こんにちは。スペースキーの小野です。スペースキーでは、全社あげてのチームづくりを模索中です。どのような課題があるから、どのようなチームを目指しているのか。まだ取り組み始めたばかりのチームづくり。実際の取り組み事例をご覧ください。
スペースキーは2007年に創業、設立14年目を迎えた企業です。アウトドア事業を始めたのは2013年。キャンプ場検索・予約サイト『なっぷ』をローンチ、アウトドア事業のための原点となりました。
※詳細はこちらの記事もお読みください。
当時は、全社=チーム。全体で20人もいない組織規模だったため、チーム一体となって事業に取り組んでいた、いわば“がむしゃら期”でした。そこから、『CAMP HACK』などの伸びによって、組織は20人→115人に成長。事業も多角化し、個々がそれぞれ事業を走らせています。
現状の課題
数年で組織が急拡大したため、仕組みが追い付いていないというのが喫緊の課題。特にコミュニケーションの部分に課題があると感じています。例えば、「新入社員の顔と名前が一致しない」をはじめ、「隣の部署のあの人は、一体どんな仕事をしているのだろう?」「社内にこんなナレッジがあったなんて!(早く知りたかった……)」というコミュニケーションのずれが発生。また大きな部分では、「経営層が何を目指しているのかわからない」「スペースキーはどこに向かっていくんだろう」という、働く上で重要な意思の疎通が取りにくくなっていることが判明。これは早急に対策しなくては!
そのような課題感から、スペースキーでは全社でのチームづくりを模索しています。
具体的なチームづくりの施策
チームづくりは大きく「会社としての方向性を合わせるチームづくり」と「個々のつながりを強化するチームづくり」の2つで進めています。
【会社としての方向性を合わせるチームづくり】
ビジョン・ミッション・バリューの刷新
2019年にビジョン・ミッション・バリューを刷新しました。刷新した理由は、組織の変化(成長)によるため。
旧ビジョン・ミッション制定時:単一事業 従業員数は20人弱
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新ビジョン・ミッション制定時:多角事業 従業員数は100名超
ただ制定しただけでは全社のベクトルを合わせることが難しいと考え、「理念浸透プロジェクト」を発足しました。一方通行な伝達ではなく双方向な会話をゴールに、ポジティブもネガティブもひっくるめて、みんなの心に存在するものにしたい。その想いで下記のような活動を通じてチームづくりを推進しました。
・広報誌“PassPort”
・ビジョンピクチャー
この活動自体も、部署の垣根を超えて募った臨時チーム。普段、あまり関わることのないメンバーとのチームは新鮮。よりお互いの仕事に対する姿勢が垣間見られる機会となりました。
全社アウトドア研修
日本各地のアウトドアフィールドに赴き、現地にある課題や問題をみんなで認識しようという目的で行った研修です。全社をいくつかのチームに分けて実行。まずは楽しそうな研修の様子をご覧ください。(楽しそうでしょ!)
研修は行く場所と日にち、予算が決まっているだけで、あとはチームの自由。メンバー同士でルートやアクティビティ、食事など、みんなが楽しめるようにプランニングしました。それぞれの趣向も感じられて、つながりの強化にも寄与できた経験になったと思います。
【個々のつながりを強化するためのチームづくり】
各種部活
どの企業さんにも1つや2つはある、企業内部活。スペースキーはアウトドアが好きなメンバーも多いため、本格派アウトドア活動をしている部活動への人気が高いようです。
↑登山部
↑マラソン部
↑フットサル部
好きなアウトドアやスポーツを通じたコミュニケーションは、仕事を忘れて打ち込めるので純粋に楽しめるのが良いところ。もちろん上記以外にも部活動はあります。趣味や興味に合わせて、参加したいコミュニティを探していただけます!
ファミリーデー
年に1回、お子さんがいるご家族を中心にファミリーデーを開催しています。ファミリーデーの目的は、社員とその家族も含めたコミュニケーションを加速させるため。
(感想)
・同僚の、会社から出た、普段の表情がみれることで、より仕事でも助け合える気がする
・家族に会社や事業の理解を深めてもらうことができてよかった
・家族に働いている場所や雰囲気、そして同僚を知ってもらえて理解を得られる。社員の家庭での様子やそれぞれのバックヤードを知れる。それにより距離感が縮まる。会社としても家族を持ちながら働くことへの理解が深まる。
ファミリーデーによって、理解が進むことでより助け合える。「ファミリー」という共通言語でつながったメンバーとのチーム作りを強化し、助け合える強いチームを作っていきたいです。
社長ごち会
組織が大きくなってよくあるのが、「社長との距離が離れてしまった」という問題。スペースキーでもこの問題はありまして、これを解消とスタートしたのが代表との「ごち会」です。
食事の場を通じて、代表が何を考えているのか、どう思っているのかフランクに話せる場を設けました。
(感想)
・社長とはもちろんですが、普段業務では関わらない他の人とも話せてよかったです。
・社長とお話したくても実際はなかなか誘いづらかったので、こうして日時設定してもらえるのはありがたかったです。
・社長が『メンバーが知っている』と思ってることでも意外と知らないことがある。
・それがゴチ会中に一つでも浮き彫りになり解消されることで今後のコミュニケーションにポジティブに働くと思う。
・日頃話せないこと、疑問に思っていることを伝えられたからよかった。
反応は上々。小さく濃いコミュニティを通じて、チームづくりを一歩ずつ進めていきます。
一緒にチームづくりしませんか?
スペースキーのチームづくりはまだ始まったばかり。それぞれの活動を走らせながら試行錯誤し、チーム作りを強化していきます。会社が急激に成長した結果、まだまだ組織がそれに追いついていないというのが現状。なので、健全にコミュニケーションを取りながら、一緒に会社をよくしていける人とご一緒したいと考えています。あなたのアクションをお待ちしています!
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