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世の中の概念や常識、カルチャーを変えるためファーストキャリアで身に着けたかった力。

こんにちは。スパイスボックスの採用広報担当の吉池です。

今回は2019年春に入社したスパイスボックス新入社員の1人、澁谷 葵をご紹介します。

【名前】澁谷 葵

【出身地】新潟県

【出身大学】青山学院大学

【趣味】映画鑑賞 / 絵を描くこと

【好きな言葉】“The cave you fare to enter holds the treasure you seek.”(英語でかっこつけてみました)


学生時代にやってきたこと

学生時代はそのほとんどの時間を、アイセックという学生NPO団体での活動に費やしていました。海外の学生が、日本の企業でインターンシップに参加できるよう斡旋するという活動をしていたのですが、営業活動から、海外学生との英語面談、VISAの手配や来日後のケア、さらには組織内チームの統括など、かなり手広い経験をさせてもらっていたなと思います。とても忙しい日々でしたが、この活動を通して一生モノの友人もでき、今ではとてもいい青春だったなと思っています。


スパイスボックスに入社した理由

上記のような活動の中で、渋谷区のダイバーシティ課の方とお話する機会がありました。世間ではちょうど、渋谷区で同性間パートナーシップが成立して、LGBT(を含めたあらゆる社会的マイノリティ)に優しい区としての渋谷区がスタートを切ったところでした。渋谷区の方から話を聞くうちに、自分もいつかソーシャルな領域で世の中を良くする活動をしたいなと思うようになりました。

しかし現状、社会的マイノリティに関連する活動は非常に閉じていて、一部の当事者だけが熱を持って取り組み、その周辺は無関心といった状況がほとんどです。その当事者の熱量をうまく周りに伝播させる術を知りたいと思ったと同時に、制度や法律の根幹となる概念や常識、カルチャーを変える、あるいは新たに作っていくことができる力が欲しいなと思いました。そんな理由で、就職するなら「あらゆる打ち手を試しながら多くの人の行動に影響を与える」経験を積めそうな広告業界がいいなと思っていました。

その中でもスパイスボックスを選んだ決定打は「エンゲージメント・コミュニケーション」(SNSなどのソーシャルメディアを通じて生活者に企業やブランドへの好意や共感を生む広告コミュニケーション)という考え方に共感したからです。

SNSデータを通じて世の中のインサイトをしっかり汲み取り、それを利用して人を「共感」によって動かすという仕組みは、まさに私が学びたかったことでした。一方的な意見の押し付けではなく、また奇をてらって一時的な注目だけ集めるのではなく、「共感」を生み出すという考え方に、とても納得したのを覚えています。また、一般の生活者の意見が一番素直に窺い知れるSNSのデータをファクトとして採用しているという点も魅力でした。


今後スパイスボックスで挑戦したいこと

今現在は1年目ということで、広告業界で働く者としての基礎的な力をつけるため、営業活動をメインでやっていますが、ゆくゆくはプランナーとして、いろいろなコミュニケーションのあり方を自ら考え、試してみたいなと思います。どんな仕掛けをして、どんな媒体でどんな風に発信すれば、誰がどう行動するのか・・・といったパターンを自分の中に増やし、いつかソーシャルセクターで活動する際に使える引き出しを増やしていきたいです。

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