GENIC LAB事業部は2024年2月1日に、株式会社CREAVEとして株式ガイアックスから独立しました。
本記事は「私たちが個人活動からチームで働くクリエイティブ組織にジョインした理由」というテーマで、株式会社ガイアックスのGENIC LABという事業部で働くクリエイティブマネージャー・デザイナーの阿部美月さん、デザイナーの土屋渚さん、デザイナーの伊藤翔子さんの3名に登壇者としてお話しいただいた2023年7月5日採用イベントのレポートです。
個人活動と比較したGENIC LABでのチームとしての働き方や、コミュニケーションの仕方、魅力などについて深掘りしていきます。
モデレーター:株式会社ガイアックス 人事総務部 労務・総務マネージャー 杉本尚美(以下、杉本)
イベント開催日時:2023年7月5日(水)オンラインにて実施
杉本:座談会形式で、事前にいただいた質問に答える形で進めます。まず、登壇者のみなさんがGENIC LABで働き始めた理由を教えてください。
阿部:私がGENIC LABで働き始めた理由は、求めていた「チームで仕事ができる」環境があり、そこで組織の体制作りや他のメンバーとの連携において自分の強みを活かせると考えたからです。
前職を辞めた後、フリーランスになろうと思い個人での仕事を始めました。しかしなぜか全然楽しめなかったので、その理由を深く考えてみたところ「自分の強みの部分を活かしてチームで働きたい」という想いがあることに気がつきました。そこでチームで働ける募集がないか探していた時に、ちょうどGENIC LABのデザイナーの募集を見つけました。
当時はGENIC LABの立ち上げ初期で、デザイナー社員1号の募集でした。チームをこれから大きくしていこうという時期でもあり、まさに自分の強みを活かせると思って応募しました。
土屋:フリーランスとして、個人事業主の方のサイトや名刺制作をしていた時、もっといろんな案件のデザインをしたいという想いと、チームで働くことへの興味が湧いてきました。そんな折りにもともと面識のあった阿部さんのツイートで、GENIC LABのデザイナー募集を見つけ、チームで楽しく働いている様子が感じとれて、ガイアックスに興味を持ちました。そしてDMで問い合わせをして、最終的にwantedlyを通して会社に応募しました。
伊藤:私が最初にGENIC LABを認識したのは求人サイトでした。これから海外に居住する予定があるため、フルリモートで働けるという点が魅力となり、応募の大きな理由となりました。さらに求人サイトやホームページから社内の温かい雰囲気が感じられ、これまでの実績例も見て、私もここに関わりたいと思ったのが決め手となり応募しました。
杉本:GENIC LABは、すでに働いているメンバーの紹介で入ってくるパターンもすごく多いと聞いています。
個人で働くvsチームで働く。メリットデメリットは?
杉本:個人で活動して、その後GENIC LABのチームで働いてみて、それぞれの働き方のメリットやデメリットをどのように感じましたか?阿部:個人で働くメリットは、全部自分で決められて作りたいと思った方向に一直線に進めやすいところだと思います。自分のペースで仕事ができる点もメリットですね。
デメリットは、自分のペースで仕事ができる反面、オンオフの切り替えがしづらかった点です。フリーランスだから土日も仕事しなきゃいけないのかなと思ってしまったり、休みなく突っ走りすぎて疲れてしまったりということがありました。
チームで働いてみてメリットだと思ったのは、自身の得意な部分にフォーカスして強みを発揮しやすい点です。私は最初のヒアリングや営業などがちょっと苦手なのですが、フリーランスのときは全て1人で取り組まなければならず、もっと制作に専念したいともどかしく思うことがありました。また、私はチームの体制改善や整備が得意にも関わらず、個人活動だと整えるところがなく強みを活かしきれていないと感じていました。チームで働くことによってそれらが解消され、自身の強みを十分に発揮できるようになったのは良い点だなと思います。
チームで働くデメリットはあまり思いつかなかったのですが、あえて言えばコミュニケーションが必須という点かと思います。複数人と働くので、しっかり会話をして連携していく力が必要となります。
土屋:チームのメリットとしては、メンバーの中に各分野のプロがいるため自分の知らなかった知識が増えていくということです。また、より良いものを作ろうとメンバーと協力することもとても楽しく、メリットだと思います。
デメリットとしては、プロのデザイナーとしてプレッシャーを感じる点かと思います。自分の知識が足りなかったり、クライアントが求めているものを作れなかったりすると落ち込むのですが、そういうときこそすぐに立て直して、他のデザイナーさんにフィードバックをもらいに動きます。
フルリモートで、普段どのようにコミュニケーションやフィードバックが行われていますか?
