株式会社そばにでは、クライアントのEC販売を成功に導く事業を行っております。
10年間以上、Amazonを中心としたECコンサルティング事業に携わっている代表の佐藤をはじめ、コンサルタントチームも長年、Amazonでの販売を経験しております。
これらの長年積み重ねてきたノウハウを元に、Amazonだけでなく、ブランドの本質的な成長を見据えた、さらなる事業展開を行っていきます。
加速する事業拡大に向けて、採用に力を入れている今だからこそ、改めて“そばに”のこれまでとこれからついて、代表取締役・佐藤に前後編に分けてインタビューを実施。
前編は、そばにのこれまでの歴史や今のそばにが置かれるフェーズ、抱える課題など、リアルな代表目線からお話ししましたので、気になる方はぜひそちらもご覧ください。
創業ストーリー&ビジョン:前編|「過去と今とこれから」“可能性を追求し続ける”そばにが見据える今後の展望とは
https://www.wantedly.com/companies/sobani/post_articles/437148
今回の後編では、そばにのこれからの事業展開や今のそばにで働く魅力、採用したい人物像についてお話しています。
“そばに”に少しでも興味があり、会社の雰囲気や実態が知りたいという方は、前後編ともに必読の内容となっておりますので、是非最後までご覧ください。
–– 前編では“そばに”の創業ストーリーについてや、現在の事業についてお話しいただきましたが、後編では今後の“そばに”について、より深掘りしていきます!
ブランドの本質的な成長に寄り添うための事業戦略
–– 株式会社そばにとして、今後はどのように展開されていくのでしょうか?
現状のそばにの事業軸は、クライアントに対するECコンサルティング、そして自社ブランドの運営の2つです。
今後もこの2軸を変えるつもりはないのですが、コンサルティングに関してはひとつ、私が懸念していることがありまして・・・。
–– 懸念されていること・・・ですか?
はい、それは「Amazon以外のECコンサルティングサービスの周知と強化という課題について」です。
私たちって「そばにといえば”Amazonコンサル”だよね。」と言われることが多いのですが、そばには決して”Amazonコンサルの会社”ではないんです。
もちろんAmazonのEC販売のコンサルティングは行っていますが、そばにはあくまでも「Amazonからブランドのグロースを支援するパートナー」なんですよね。
つまり、絶対にAmazonである必要はないんです。
たまたまこれまでのクライアントが、元からAmazonにある程度の市場を持っていて、そこを伸ばしていくことを通して、成功体験を積んでいただく支援をしていただけであって・・・。
そんな背景から、ここ2年ほどはAmazonの専門コンサルに”近い”形でやってきて、Amazonでの”成功パターン”みたいなところが確立できてきました。
ですが、よりブランドをグロースさせていくのであれば、Amazon以外のモールやECの運用をやっていかなくてはなりせんし、それを支援できるようになっていかなくてはなりません。
そこをより強化していくというのが、今後やっていくべきことですね。
一方で、自社ブランドの運営に関しては、既存のブランドをM&Aしていき、自社のノウハウを使って伸ばしていくということを続けていく予定です。
ちなみに、自社ブランドの運営を行っている理由は、それ自体で会社として利益をあげたいというのはもちろんあります。
ですが一番の理由は、コンサルティングをするのであれば自社でもブランドを抱え、事例とそこから得られたノウハウをもとに実績を出すことが、お客様の信頼や安心につながると思っているからです。
自社ブランドの運営からノウハウをコンサルティングに活かせば、クライアントへの提供サービスの価値もどんどん上がっていきますからね。
▼実際に運用している自社ブランドの1つ「yuhaku」
個人の成長を加速させる、自分の課題に向き合い挑戦する風土
–– そばにではどのようにキャリアを積んでいけるのか教えてください。
そばにに入ってくる人材は、ECの経験者も未経験もいますが、それぞれのステップで求められることが常に明確になっているため、これをクリアすれば次のステップに行けるというのは、誰が見てもわかる状態になっています。
そこに対しての報酬給与まで見える化を行っているので、そこに向かっていけば、必然的に成長ができる状態になっています。
ステップアップが明確な反面、経営陣から昇格のプレッシャーをかけるということはあまり行いません。
自分で自分の課題に向き合って成長しようというスタンスの人に入ってきてほしいと思っているため、役職アップするタイミングは、幹部プレゼンを自分で申し込めるように準備しています。
自己成長を基軸に置いた中で、上に行かないという選択肢をとることもありだと考えています。
実際はあまりそういったメンバーはいないのですが、例えば、運用担当のメンバーが「運用を極めていきたいから、コンサルタントにならない」という選択肢を取ることも全然ありだと思っています。
その結果のアウトプットが期待以上のものであれば良いので、上に進むことだけがゴールではないと思います。
ただ、将来独立したいなどの上昇志向を持っているメンバーが多いので、メンバー同士が切磋琢磨しながら、自分の課題にも、お客さんにも向き合って成長していける環境になっています。
–– そばにではどんなポジションがあるか教えてください。
EC運用担当に加え、コンサルタントは“アカウントコンサルタント”と“ブランドコンサルタント”の大きく2種類に分かれています。
アカウントコンサルタントというのは、モールのアカウントを伸ばしていくための仕事で、Amazonに特化したコンサルタントです。
ブランドコンサルタントは、ブランド自体の成長を考えて、SNSや他のモール、時にはロジステックスやカスタマーサポートまで、幅広い領域にアプローチしていくコンサルタントになります。
ブランドコンサルタントになると、入り口がAmazonではないケースも多々あり、より広い知見と経験が求められる領域になります。
コンサルタントという仕事は、私たちなりの考え方や思想、戦略というものをちゃんと打ち込んでいく必要があるため、誰でもできるわけではありません。
お客さんに言われたことをそのままやるだけであれば、単なる作業員でしかありません。
–– ポジションはどのように変わっていくのでしょうか?
