1
/
5

弊社におけるリモート勤務の近況

こんにちは、スマートドライブ人事の永井です。
トップの画像は弊社内のdiscord(後述)の画面です。最近は活用している会社もかなり増えているのではないでしょうか。

さて、弊社におけるコロナウイルス対策ですが、2月中から時差通勤や一部リモート(自宅)勤務を始めていたのですが、3月30からは原則全社員リモート勤務に移行しました。そして、4月7日に政府より発令されました緊急事態宣言をうけて、リモート勤務期間を5月6日まで延長にしたところです。

弊社ではこれまでも家族の事情等でリモート勤務をするというのは、ごく日常的なことではあったものの、それはあくまでも必要に応じた一時的なものであって、これだけ長期間に渡って全員がリモート勤務に従事するというのは会社設立以来初めてのことなので、組織として未知の領域に突入している状況です。

長期戦覚悟で

リモート勤務に関する他社のブログを拝見していると、多くのが会社が様々なツールや設備を充実させて、普段オフィスで勤務しているときの環境に限りなく近づけようと努力されているようです。弊社においてもそういった取り組みを見本にさせていただいて、以下のようなツールをメインで使いながら、できるだけ普段に近い形で仕事ができるようにと試行錯誤しているところです。

少なくとも5/6まではこのリモートは続きますし、それ以降に関してもまったく楽観視できるような状況ではないので、少なくとも夏明けくらいまではリモート中心の働き方になる可能性が高いと覚悟して、全員でこの環境に慣れていくしかないのだと思います。

あとは、やはり自宅での作業が続くと、通勤時に確保していた運動量などもなくなってしまいますし(一方で、長時間通勤をしていたものたちにとっては、通勤ストレス/疲れがなくなるという利点もあるようですが)、とはいえ無闇に外にジョギングやウォーキングをしに行くのも危険なので、室内でやれることを工夫して、慢性的な運動不足の対策をする必要がありそうです。(令和版 ビリーズブートキャンプが話題になっていましたね)

また、メンタルヘルスを保つ上でも家に閉じこもるのは良くないと思うので、適度に換気をしたり、少しベランダに出て日光に当たったり、家の周辺でうまく気分転換をする方法を見つけないといけないですね。

リモート勤務を充実させてくれるツール

Google Hangouts Meet


言わずと知れたスタートアップの強い味方「G Suite」を使っているユーザーのみなさんは、無料で簡単に使えるオンライン会議ツールです。おそらく普段から使っていたという人も多いかと思いますが、Googleカレンダー内でURLが自動生成されたりなど、G Suiteユーザーにとってはシームレスに使えて、リモート勤務中には特に重宝するツールじゃないでしょうか。弊社も例に漏れず、社内会議はほとんど Hangouts Meet を使っています。

先月の社員総会(弊社では「締め会」と呼んでいますが)でもHangouts Meet で約70人参加で行いましたが、接続も安定して問題なく行うことができました。

ただ、前回初めて締め会をオンラインでやってみて感じたこととしては、オンラインの場合は、オフィスでフィジカルに集まっている時と違って、運営を工夫していかにPCの向こう側にいる社員ひとりひとりが白けないようにエンゲージできるかというのが、結構チャレンジングだなと思いました。

オンラインだとどうしてもオーディエンスの反応も見えにくいですし、聞いている時は皆ミュートにしているので、スピーカーも「シーン…」とした中で話すことになるので、うまくチャットも使って質問などを拾っていったり、うっすらとバックグラウンドミュージックをかけたり、ツールによっては拍手のサウンドエフェクトを使ったりなど、若干普段よりもエンタメ要素を盛り込んでいく必要があるんだなと実感しました。

Snap Camera


Hangouts Meet を社内で使うことが多くなる中で、自然発生的に社内で流行り出したのですが、Hangouts Meet をより楽しくするためのツールとしてこの Snap Camera がなかなか良いです。

Snap Camera の中にデフォルトで驚くほどたくさんのビジュアルエフェクトが用意されているので、しばらくは飽きずに使えるのではないでしょうか。もちろんミーティングの相手や主旨をふまえて使わないと大変なことになりますが(笑)、カジュアルなときは先に入ってエフェクトを使った状態で待っていると、ミーティングに入ってきた人たちが皆最初に驚くのでその反応を見て楽しめます(笑)

