0.はじめに
このコラムではロボット事業のデジタルマーケティングに携わり、恐れ多くも「商談獲得」という成績を残すことができた私のインターン経験についてお話をしようと思います。
実は、私はデジタルマーケティング初心者で、特にこれといった強みはない至って普通の大学生でした。
それでもなんとか成果を残し、「強み」を得ることができたのは、今までの「経験」を最大限活用し、様々な業務に挑戦できる環境に出会えたからだと思っています。
これを読んで、皆さんの持っている唯一無二の「経験」が「強み」になるための環境探しの参考になればいいなと思います。
1. インターン入社前
【大学1年生〜就活】 大学生活を謳歌!サークルに遊びに、、、でも
私の大学生活の大半はサークルで一生懸命に演劇をしたり、バイトを転々としたり、友達と居酒屋で楽しく飲んだりしていました。本当に楽しくて充実していた『大学生っぽい』時間だったと思います。
でも、そんな日々のなかで
「私、このままで、大丈夫かな。社会に出てちゃんとやっていけるのかな」
という小さな不安がいつもつきまとっていました。
【大学4年6月】就活終了!残りの時間を学生生活を今までと違ったものにしたいな、、
不安がありつつもなんとか就職は希望する会社に内定をいただき、就活が終わった大学4年の6月上旬、残りの学生生活の9ヶ月をどう使うか吟味していた私には2つの選択肢がありました。
また『大学生っぽく過ごす』か『違う世界に飛び込む』か。
そして『違う世界に飛び込む』ことを選択し「働く際に役立つスキルを得たい」という目標の元、インターン先を探しました。
ソフトバンクロボティクス(以下SBR)のインターンに応募したのは、就活の軸の一つに「最新技術に携わる仕事がしたい」という目標があったからでした。
「ロボットのマーケティングって面白そう〜!」という単純な好奇心から応募しましたが、少しの勇気と行動力で得られた経験は大きく、振り返ってもこの時の好奇心に後悔はありません。
2.業務内容
あっちを向いている人をこっちに向かせる!顧客のニーズを予測し、実践するデジタルマーケティングに挑戦。
【業務の詳細】
私がSBRで担当した業務は「ハウスリスト活用」でした。
ハウスリストとは当社のロボットサービスに興味がある顧客リストのことです。
何万人もいるその顧客の中からアプローチをかけたい属性をスクリーニングし、メールや電話の活動を行います。
これは顧客の興味関心度を高めて実際にロボットを使いたい!と言っていただくことを目的とした営業に商談を渡す前の業務で、メールや電話を通して顧客とコミュニケーションを取ります。
冒頭でお伝えした通り私はデジタルマーケティングは初心者であったため、全ての業務を1から学び、失敗を重ねて習得していきました。
振り返ると日々たくさんの『挑戦』をしていたと思います。
しかしこの『挑戦』こそ、9ヶ月間の満足度の高さに繋がっていると思っています。
【業務を行うに至った流れ 】
ハウスリスト活用業務は、実は社員さんと相談し得意分野を探した結果、たどり着いた業務でした。
相談内容の具体例として
・持っているスキル/磨いたら光りそうなスキル
・興味や好奇心
・現在のSBRの課題
を社員さんと話し、業務を一緒に組み立てていただきました。
私の場合は過去の経験からライティングや架電業務がいいのではないかという結論になりました。
というのも、実はアナウンサーを目指した経験があり、過去にインタビュアーやイベントの司会進行を担当したアルバイト経験があったからです。
私としては特段目立った経験ではないと思っていましたが、社員さんに「初対面の幅広い世代とのコミュニケーション力」や「多くの人に正しく分かりやすく伝える文章力」を見出していただきました。
この結果、ハウスリストに送るメールの作成や、ロボット導入事例作成、顧客への架電業務などに携わらせていただきました。
インターン生にとって何より大事なのは、充実したサポート体制で安心して挑戦できる環境!
メンターの社員さんはご自身の業務があるにもかかわらず、成果物のチェックや、困ったときのサポートなどを親身になって対応してくださいました。
また、日々の1つ1つの業務でのフィードバックや、3ヶ月に1度あるインターン生評価で、「社会人」から見た「今の私の強み・弱み」を徹底的に教えていただけます。
この「社員さんがインターンをしっかり見て、育ててくださる点」はインターンするにあたって重要なポイントだと考えます。
この環境を手にできたおかげで、私は9ヶ月を満足いく時間にできたと思っています。
【どのような力がついたか】
①ツールノウハウ
エクセル、パワーポイント、デザインツール(Figma)、SEOツール(Pascal)などのノウハウを習得をしました。
特にエクセルは苦手意識が強く敬遠していたのですが、社員さんが「扱ったことのないスキルならやってみよう」と背中を押してくださいました。
また社員さんがエクセルの講習を開いてくださったり、おすすめの学習サイトを教えてくださるなど、技術習得のための環境を整えていただきました。
上記のような座学と実際のデータを扱う実践の両輪で、データ分析を行えるまでのスキルをつけることができました。
②伝えるスキル
SBRでは自分で考えた施策を上司やインターン生、さらには社外に伝える場面が多々あります。
当初私は、自分の思ったことを文章に認めることは得意としていましたが、簡潔にスライドにまとめることはとても苦手でした。
そのためスライドに沢山の文字を入れて、自分の言いたいことを書き並べてしまったこともありました。
しかし、社員さんが要所要所で一緒に資料を作成してアドバイスをくださったり、上手なインターン生の資料作りを間近で見て学習することができたため、少しずつ要領をつかんでいきました。
この中で私は
「相手の持つ情報量を認め、その上で理解して欲しい道筋を簡潔に作ること」
がとても大事だと学ぶことができました。
このスキルに関してはまだまだだとは思っていますが、気づきをたくさん得ることができたことは大きな財産だと感じています。
3. インターンして変わったこと
人並みだと思っていた「コミュニケーション能力」「文章力」を、少し自分の強みだと思えるようになった
お恥ずかしい話ですが大学の授業もゼミも、比較的楽で平坦な道を歩いてきたため、ここ最近身についた「スキル」や「知識」というものに思い当たるものがなく、SBRでのインターンを始める前まで、自分に自信がありませんでした。
しかし、これまでの経験や細々としたスキルを、新しい業務に『挑戦』させていただくことで9ヶ月という短い期間の中で『強み』に変えることができました。
インターンを探し、この文章を読んでくださっているようなあなただったら、きっともっと短時間で多くのことをSBRで学ぶことができると思います。
新しいことに挑戦したい方には最適な環境が揃っています。是非SBRに応募してみてください!