基本的には、まずはAmazonの運用担当として実務を行います。
理由としてAmazonの運用が1番お仕事として多く、実務を行っていない人がコンサルになるのは難しいと考えているからです。
また、コンサルタントと運用メンバーの大きな違いは、お客さんに提案ができるかどうかです。
提案するためには、分析ができなければならないので、実務をしっかりとできる必要があります。
もちろん運用の中での戦略も色々あるのですが、もう一段上の販売戦略自体を考えていくアプローチができるようになると、アカウントコンサルタントになることができます。つまり、Amazonの中で、売上を伸ばしていくために、戦略が立てられる状態になります。
アカウントコンサルタントとして、さまざまな案件をこなしていき、知見がついていくことで、Amazon以外のところもちょっとずつ触れていく機会が増え、一定のラインをクリアできるようになると、ブランドコンサルタントに上がっていけます。
–– 先ほど「役員の採用/育成も課題である」とのお話しがありましたが、どういった人物が幹部になるか教えてください。
結論、経営に携わりたいと思えば、結果を出していれば誰でも携われます。
その上で、どういう人が幹部になるのかは、大きく2つの条件があると思っています。
1つ目は、誰よりも会社のこと、サービスのこと、事業のことを考えていることです。
これは、今の課題についてだけでなく、将来に対しても考えて行動できることが、一番の条件だと思います。
2つ目は、自分の感情と組織を切り離して考えられるかということです。
この2点がすごく大事かなと思います。
求めるのは“常に”可能性を追求し続ける姿勢
–– そばにで活躍されている人材の特徴を教えてください。
回している仕事の規模は、経験値や役職によって違うので一概には言えませんが、会社にとって欠かせない人材となる人物には共通点があります。
まず1点は、私たちの価値観/バリューを体現できる人材であることです。
コンサル会社って、個々人のプレーになりがちだと思うのですが、私はチームビジネスだと思っています。個人でできることには限界がありますし、別に個人でできるのであれば、個人でやればいいじゃないですか(笑)。
会社でやるということは、会社でしか成しえないことをやっていくことだと、私は思っています。
そのためにも、ミッションである「ECの可能性のそばに」ということを体現できる人間であることは、すごく大事だと思っています。
また、そばにには行動基順(7ルール)があり、これらをしっかりと体現できているなというメンバーは強いなと思いますし、成長も早いです。
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▼そばにのミッション/ビジョン/バリュー
◆会社のミッション
〜ECの可能性のそばに〜
◆会社のビジョン
・いつもECのそばに。
・いつもブランドのそばに。
・いつも志のある仲間のそばに。
◆そばにの行動基順(7ルール)
1.責任感と自律性が良い仕事のキホン。
2.創造性とイノベーションを忘れない。
3.品質もスピードもこだわり続ける。
4.チームワークと協調性が生み出す価値を知っている。
5.チームとは尊重とコミュニケーションで成り立つ。
6.真の優しさを常に考える。
7.誰からも学びを得ることができる。
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–– 佐藤さんにとって「ECの可能性のそばに」とはどういうことですか?
そうですね、”ECの可能性”というところで行くと、そばにが支援させていただいた中に「株式会社ヤマサン」というクライアント様がいらっしゃったのですが、まさにこの事例が「ECの可能性」を感じたものでした。
–– 一体どのような事例だったのでしょうか?
