初めての長期インターンで学んだ仕事の基本

はじめまして！SBRインターン生の鶴口裕香です。

大学は情報デザイン専攻で映像やデザイン、プログラミングなど幅広く勉強してきました。何か新しいことに挑戦したいと思い、SBRでインターンすることにしました。

長期インターンはSBRが初めてでした。

社会人になる前の1年間、SBRインターンで経験したことを共有します。

業務内容

主に取り組んできた業務は、Pepperのキャラクタービジネスとwebページに配置しているchatbotの改善です。

キャラクタービジネスとは、Pepperを一つのキャラクターとして世に発信していくことを目標にしたビジネスです。そのために、他社にライセンスを販売し、様々な現場でPepperが活躍できることを目的としています。

様々な業務がある中で私は市場調査や企画、商談資料の英語化を担当しました。

キャラクターゲームの調査では、複雑なシナリオ構成のゲームを調査して報告書にまとめることが大変でしたが、実際にゲームを何度も体験してユーザー目線でみることで、自分でも改善ポイントをいれた報告書を作成し、企画に繋げていきました。

その結果、実際ゲームはリリースされ、今後もシリーズ化が予定されるなどライセンスを提供するだけではなく、自分で考えたユーザ視点が反映され大きなビジネスに深く関与することができました。

このようなインターン生の声を拾って商品に反映していくという、とても貴重な体験がSBRインターンではできると思います！

chatbotは、WEBサイトに訪問した人に対してユーザーが欲しい情報をわかりやすく簡潔に提供することが大事です。

そのため、WEBサイトに訪問した人が何を知りたいのか分析し、どのような会話フローを作成すればchatbotでコミュニケーションが取りやすくなるのかを考え、会話フローやFAQの作成を工夫して行いました。

どのように工夫したかというと、まず、バナーをクリックしてもらうために過去のデータや他社のchatbotを参考にクリックされやすいバナーのレイアウトを作成し、デザイナーに依頼しました。その業務の中で、ブランドイメージを守るためにデザインの制限があることを知り、制限の中でシンプルに伝えたいメッセージを絞ってユーザーに伝わるデザインを考えました。

その結果、chatbotのクリック率が1.5%上昇し、利用率が上がりました。

またchatbotの改善作業をしていて最初はFAQ集のように使用したいと思っていたのですが、ユーザーが何に疑問を持っているのかを把握できるツールでもあることに気づきました。

そこでchatbotに自由入力欄を用いて、ユーザーが自由入力した内容をログに残し、FAQにまとめました。

その結果、少しずつですが戻るボタンを押す人が減少し、chatbotでユーザーの問題解決ができるようになりました。

chatbotなどの様々なマーケティングツールを実際に体験できるのもSBRインターンで経験できることの１つです！

インターンの雰囲気

インターン生同士は出勤時の朝にタスクを共有し、今日やることを宣言します。

また月１回報告会を行います。

報告会では、1ヶ月でどのような仕事をし、どのような貢献ができたのかを報告をしています。

現在はほとんど在宅勤務ですが、勤務中はSlackなどのツールを利用してコミュニケーションを取っています。仕事内容はもちろん、就活についても相談しやすく働きやすい環境です。

インターンを通して学んだこと

学んだことはたくさんありますが、その中でも特に印象に残っているのがタスクの目的を明確にすることの大事さです。

私はインターンを始めたばかりの頃、与えられたタスクをこなすことに精一杯でそのタスクが何のために行うのか、それが何に繋がるのかを意識せず仕事をしていました。

しかし、メンターの方から「タスクは何のために行うのか」「それがどういう結果に繋がっていくのか」を教えていただいた時に自分の視野も広がり、chatbotの利用状況のレポーティング業務の際も「このレポートを誰が見て、どんな会議をするのか」「そのために何を指標にして、グラフを作成すれば良いか」など、一つのタスクについて深く考えるようになりました。

その際に、自分から積極的に「これは何のためにやる仕事なのか」と聞くことが大事だなと実感しました。

会社にはいろいろな人がいますが、遠慮せずに質問してもきちんと答えてくれる社員がSBRには多くいました。

なので、積極的にいろいろな人に質問したり、会話してみてください。