機能的には、同じくオンライン会議ツールの「Zoom」も非常に便利ですが、最近その脆弱性などが話題になることが多かったこともあり、当面は使用を控えたいという会社もそれなりにあるかと思います。そういう場合は、この「Hangouts + Snap Camera」の組み合わせはなかなか良さそうです。

なお、Zoomを使って社員総会を開催した Goodpatch社の以下のブログエントリーは、Zoomの使い方だけでなくオンライン社員総会の運営方法をついてとてもわかりやすく参考になりました。

Goodpatch Blog
満足度90%!150名が自宅から参加したオンライン全社総会の運営ナレッジ

discord


discord は元々オンラインゲーマーの間でよく利用されていたようなのですが、音声通話をユーザー同士でつなげておくことで、MMORPGや最近世界的にトレンドになっていた Fortnite(フォートナイト)のようなリアルタイムのマルチプレイゲームを臨場感高く協力プレイできるツールです。

それが、この全国的なリモート勤務の流れの中で、オフィス環境ライクなリモート状態をつくり出すためのをツールとして再定義されてスポットライトが当たっているようです。

弊社も最初は会社の一部で使い始めていた社員がいたところから、「これいいね!」となってバーっと全社的に広がりつつあるツールなのですが、つなげておくことによって「すぐそばで同僚が一緒に仕事している感」が醸成され、あえてチャットでタイプせずとも同じ部屋にさえいれば「ちょっといいです?」と簡単に声をかけられる手軽さが心地よいです。

もちろん、チャットやタイムラインも併用して、というツールなのですが、slackをはじめとする社内チャットツールの隆盛でチャットコミュニケーションはある程度定着した感がありますが、一方でタイプするのはそれなりに面倒だということもあり、discord によって改めて音声がつながっていることの良さを実感した気がします。

まだお試しになってない人は、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

オンライン飲み会

今世の中で急速に普及しつつある「オンライン飲み会」ですが(ググると、楽しくオンライン飲みを会を行うためのノウハウもたくさん出てきますね)、弊社もごく自然発生的に始まり、今ではそれなりの頻度で行われています。

ツールも、ZoomやHangoutsだけでなく、Skype、LINE、Facebook Messenger、Remo、Whereby、Housepartyなど、様々なものが活用されているようです。ツールによって人数制限など(一定以上の人数には有料版を使う必要があるなど)制約があるようですが、それぞれ楽しそうな機能もたくさん備えていて、しばらくは自粛モードに合わせてブームが続きそうな気配ですね。

自分の背景を変えることによって自宅の生活感を隠して参加もでき、かつ出入りのハードルがリアル飲み会よりも低く、ドリンクやフードはひたすら自分が好きなものでOKという自由さも手伝って(かつ経済的)、ポストコロナの時代でもそれなりに定着するかもしれないですね。

一方で、人数が増えすぎると、全員で飲みながら話すということが難しくなるので、一定数以上のグループになった場合は、スモールグループにブレイクアウトするなど工夫もしながらいろいろ試してみるのが良さそうです。リアルでもそうですが、10人以上のグループで1つの話題で話そうとするとスピーカーとオーディエンスが固定されがちになってしまいますよね。

制約の中で生まれるクリエイティビティ

弊社では今月末にも月次の締め会があるのですが、前回に続き今回もオンライン開催となります。
上述のGoodpatch社のTipsも参考にさせてもらいながら、逆にオンラインだからこそやれるような演出も駆使しながら、今後も長期戦になるであろうリモート勤務をできるだけ充実させられるよう取り組んでいきたいと思います。

平常時のリモート勤務であれば、カフェや図書館、コワーキングスペースなど、気分転換に場所を変えたりしながら作業することも可能ですが、コロナウイルス影響下においては自宅勤務が前提なので、いかに自宅環境においてオンとオフのメリハリをつけるかや、家族と自宅スペースを上手にシェアする方法、そして運動不足解消のための工夫など、制約があるからこそ発揮できるクリエイティビティに火をつけて乗り切っていくしかないですよね。

皆様におかれましても、長引くコロナウイルス対応の疲れもではじめている頃かと思いますが、むしろ年内は簡単にはおさまらないものと腹をくくって、サステナブルな取り組みを見出していけるようお互いがんばりましょう!

株式会社スマートドライブからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
株式会社スマートドライブでは一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

辻 麻友美さんにいいねを伝えよう
辻 麻友美さんや会社があなたに興味を持つかも