杉本:フルリモートの中、普段どのようにコミュニケーションやフィードバックが行われているのでしょうか。
阿部:リモートでも、Slackのスタンプや文字を駆使して思ったことをすぐ伝えるようにしているので、私は全然リモートで不便だと思ったことはありません。Slackのチャンネルや「Tips共有会」などのミーティングが活用され、情報をシェアする機会はたくさんあります。
例えば昨日、ある参考動画のように動画を作りたかったのですが、やり方がわからず困ってしまいました。そこで動画クリエイター全員にSlackのチャンネルで、良い作り方がないか質問を投げかけたところ、一晩でたくさんの回答が集まり問題を解決できました。このようなやりとりは、ごく日常的に起こっています。
また、社内では「レビュー」と呼んでいるフィードバック体制があり、特にデザイナーや動画クリエイターの間ではレビューし合うことを大事にしています。レビューによって自分では気づかなかったことに気づけたり、新しい視点を得たりして、日々より良いものが生まれているなと感じます。
チームで案を出し合ったり、ワークし合うことを楽しいと感じてくれているメンバーが自分の他にもいて、コメントで伝えてくれることが嬉しいです。このようなチームを今後も作っていきたいと思います。
杉本:すごくスピード感のあるやりとりが行われていますね。離れていてもこれだけ反応がもらえたら、質問する方もしやすくなるだろうなと思います。
阿部:はい。前職の経験では、相手が忙しそうだと声をかけづらいときもありましたが、リモートだと自分が悩んでいることを”ささっと”投稿すれば、時間のある人が回答してくれるので、逆にコミュニケーションがスムーズじゃないかなと思うこともあります。
杉本:伊藤さんも初めてGENIC LABに入ったとき、仲間を積極的にサポートするカルチャーや完全オンラインの環境に衝撃を受けたと思いますが、GENIC LABのコミュニケーションスタイルを体験してみた感想を共有いただけないでしょうか。
伊藤:はい、GENIC LABの日常ではコミュニケーションが溢れていて、すごく衝撃でした。以前、別企業のデザインのお仕事で業務委託として関わっていたチームでは、個々に依頼があり各自で作業していたので、活発なコミュニケーションやレビューの交換などはありませんでした。そういった経験から、オンラインはコミュニケーションが希薄になりそうなイメージがあったのですが、GENIC LABではやりとりが活発で驚きました。また、自分の意見を伝えて どうですか?と相談させてもらえる環境があることも、とてもありがたいことだと思いました。
杉本:私も副業や、ベンチャー企業での就業経験がありますが、GENIC LABはそれと比べてかなり良い雰囲気でコミュニケーションができているのがすごく伝わってきました。
様々な関わり方のメンバーがいますが、熱量に差を感じることはありますか?
杉本:コアメンバーやスポットメンバーなど多様な雇用形態や関わり方がある中で、熱量に差を感じることはないのでしょうか。
土屋:そうですね。稼働形態は本当に様々で、案件ごとにスポットで関わる人たちもいますが、特に熱量の差を感じることはないです。やっぱりみなさんが各分野のプロなので、より良い結果になるように切磋琢磨をしているのを感じますね。
GENIC LABにジョインして良かったことや大変だったことは何ですか?
杉本:GENIC LABにジョインしてよかったことや、思っていたより大変だったことはありますか?
阿部:チームで仕事をしたいと思ってGENIC LABのデザイナー1号にジョインしたのですが、その後入ってくるメンバーも同じように「チームのみんなと連携して働きたい」と思っていて、そういう気持ちの人が多いということが知れたのは良かったです。同じ想いを持つメンバーと一緒に、チームや環境を作れていることも嬉しいです。
思っていたより大変だったことは、スピード感です。今のチームは成長スピードがとても早いので、ある意味ずっと突っ走っています。充実感があって良いのですが、すごく一瞬で一日が過ぎていく感じがします。
伊藤:私が良かったと思うことは、みなさんもおっしゃっている通りメンバーの雰囲気がとにかく良いことです。みなさんがプロ意識を持って仕事をしていて、その高い方に自身も引っ張られてモチベーションがぐんと上がるような感覚があるので、とてもありがたいです。この環境は当たり前のようで、なかなか当たり前じゃないのではと思います。
業務委託の方が多いチームだからこそかもしれませんが、個々の活動もお互い応援していたり、その人の働き方に合ったお仕事を任せてもらえるので、チームで働きつつも個人を意識していられるのは良かったと思うところです。
思ったより大変なことは、スピードの速さです。このスピード感の中にいることが、自分のモチベーションアップにもつながっているのですが、複数の案件が速いスピードで同時に進んでいるので、スケジュールをチームでしっかり把握することがすごく重要だといつも実感しています。
杉本:一人が持っている案件は常に複数あるのでしょうか、それともチームで案件に取り組むというイメージでしょうか。
阿部:1つの案件に対して毎回チームを作る体制になっています。チームは各々の稼働時間や希望などに合わせて作られます。複数の案件に参加している人もいれば、1案件だけ参加している人もいて様々です。
案件によって仕事量も様々なので、稼働時間や希望を聞いて、うまく案件とマッチングさせながらメンバーをアサインするチームづくりをしています。
登壇者のみなさんが考えるGENIC LABの魅力は?
