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ゆらぐ2・3年目社員の対応法~経営者が語る本音 Vol.9~

こんにちは!

株式会社ソリューションの採用担当の川口美音です。

私たちは中小企業様を中心に、人間関係・コミュニケーションの課題に特化した、コンサルティングサービスを提供している会社です。

さて、在宅勤務中ですがVol.9も、前回のフィードの続きになります!

入社2~3年目社員が陥る"ゆらぎ期間"の関わり方とは?~経営者が語る本音 Vol.8~ | 代表、長友威一郎の「理念がある日々」
こんにちは! 株式会社ソリューションの採用担当の川口美音です。 私たちは中小企業様を中心に、人間関係・コミュニケーションの課題に特化した、コンサルティングサービスを提供している会社です。 さて、Vol.8も以前、更新したフィードの続きになります! 株式会社ソリューションでは、「」という経営者様向けのメールマガジンを配信しています。 ...
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株式会社ソリューションでは、「情熱社長倶楽部」という経営者様向けのメールマガジンを配信しています。

その中のコンテンツに『代表、長友威一郎の「理念がある日々」』というコーナーがあります。

ここでは代表の長友が経営者ならではの挑戦や葛藤、そして、その経験から得られた気づきや学びを、執筆させていただいています。

経営者が語る本音のVol.9では、“ゆらぎ期間”と呼ばれる入社2年目~3年目の若手社員の対処法ついて、長友が経営者目線で語ります!

★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★

平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

毎月、月末から月初にかけては、
大阪オフィスにいることが多く、

大阪拠点のメンバーの仕事ぶりや会話を聴きながら、
1人ひとりの状態が確認できる時間になりました。

毎年、4月から新体制となり、
その度に試行錯誤していましたが、

ここ最近は、チームとして
意志統一ができてきたように感じます。

その要因を各自の動きや発言に注目して見てみると、

役職に関係なく
“仲間に対して伝えたいことを伝え合っている”と感じました。

若手中心の組織だからこそ、
お互いが気づいたことや感じたことを伝え合うことは、

遠慮ではなく、お互いの成長のためである
ということを体現してくれているなあと感じ、
嬉しく思います。

多忙な中でも、オフィスにいて
メンバーの仕事ぶりや会話を聴く時間も必要ですね。

メンバーにとっては、
プレッシャーかもしれませんが・・・。(笑)

さて、先週お伝えさせていただいた
「ゆらぎ期間」の社員との関わり方について、

今回は私の経験をお伝えできればと思います。

まず、ゆらぎ期間の社員には、
「比較する発言が増える」という傾向があります。

「以前は・・・」(過去の経験や考え方との比較)
「○○先輩は・・・」(過去の上司や先輩とのマネジメントのやり方の比較)
「○○さんは・・・」(同僚との比較)

など、傾向としては“今”や“自分”ではなく
発言が全て“過去”や“他人”になりがちです。

今を生きるのではなく、

過去のよかった時期や自分が安心していられた、
心理的安全性が高い時のことが忘れられず、

新しい環境や状況に対応していない傾向があります。

そのような傾向を感じた時には、ゆらぎ期間もしくは
離職を検討する一歩前だと捉えていただきたいです。

そして、そのような社員様への対応においては、
承認欲求が満たされていないケースが多いので、

1、深い対話
2、適切な振返りの場(時間)
3、きっかけの一歩

が関わり方のポイントとなります。


「1、深い対話」に関しては、
対話の量より“質”を大切にして、

彼らの話をまずは聴き入れる努力をすることが肝心です。

もちろん、こちらの伝えたいメッセージが
たくさんあるというのも気持ちは十分にわかりますが、

ゆらぎ期間には「話を聴いて欲しい」という
承認欲求が高まっている状態になるので、

ここは“聴き入れ力”を高めていただきたいのです。


「2、適切な振返りの場(時間)」については、

対話の中で「今は何のために、どのような動きをしているのか」
を確認することが目的です。

入社2〜3年目の彼らには、自ら振返り、軌道修正をする力が
まだ養われていないだけではなく、

目的を見失いがちなため、
「何のために自分はいまやっているのか?」が
わからなくなり、虚無感のようなものを感じがちです。

そのため、まずは目的を再確認する問いかけをしてみてください。

多くの場合は、焦りや寂しさ、自信のなさにより、
物事を落ち着いて深く考える時間が取れていないだけなので

目的を思い出し、自らの動きを見直す「振り返る時間」を
与え、一緒に考えていただきたいです。


そして「3、きっかけの一歩」については
深い対話、適切な振返りを実施した後に、

新たな一歩を踏み出す行動を一緒に決めることです。

今しか見えてないからこそ、
1ヶ月先、3ヶ月先の行動目標設定が必要です。

まずは、目先の具体的にイメージができるゴールを決めて、
一生懸命立ち向かう行動を促すことです。

入社2〜3年目の社員には
もちろん、成長スピードを求めたくなりますが、

そんな時こそ、こちらが焦って彼らとの
溝を深めてしまわぬよう、

こちらができる関わりや環境づくりを
してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、弊社の2年目に関しても、
ゆらぎ期間になっているメンバーがいたら、

同じような関わり方をしていこうと思いますが、
ネタバレしておりますので、
また、違う関わり方をしてみます!

また、新たな気づきがあれば共有させていただきますね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


長友 威一郎

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