2月26日から、スペクティのグローバル・コンテンツチームはロンドンで開かれるBVEという展示会に出展します。海外向けのマーケティングを担当しているメンバーに、担当している仕事やスペクティについて教えてもらいました。
2018年2月に入社した香港出身のカトリーナと申します。海外マーケティングを担当しています。
もともと香港大学に通っていたときに、イギリス系のKantarという会社でマーケティングアシスタントをやっていました。大学を卒業したら、“グローバル社員”として良品計画に入社が決まり、そのために日本に引越しをしました。
Kantarと良品計画では、海外向けのマーケティングを担当。海外のクライアントとコミュニケーションを取りながら、ニーズを汲み取ってサービスを改善する仕事をしていました。良品計画では、店舗のマネジメントはもちろん、ローカライゼーションとグローバル展開を中心に、宣伝活動や販促ツール作成などに参加させていただきました。
Kantarと良品計画はそれぞれ典型的なイギリスの会社と日本の会社だったので、毎日刺激を受けながら、違うワークカルチャーを身につけられたのはとてもいい経験です。
これからのニュースメディアの未来に期待して
小売業界での経験はとてもためになりましたが、これからの未来に合った成長している業界に挑戦してみたいと思ったのがスペクティに転職したきっかけです。
スペクティを初めて調べたときに、「ソーシャルメディアを活用して、ジャーナリストではない普通の人たちでも情報の普及と共有に貢献できるようにする会社って、スゴイ!」とめちゃくちゃテンションが上がりました。
私が育った香港では、政府の影響があって自由に情報を発信できません。なので、私はメディアはチェックアンドバランスのための重要な役割だと信じています。
ビットコインなどの仮想通貨は、中央機関を媒介せずに、世界中の利用者がお互いに管理と監視をおこなうことで、取引の透明性を高めています。ニュースメディアもこのように透明性をもって、本来のチェックアンドバランスの機能をしっかりと担う未来がくることを期待しています。
もともと比較文学専攻のサイエンスフィクションファンなので、自分の努力が微々たるものであってもシンギュラリティの到来を促進する動きの一部になれたら楽しい!! とは、こっそり感じています… 。
「日本」としてくくらないで。サービスの本質を見てもらうために
▲2018年、シンガポールの「BroadcastAsia」に出展
スペクティでは、海外向けのマーケティングとブランディングをやっています。海外の展示会への出展、ツイッターやFacebookでのコンテンツマーケティングを通して、海外の人たちにスペクティを知っていただく取り組みです。
2018年にはシンガポールのBroadcastAsiaとアメリカのOnline News Associationという展示会に出展しました。そこで感じたのは、やはりスペクティに関わらず、いい意味でも悪い意味でも“日本”というイメージが根深くあるということ。東京を拠点にする会社と言ったらみんなに「英語うまいね! ほかの会社には声かけづらかったけど…」とか、「それは日本のテクノロジーなの?」などの返事がくることが多く、”日本”というくくりでしか見られていないように感じました。
海外進出に対して積極的なスペクティの環境を活かして、「日本ってハイテクロボット」とか「ハローキティ」というイメージだけじゃなくて、「しっかりとグローバルサービスを提供している国際社会の一員だよ」と世界に見せていきたい。国の壁を超えて、もっとサービスの本質を知ってもらえるようになるのが目標です。
社風も自由。キャリア形成も自由。
▲春に移住予定のデンマークにて
最先端テクノロジーを開発する会社でやりがいのある仕事ができるのはもちろん楽しいですが、なによりもスペクティは働くひと同士を信頼して、人を人間扱いする働きやすい会社です。
…人間扱いというのはどういうことかというと、出社時間がフレキシブル、残業がない、休暇を積極的に取れるという、社員の健康やワークライフバランスなどに配慮した職場環境が整っているということ。特に日本では珍しく新しい働き方に挑戦していると思います。この環境はとてもありがたく、がんばりたいモチベーションになります。
そして、外国人を採用している日本の会社は、異文化をあまり理解せず外国人スタッフを日本人扱いするといわれますが、スペクティの皆さんは偏見がありません。「海外ではどう?」「そこが違うんだ!」「香港の○○を教えて」って文化の違いに興味をたくさん持ってくれます。今回この文章を日本語で書いていますが、本当は「英語でもOK、わからなかったらいつでも聞いて!」と言ってもらいました。
日本や海外出身のメンバーが混ざっている会社ですが、フレンドリーで、仲間の多様な個性と文化を尊重し、多様な人材が活躍できる企業風土づくりを実現しているなと深く感じています。
スペクティといえば自由な社風です。最初面接のときに、「日本にずっといるつもりはないので、一年ぐらい経ったらほかの国にチャレンジしたいです」。と素直に伝えていたのですが、今年の春には日本を出てデンマークに引越しをして、そこから引き続きスペクティの仕事をすることになりました。「国際的に活躍したい!」のようなえらいことは言えませんが、世界への好奇心を満たすキャリアをつくっていきたいです。
▼グローバルのお仕事はどんなことをしているの?
・AP通信社と、全世界に向けてコンテンツを配信。グローバルチームのお仕事って?
▼スペクティではこんなメンバーが活躍!
・6ヶ月間沖縄でフルリモートしてみつけた、最高にバランスのいい働き方【スペクティの好きなところ】
・「どこにも負けない働きやすさ」は本当だった。デスマ疲れしてた僕が受けたカルチャーショック
・NYに年に5回。日本と海外を行き来しながら活躍できる環境【スペクティの好きなところ】
▼スペクティはこんな会社です。
・世界のどこかで誰かが発した「助けて」という小さな声を世の中に届ける。創業から変わらないスペクティのミッション
・150社を超える企業にスペクティが選ばれる2つの理由。情報をあつかう会社だから、その質にはこだわりたい
・2020年に到来する「44ZB時代」にそなえて、スペクティが考えていること