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【社員紹介#7】スピード感のある自社プロダクト開発が魅力。大手SI出身のベテランエンジニアが感じること

スペクティの技術を支えるエンジニアチーム。今回は、今年の5月に入社して活躍中のメンバーに話を聞きました。

2019年5月に入社をしたエンジニアの矢口です。スペクティに入るまでは、大学卒業後に前職のSIのベンダーに入社してから20年弱、プログラムから始まってシステム開発をやってきました。直近までメインでやっていたのは、自然言語系のシステム開発です。

マネージメントから再び現場へ。自社サービスを作りたい

前職では、開発の現場とマネージメントをしていました。転職を考え始めたのは、管理の比重が多くなってきて、もう少し現場のほうで色々やりたいなという思いがあったのが一つ。あとは、SIだったのでお客様のニーズにあったシステムを作るということをメインにやっていたんですが、自分たちのサービスを作るというところにすごく興味があってスペクティに転職を決めました。スペクティではSNSのデータを扱っていますが、もともと前職でも口コミの分析などで扱っていたデータソースだったので、馴染みがあってイメージが付きやすい部分もありました。

実際に働いてみて、スペクティはスタートアップだけど落ち着きがあって堅実な部分が良いなと感じています。ここであれば自分も腰を据えてできそうだなと。スペクティのサービスは防災・危機管理情報を扱っているんですが、それは自分自身の危機にも直接結びついてくるところでもあるので、まったく他の世界ではなく自分たちの問題として取り組めるのでやりがいは感じています。

スピード感を持って、個々に設計できる環境

今は主にSNS緊急速報サービス「スペクティ」のデータの基盤の整備と、言語系の機能の開発をメインでやっています。最近は、「地図表示」機能に関する緯度経度の特定、位置情報の付与といった開発をおこなっていました。

この機能は、今起きている事象に対して、どこで発生しているかというのを住所だけでなく地図で直感的に見たいというお客様のニーズに応える形で開発が決まりました。

会社の規模にもよりますが、大きい会社だとまずチームで設計して、その設計をもとに開発していくのが一般です。今は要望に対してスピード感を持って自分で設計できる部分がいいですね。今回の件だと、自分でどういった仕掛けで、どんなデータを集めて位置情報をだすのかというところは自分で考えて設計をしました。

個人がやりたいという部分に対して任されるところは多いですし、自分の得意な分野を任せてもらえるのでやりやすいです。いろんなタスクがある中から、自分の開発が終わったときに「これやりたい」みたいに言える。いきなり転職してきて自分の強みをいかしてというのはなかなかないところ、柔軟にやらせてもらえてるなと感じます。

前職のときはチームで30〜40人くらい管理していたんですが、一人でできるので気楽は気楽ですね。(笑) スペクティでも、もちろんチームを組んで動くこともありますが、小さな機能であれば各個人で動くことも多い。チームの雰囲気は堅苦しくなく、なにかあれば直接コミュニケーションとって進めていく感じです。

人々の生活に密接に関わっている実感

スペクティのベースとなる部分はしっかりと保ちつつ、そこから派生するチャレンジに関してはいろいろ手をあげればやらせてもらえる環境にあると思います。スペクティでは、防災・災害をメインでやっていますが、直近だと企業のリスク管理向けのサービスなど、会社の理念に沿った新しいチャレンジはどんどんできるのかなと思っています。

個人的には、今やっていることをしっかり固めつつ、既存のサービスに加えて新しいものを生み出していきたいです。単純に技術だけを追うのではなく、防災や災害に対して役に立つということがベースにあるのがスペクティの良さだと感じています。

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