後編「とことん前のめり。「やりたい」に向かって突き進めば、仕事は自分で楽しくできる」#スマイルズ社員インタビュー | Smiles: BLOG
◇スマイルズでは、2019年より新卒・第二新卒採用をはじめます。 スマイルズは、1999年に食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」の1号店をオープンし、創業いたしました。 ...
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◇スマイルズでは、2019年より新卒・第二新卒採用をはじめます。
スマイルズは、1999年に食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」の1号店をオープンし、創業いたしました。
あれから20年—“生活価値の拡充”という理念のもと、ネクタイ専門店やセレクトリサイクルショップ、ファミリーレストラン、海苔弁専門店などあらゆる業態を展開し、既成概念にとらわれず新たな生活の在り方を提案しています。
そんなスマイルズで、ともに“世の中の体温をあげる”仲間を募集いたします。
ここでは、そんなスマイルズで活躍する社員たちをご紹介。個性あふれるメンバーたちの人となりや哲学に触れてみてください。
今回は、2015年4月に新卒でスマイルズに入社し、現在はクリエイティブ本部 クリエイティブディレクターの木本をご紹介します。
木本 梨絵(キモト リエ)
1992年、和歌山県有田市生まれ。
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科専攻修了。
在学中に受講した遠山の講義に衝撃を受け、2015年4月にスマイルズに新卒として入社。
私がスマイルズに入社したのは、2015年の新卒採用。クリエイティブ志望で入社しましたが、一番はじめの配属は、スープストックトーキョー 四谷店で2か月間働きました。それからお茶の水店に異動し、4か月間。スープストックトーキョーでの仕事は、合わせて半年間です。そして、次はレストラン事業部が展開する「100本のスプーン」の二子玉川店に異動となりました。こちらは1年間なので、合わせて1年半、「現場」のメンバーとして仕事をしました。
最初からかなり正直に言いますが、スープストックトーキョーでの仕事は、辛かったです(笑)。理由は明確で、私は「調理」や「金銭の扱い」など店舗業務、とくにオペレーション全般がとにかく苦手だったからです。アルバイトすらしたことがなく、飲食店の仕事も初めてで、パートナーさん(アルバイトスタッフ)のレベルにもついていけない…
でも、一方で「接客」は好きで、得意だったんですね。一対一のコミュニケーションには仕事じゃなくても自信があったし、一緒に働くパートナーさんやお客さまなど、対人のコミュニケーション自体は得意でした。特に「100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA」では、私のことを覚えて仲良くしてくださるお客さまも増えていました。
そんな私が、現場で意識していたのは「目の前のお客様が欲しているものは、果たして何なのか」。接客ってそれを一心に考えて、最善の策を提示することなので、工夫できることはいくらでもあるんです。それは「会話」に限ったことでもなくて。たとえば、「100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA」には、塗り絵のメニューがあります。これは、『大人にも、子供心を思い出してもらおう』というコンセプトで作られたものなのですが、私が異動してきた際には、塗り絵用の色鉛筆がとにかく少なかった。そのせいかお客様全員にお配りせず、お子様がいらっしゃるテーブルのみ。
「100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA」の塗り絵メニュー
違和感を覚えて、すぐに店長に相談しました。“そもそものコンセプトと違いますよね? 変えた方が良くないですか?” と。今思えば、生意気な部下だったと思います(笑)。 でも、絶対に変えた方がいいと思ってました。結果、色鉛筆はすべてのテーブルへ提供することが決定。実際にお客さまが楽しんでいる姿を見ると、「やっぱり間違ってなかった」と奮いつつ、大きなやりがいを感じていました。
「100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA」父の日のイベント企画
スマイルズって、とっても柔軟なんです。年齢や立場に対して、必要以上にこだわらないような気がします。やりたいと思ったことを “やりたい” と素直な気持ちで声に出して、しっかりとした裏付けをもって提案する。そうすると、ちゃんと聞いてくれるんです。それはスマイルズの大きな強みだと思います。
私は、現場で働いていた1年半の間、とにかく自分の “やりたい” を声に出し、“実際に形にする” ということを意識していました。塗り絵メニューの色鉛筆しかり。オペレーションは引き続き苦手だったけれど(笑)、自分の強みはここだ!と、ひたすらアイデアを出し続けました。
例えば、新しいメニューの提案。母の日や父の日など、イベントに合わせて企画を立てキッチンスタッフと新メニューを開発し、お客さまへ提供していましたね。ご注文をいただくたび、厨房の裏で同僚とともに “よっしゃ!” なんて言ってガッツポーズ。熱量を持って自分の “やりたい” という気持ちを形にすれば、こんなにも仕事は楽しいんだ、と気づきました。いつも前のめりで、どんどん提案・実行しました。ある時は、本部の許可なしに進めてしまうこともあったぐらいで。その時はさすがにちょっと叱られましたけどね(笑)。
同じ気持ちで、デザインに関する企画やアイデアも、積極的に本部へ提出してました。もともとクリエイティブがやりたくてスマイルズに入社したので。ひたすら制作して提出。もちろん時間も使うから、現場をやりながらしんどいと思うこともありましたけど、「やりたいことをやる」ためなら当然!と全力で取り組みました。
その実績として、「PAVILION(LOVEとARTがテーマのアートレストラン)」のロゴがあります。100本のスプーンに勤めていた頃に、社内のコンペに提出したものです。私は美大出身ですが、専門が違うので、現場の傍ら、「文字の作り方」から調べるところからやっていました。最終的に、社内のデザイナーもいる中、私の案を評価してもらい、実際にお店のロゴとして今も使われています。
「100本のスプーン FUTAKOTAMAGAWA」スタッフ時代に、木本が制作した「PAVILION」のロゴ
「PAVILION」の店内
スマイルズって、やるべきことをやった上でだけど、「やりたい」と声を挙げ行動すれば、その機会はいくらでもある。そして、ひとつひとつの行動に対して、しっかりとした評価をくれるんです。ロゴ制作で言えば新卒で入社して、グラフィックデザインは未経験の私にも、正当な評価を与えてくれる。
頑張れば頑張るほど、自分が成長していける会社だということ。それは、やはりスマイルズならではの強みだなぁと思いますし、やらせてもらえる文化だからこそ、自分が本当にしたい仕事をするためには「やりたい」と思うことに信念を込め、取り組み続けるべきなんだ、と思いますね。
~次回は、そんな木本が感じていた、ある種の「劣等感」と気づきについてのエピソードを共有いたします~
Text: Nozomu Miura
スマイルズではともに“世の中の体温をあげる”仲間を募集いたします。
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