが少なくなっていったこともあり、業務内容についてというよりは、メンタル面での話が多かったですかね。

Q.ちなみに、現在の出社頻度はどのくらいですか?

河原林:もともとは週5で出社していましたが、今は週2程度です。少し前までは僕たちの所属するチームには「出社日」が設けられていて、オフラインでチーム会をしていました。今はリモート会議も併用して開催されているので、出社は任意になっていますけど。

折笠:私は入社から今までずっと週5で出社しています。同じく出社している先輩にすぐ聞けるので助かりますし、家だとなかなか集中できなくて……。

河原林:自分は昇降デスクや大きいモニター画面を買って、家でも働けるようにしたらすごい居心地がいいし、家は最高だよ!

折笠:いいことですよね! あとは……自分の存在を知ってもらうためにも出社しています(笑)。誰? ってならないように!

河原林:いやぁ~大事だよね。まぁ、みんな折笠のこと知ってるけどね?(笑)

折笠:先輩たちが社内でPRしてくださっているので(笑)

互いに身についたスキル

Q.スキル面での不安はなく、すぐに働けましたか?

折笠:もちろん研修期間もあるのですが、私自身、実践しないと分からない・自分ごと化できないタイプなので(笑)、すぐチームに入れてもらって働けたのは良かったです。早い段階でいろいろな先輩と関われたので勉強にもなりました。効率重視の先輩や、成果重視の先輩など様々な仕事のやり方・結果の求め方があることを知ることができて、引き出しの数が増えた感じがします。

あと、スパイスボックスは入社までに取っておくべき資格や、やっておくべき宿題がなかったのですが、大学の友達の中には、課題として読むべき本を渡されていた子もいたので……私も不安になって何も用意することは無いのか、人事の方に聞いちゃいました(笑)。

河原林:僕個人としても、大学生のうちは「今しかできないこと」を思う存分楽しんでほしいなあ〜。スキル面は入社してからでも間に合うので。

Q.先輩の河原林さんからはどんなことを学びましたか?

折笠:とにかくレスが早くてすごく助かっていたので、真似するようにしています。そういった細かいところでも、社内外問わず一緒に働く方たちを不安にさせないところが凄いなと。

河原林:たしかに、即レスは心がけていて、すぐに返せない場合でも、いつ頃返信できるかの目処を伝えたりしてますね。

Q.他にも「ルール」はありましたか?

折笠:ルールってありましたっけ…? 私は分からないことが出てきたら、すぐ聞くようにと決めていたくらいですかね。

河原林:実は、ルールを作るほど心配していなかったんです。自由にやってもらったほうが彼女らしく働けるのかな? と思って意識的に作らなかったです。意志を尊重したいなと。

折笠:たしかに意見を求められることが多かったなと思います。「分からない」で終わりにするのではなく、「だからどうしてほしいのか」まで聞いてくださるんです。

成長してるのかな? とか業務に対する不安はあったのですが、「何が分からないのかを分かっていない」ということはなく、教えてもらえない不安とかもなかったので、ありがたかったです。

Q.逆に、後輩から学んだことはありましたか?

河原林:折笠は身振りや手振り喋り方などの伝え方が本当に上手なので、依頼される側も気持ちよく働けるんだろうなぁと感じて、勉強になっていました。

折笠:私は逆に河原林さんを見習っていました! 河原林さんは関係会社すべての人から信頼されているし、河原林さんを嫌だと思っている人が1人もいない、絶対に好かれる力が本当に凄いなって。誰も嫌な気持ちにならずにプロジェクトを進行されているので、見習おうって意識してました。

河原林:彼女が会社に入って初めての社会人のモデルに自分がなるわけだから、めちゃくちゃちゃんとしようとしてた部分はありますね(笑)。

1年目が終わり、これからについて

Q.折笠さんも2年目になるので、一旦河原林さんは先輩から離れますが、今後、どういった関係性になるんですか?

河原林:たしかに2年目だと独り立ちしていくフェーズになると思いますが……チーム自体は変わらないですし、業務に関しては周りの先輩でも答えられると思うけど、それ以外でも困っていることがあったらいつでも聞いてほしいですね。

折笠:じゃあ、いっぱい聞きます!(笑)

河原林:週2回しているミーティングはなくなるけど、関わり方は今と変わらないので!

Q.最後に、1年間一緒にやってみていかがでしたか?

河原林:いやぁ~本当に……今までいかに自分がちゃんとしていなかったかを痛感しました(笑)。

折笠:そんなことないですよ!(笑)

河原林:先輩になるまでは何も考えてなかったなって。自分の身を正して、良きモデルになることでちゃんとしようと思えたんです。それに、自分が新卒だったときの気持ちを思い出しました。目の前の仕事に集中していると、昔、感じていたこととかも忘れちゃいますよね。

ただ、折笠と自分の1年目とは全然似てないですけどね! 本当に今の1年目はしっかりしているなぁ、偉いなぁと。

Q.せっかくなので、「贈る言葉」はありますか?(笑)

折笠:卒業式みたいですね(笑)。

河原林:なんだろう……その性格のまま、腐ることなく突き進んで行ってほしいです! あとは、スキルを付け足していくだけだと思うので。マインドは変える必要ないです。

折笠:もしも腐ったときは助けてください……(笑)。

河原林:もちろん!(笑)


▲インタビュー後、あんこが食べられるようになった報告をする折笠さん(笑)。

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