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【卒業】ソルフェリオーナ初の卒業生が誕生。1年半のインターン生活を振り返ります

こんばんは。ソルフェリオーナ元インターン生の千葉です。

さて、今年はソルフェリオーナから僕を含めた2021年卒の4年生4人が卒業となりました。

実は他にも一足早く卒業したメンバーがいたりもっと上の世代のインターン生もいましたが、せっかくほぼ大学卒業までいたメンバーってことなので、勝手に卒業生第一号としておきます。笑

僕も卒業生のうちの一人だし、wantedlyを運用してきた縁もあるので、入社からどんな仕事をしてどんな成長をしてきたか、会社の成長と共に振り返っていきます。

なんでもなかった一人の大学生が、なんとなく始めた長期インターンで何を掴んだか。なるべく伝わるように書いてみたので何か行き詰った大学生活を送っている方やインターンやろうか悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

チャリで10分でインターンできるって最強じゃん?

僕がソルフェリオーナの門を叩いたのは大学生活絶賛低迷期の大学3年9月。就活もあるけど、そもそも自分は人間として強みがないし社会に出て活かせるスキルもないし、なんかとりあえず学びたい!営業なら文系でも活躍できそうだし周りのみんなはやってなさそうだしできなさそうだから差がつくかな、という今考えれば少々浅はかな考えからwantedlyで探して面接に行きました。

いくつかの候補の中からソルフェリオーナに応募した理由は、当時の事務所が家から近かったのと、フリー素材感満載の求人が逆に目立っていたから。笑 ちなみに応募ボタンを押したのはカラオケオール終盤の朝4時。そんなやつ後にも先にも僕くらいかなと思ってます。あの時間って酔っぱらっていて気が大きくなっているのか、シラフではできなかった決断ができる時間なんですよね。ネットで高い買い物しちゃったり。

深夜の勢いとはいえ後には引けないので面接に向かいました。当時は移転前。オフィスは南品川の雑居ビルでした。面接にきた学生が事務所が思った以上に古くて物騒な雰囲気にしっぽ巻いて帰っちゃう、なんてことがよくあったみたいですが僕は例外。電話しながら会社の前に出ていた社長に捕まり、帰るなんていう選択肢が思い浮かぶ前にオフィスの中へ。

部屋に通されてほっとする間もなく、そのまま社長が面接も担当。緊張していたので、部活の話と好きなお酒の話をしたことだけ覚えています。仕事や将来の話も多分したんですけどあんまり記憶ない。

でも、「ここなら頑張れそう、成長できそう」と直感的に思えたことはたしかだったので、その日のうちに入社を決めました。ちなみにこの頃、別の長期インターンもやっていたのですが、そちらは翌日、ちょっと強引に辞めてきました。すんません。そのくらい当時の自分に満足していなかったんだ。

何かを得るために必死だった大学3年9月。

入社後8か月間はとにかく電話営業に打ち込みました。

日本全国の企業に電話をかけ、自社サービスを営業をして商談の機会を獲得する。これを1日100件近くの電話をかけながら実践していきました。

友人からは営業得意そうだね、なんて言われていましたし今でも言われますが、結果から見れば、僕はあまり営業という仕事には向いていなかったように思います。やれって言われれば最低限はできるけど、これを仕事にして食っていくのは無理だなと。

ただ、ここで経験した電話営業という仕事が、その先僕が担当したマーケティングや採用といった業務に通じるものであり、「やっておいて絶対に良かった」と胸を張って言える経験だったこともまた確かです。ここで一度挫折してなければ、営業職として就職して社会人1年目に絶望する未来でしたから。

この頃、空き時間などで採用関係の仕事にも携ってましたね。最初はwantedlyでこうしてストーリーを書いたり募集を掲載していました。のちに選考の補助や一次面接を担当するようにもなりました。今では僕が採用に関わったメンバーも多く働いています。

会社の方はというと、僕が入社して間もなく外国人人材紹介事業がスタート。突然の社長の一言「来週ベトナム行ってくるわ」から始まり、今ではのちに発足する不動産賃貸仲介事業と並び事業の柱となっています。新しい事業が立ち上がって形になるまでを間近で見られたことも貴重な経験でした。

同期メンバー。一人足りませんね。てか若い、、

会社の移転という節目、そして職種変更。

そして2020年3月、会社の移転という大きな節目に携わらせていただきました。

面接に来た学生が目の前で帰っちゃうくらい薄暗くてどこかどんよりした雑居ビルから、港区浜松町のオフィスビルへの移転。会社が大きくなっていくってこういうことか、と身に染みて感じられた瞬間でした。何か大きな貢献ができたわけではないものの、みんなで成し遂げた感があってすごく嬉しかったことを覚えています。

そして移転してしばらくしてから、向いてないなあと思っていた営業とは別の仕事をやってみたいという思いが芽生えました。とはいえ、当時インターンに任されていた仕事は営業一本。それでもやりたいことやれた方が自分にとっても会社にとっても良いよね、ってことで社長に相談しました。

「webマーケやってみていいですか?」

会社によってはそんなやついらんって言われるかもしれませんが、二つ返事でOKしてくれました。まだ会社に存在しない仕事を担当するってことはノウハウもないし教えてくれる人もいないけど、自分でなんとか勉強しながらやってみよう。初めてソルフェリオーナに足を運んだときと同じくらいの高揚感を感じていました。

普通の会社だったら、クビ。

そんなこんなでマーケティングを始めた矢先、ちょうど世間はコロナ禍で自粛ムードに突入。テレワークを本格的に導入する企業が増え、本来インターン生が担当してきた電話営業がまったくできなくなりました。仕方ないので営業チームも含めみんな在宅でサイトを作ったりしてました。