詳しくは、HPに乗っている事例記事をご覧いただければと思うのですが、ECが全くなかったところから始まったのですが、ご支援させていただいたことでECでの売上比率が全体の7割ぐらいまで上がってきて、その結果として世代交代ができたんですよね。
まさにこれって、今までそのアナログの販売手法のみだった会社が、ECという現代の手法に対してアジャストしていくことで、大きく成長できたっていう、いわば会社として理想的な形だなと思ってるんですよね。
これは私たちが、ECの可能性を信じて、そのアプローチをしてるからこそできたことだなと思っています。
このようにECは、あくまで1つの手段でしかないんですが、会社を前に進めたりとか、時代にアジャストする形に進化させる可能性があるっていうところをすごく実感しましたし、これからもそれを体現するような会社であってほしいなって感じですかね。
本当に“自分でなければならない仕事”ができているかどうか
–– 今のそばににJOINする魅力を教えてください。
1つ目は、ベンチャーらしい働き方だと思います。
例えば、業務時間です。
もちろんフェーズによりますし、コンサルタントに上がっていない状態で、いきなり自由な働き方ができるみたいなことはないかもしれないです。
でも、別に定時に来て、定時に帰ることがいいということではありません。
あくまでも、アウトプットした成果が1番重要視されるため、結果を出している人間はフルフレックスに近いような働き方ができます。
少し言葉を変えて言うと、体育会系っぽい感じですかね(笑)。
時間をどう捉えているかという話に近いのですが、私たちの仕事は時間に対してお金をもらっているわけではないんです。
もちろん時間に対しても払っているのですが、 やっぱり私たちはコンサルタントで、お客さんに向き合って結果を出していくことで、お金をもらっている商売です。
そこをちゃんと体現できるかどうかにはよりますが、結果を出すために時間以上に働いて頑張っているメンバーもいるし、そういうメンバーに刺激されて、周りが変わっていくこともあると思います。
今、周りのモチベーションが低くて、刺激がないという人には、すごくマッチする環境ではないかなと思います。
2つ目は、これから伸びていくタイミングで、早すぎず遅すぎずのフェーズにある会社ということも魅力ではないかと思います。
イメージで言えば、全くまっさらな更地の状態ではなく、ある程度家が立っている状態で、そこからどういった街並みを作っていくのか、どういう魅力がある町にしていくのかというフェーズになります。
なので、組織作りなどの会社作りのコアな部分に関わっていけるというのは、なかなか出会うことのない今しかないタイミングだと思っています。
逆に言うと、1人2人でやっている時の、本当のザ・ベンチャーみたいな環境ではないです。
少しずつ整ってきている部分もありつつ、それに近い色も残している状態になります。
3つ目は、自分でなければならないと実感できるだけの裁量権のある仕事ができるということです。
自分がやっている、自分でなければならないという実感を持って働けているのであれば、今の仕事のままでもいいのではないかと思います。
ただ、そう思えないのであれば、自分じゃなきゃダメという仕事をしてみることも大事だと思います。
わかりやすい例で言えば「商社でこのブランドをやっています。」となった時に、動かしてる予算などが大きいことは間違いないと思うのですが、その仕事はその人じゃないとダメなんでしょうか?
もちろん、中にはこの人じゃないとダメだっていう人がたくさんいらっしゃると思うので、一概には言えないですが、自分じゃなきゃダメという仕事をできるというのがコンサルタントの魅力で、コンサルタントと広告代理店の営業マンなどの違いは、そこにあると思っています。
私が新卒でコンサルタントに入った当時の面接で言われたことがすごく印象的です。
「あなたはその会社やサービスを、自分の名前で売りたいのか、それとも自分自身を売りたいのか、どっちですか?」って言われた時に「自分自身を売りたいな」と思ったことを覚えています。
それができるのが、コンサルタントっていう職種の特性かなと思いますね。その中でECコンサルを選ぶのは、EC領域に興味があるからといった理由などでもいいんじゃないですかね。
ECコンサルタントの魅力は、実際に購買まで携われる、どういう事業を作っていくかの、事業全体に関われるというところがECコンサルという仕事の面白いところじゃないかなと思います。
–– 改めて、今採用したい人物像を教えてください。
そばにのミッション/バリューに共感してくださった人というのは大前提になるかなと思います。
その上で、個人プレーではなく周りと切磋琢磨しながら成長していきたいと思っている人、刺激がある環境を求めている人、自分で動ける自走型の人です。
ECは色んなブランドを救っていくソリューションだと思っています。
しっかりとECができるようになることが、日本全体の産業を伸ばしていくところに繋がると思います。
そういったところに、ワクワクする人や、挑戦してみたいという人はぜひ来てほしいです。
あとは、最近よく大事にしている言葉で、「同根異才」というものがあるのですが、やっぱりバリューに共感はしながらも、同じような人がたくさんいるよりは、それぞれの個性があってみんな違うというのがより良い形かなと思うんです。
なので、今のそばににないような刺激や経験をもたらしてくれそうな人材を入れていきたいフェーズになってきたなっていう感じですかね。
–– 応募を検討されている方にメッセージをお願いいたします!
本当に自分しかできない仕事、自分でなければダメな仕事をどれぐらいできているか?
これは、ぜひ考えてみてほしいと思います。
違和感を感じる人は、そばにですごい面白いことができる可能性があると思っています。
積み重ねてきた経験をどうアウトプットするかが重要で、そのアウトプットが、自分のキャリアやスキルに返ってこないという状況の人は、新しい挑戦には良いタイミングではないでしょうか?
私たちのところに来る人は、
「もっと色々、自分の裁量を持ってやりたい」
「直接お客さんが見えて感謝される仕事がしたい」
など、そういった色が強いです。
今やってる仕事の大小だけではなくて、自分の感触があるような仕事をしたいという方はぜひ面談にきてほしいと思います。
今回の記事を読んで「話を聞いてみたい」「一緒に働きたい」と感じてくださった方は、カジュアルにお話ししませんか?
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