杉本:今まで出てきた内容と重複するかもしれませんが、登壇者のみなさんが考えるGENIC LABの魅力をお聞かせください。
土屋:みんながプロの自覚を持ってより良い結果を求めて全力で取り組み、さらにそれぞれが楽しんでいるという環境に私は魅力を感じています。この環境だからこそ、もっとスキルを磨いて役に立ちたいという向上心を持ち続けられることもありがたいなと思っています。
また、クリエイティブの制作では様々なスキルや強みの掛け算で、想定以上のものが出来上がるのも魅力です。例を挙げると、企画をもとに私がデザインをして、動画編集を動画クリエイターさんにしていただくということがありました。
静止画の状態で私がデザインをして、動画クリエイターさんにはざっくりした動きのイメージを伝えただけでしたが、自分が想像していた以上のものが出来上がって、すごく楽しいと思いました。
杉本:チームで、それぞれのプロフェッショナルがコラボして、新しいものをどんどん生んでいくという形なのですね。
阿部:コラボという形でお互いの強みを掛け算できるのは、今後もGENIC LABの強みとして大切にしていきたいところです。一般的な制作現場だと、デザインはデザイナーに、動画は動画クリエイターに依頼し、それぞれアウトプットが出てくることが多いと思います。なので、掛け算というよりも足し算ではないでしょうか。
GENIC LABでは、まず「こんなクリエイティブを作りたい」から始まって、そのためにデザインはプロのデザイナーに、動画部分はプロの動画クリエイターにと、強みを掛け合わせて、想定以上のクリエイティブが作れるような体制をとっています。これは1人ではできません。
副業的な関わりから社員になられた方がいたら、なぜ社員になることを決めたのでしょうか?
杉本:GENIC LAB事業部は雇用形態で役割を区別することなくすごくフラットで、その人のライフスタイルなどに合わせてフルコミットか部分的コミットかを決めることができます。
パートタイムから入って実際に社員でコアメンバーになった方がいたら、なぜフルコミットにしようと決めたのか教えてくださいという質問をいただいております。これに当てはまる土屋さん、お話をお願いします。
土屋:社員になる前と今とでは稼働時間としては同じで、週4日フルタイムで働いています。社員になってからは、より会社目線の立場に立った業務が増えました。例えば、クリエイターさんの案件アサインを管理したり、費用算出などです。
会社目線で物事を考える機会が今までなかったので、キャリアの1つとして経験しておきたくて社員になりました。またマネージャーである阿部さんのお手伝いをしたいと思ったことも理由の1つです。
社員になった今でも時間外やお休みの日に、個人事業主としてデザインの仕事をすることがあって、「週末フリーランス」みたいな働き方をしています。
採用ポジション
杉本:ではここからは今募集しているポジションについて阿部さんから説明をお願いいたします。
阿部:今は全ポジション募集しています。まずデザイナーは主にSNS投稿の画像制作をします。次に動画クリエイターは、縦型のリール動画の制作がメインとなります。
UIUXデザイナーも募集しています。ウェブサイトやLP、アプリのデザインなどを担当するポジションです。プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの進行管理全体を司る仕事です。
プランナー/ライターのポジションは、SNS投稿の全体の企画や画像のラフの考案、投稿文章のライティングなどを行います。
最後に、コンサルのポジションでは、投稿アカウント全体の戦略を考えたり、1ヶ月の投稿を振り返り数値の分析をしたり、改善提案やレポートを作ったりする仕事です。
これらのポジションの詳細は、こちらのページにまとめております。
杉本:ありがとうございます。これだけたくさんのポジションを募集しているということは、すごく勢いがある事業ということなので、ぜひみなさんもチェックいただけたらと思います。内容としては以上となります。ありがとうございました。