マーケティングを担当している自分にとっては、逆にチャンスだったこの期間に何一つ結果を残せず。

結果的に営業を離れてから3か月間は、商談や契約はおろかwebサイトからの問い合わせすら1件も獲得できない状況が続きました。営業に戻った方がいいんじゃね、と僕も周りも思っていたと思います。そう思われても仕方ない体たらくだったから。

当時は就職活動も進んでいましたし、体のいい理由をつけて辞めることも簡単だったけど、営業もマーケティングも投げ出したら人生詰みだろ、となんとか自分を奮い立たせて試行錯誤を続ける日々でした。

苦節3か月、なんとかリード数前年比100倍を達成。

色んな方法を試しては失敗して、を繰り返しているうちに7月ごろから結果が少しずつ出始めました。

ようやくマーケティングとしての自分の役割が意味を持ち始めた瞬間でした。電話営業をやっていて初めて商談を取れた時もそうでしたが、ビジネスの世界で、自分の力で初めて成果を残せた時のやりがいは何にも代えがたいですね。ちなみにこれ、世の中にたくさんある長期インターンの中でもほんの一握りしかできない経験です。マジで。成果に対する自分の貢献度は高ければ高いほど充実感も高まります。

このあたりから自分の中でもマーケティングという仕事をだいぶ理解し始め、あれこれ試しながら成果を出しては失敗し、の改善スピードを上げていきました。

結果的にマーケティングを始めてから半年間で100件を超える問い合わせを獲得。それまでは年間で2,3件だったというので、前年比100倍とかそんな感じです。なんかよくわかりませんね。この功績が評価され、2020年の社内年間MVPに選出して頂きました。

後を継ぐということ。

そんなこんなで卒業が近づき、僕が担当する最後の仕事は「後任となる後輩インターン生をできるだけ成長させること」でした。ただ、僕がやっている業務をそっくり引き継ぐだけではただの補充でしかないので、業務の内容を教えるだけでなく、仕事に対する考え方や向き合い方など言葉にできない部分まで全部引き継がないといけません。

そこからの僕の目標は、ちょっと矛盾しますが、自分がいなくても数字が取れる環境を作ることになりました。人に数字を取らせるっていうある意味社長のような、マネジメントにも似た仕事を経験できることもまた自分の成長に繋がると思うとやりがいを感じられましたね。最初はこいつ大丈夫か?と思っていた後輩インターン生(菅谷くんです)も、今では一人立ちしています。もはや思い残すことはない…笑

Member紹介#015 「オンリーワンの存在になりたい」未経験でも活躍できるインターンがここにある | Member Interview
こんにちは〜!採用担当です!!今日は新しく入ったメンバー紹介をしようと思います!今回紹介するメンバーは菅谷広介くん!以前見学のストーリーに載せてた子です!↓↓ そんな菅谷くんはどうしてインターンを始めたんでしょうか?色々、インタビューさせていただきました!! Q.簡単な自己紹介をお願いします! ...
https://www.wantedly.com/companies/solferiona/post_articles/296192

短いようで長かった1年半。

こうして振り返ると、初めて面接に来たのがもう1年半も前なのか、昨日のことのようだなと感じます。それくらい濃い時間を過ごすことができました。特に最後の半年は仕事だけどどこか仕事じゃないような、そんな感じでした。

特に社長の菊地さんとは住んでいる場所も近いことからよく飲みにつれていってもらいました。仕事の話だけでなく、考え方などの部分でも大きな影響を受けました。今後もお世話になる予定ですが…笑

noteも面白いんで、よかったら。起業のリアルです。

【あれから5年】内定先の社長が失踪したから起業した|菊地 将@ソルフェリオーナ CEO|note
みなさんはじめまして、株式会社Solferiona代表取締役の菊地将と申します。写真は大学4年の時の文化祭です。この翌月に内定先の社長が失踪して就職先がなくなったので、さらに次の月に起業しました。 俗に言う20代社長というやつですが、 熱い思いを胸に友人と学生起業したわけでもないですし、 跡継ぎや2代目でもないですし、 どこかの子会社でもないですし、流行りの VCから資金調達や ...
https://note.com/s_kikuch1/n/nadac18d6da30

さいごに

それはさておき、ここまでインターンの経験をつらつら書いてきたけど、別に僕は自分の経歴を自慢したいわけでも自伝を残したいわけでもないんです。

僕は何も持っていない状態でこの会社に来て、目の前にある仕事に全力で打ち込んでみて、それでもこの仕事は違うと思ったら自分の力が発揮できる仕事を探して、そのポジションがないなら作る、そしてその選択が正しかったことを結果で証明する、そうして踏んできたプロセスのすべてが自分の力になる、という当たり前のことをやってきただけ。

そして、そのチャレンジをさせてくれる環境がソルフェリオーナであるということ。言葉にするは簡単だけど、案外”自分の力で挑戦”できるインターンって少ないんです。

今の自分に満足していない。周りの友達と同じような学生生活では嫌だ。自分の殻を破る経験をしてみたい。突き抜けたい。学生とか関係なくビジネスの世界で勝ちたい。

色々あると思うけど、それ全部、ソルフェリオーナで挑戦してみればいいと思う。ここまで読んでくれるような野心のあるあなたなら、きっと輝ける環境です。下に募集貼っとくから興味あったら話聞きにおいでー。

最後になりますが、1年半本当にお世話になりました。ソルフェリオーナでインターンやってよかったです!ありがとうございました!

最後には卒業生と後輩を交えて温泉旅行へ。最高の思い出になりました!
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