沖縄県に行き、自社で開発をしたアプリを使いました!【大手企業と共同開発/SaaS /MaaS製品】「沖縄の交通に影響を与えているのですね」
みなさんこんにちは、
スキルエンジンの採用担当です。
自社内で開発をした沖縄県の公共交通機関チケットアプリ(=OTOPa)が、
現地でどのように使われているのかを確認するため、
2023年4月中旬ごろ、実際に沖縄に足を運び、アプリを使ってまいりました。
(沖縄は5月から6月にかけて梅雨に入るようなので、
せっかく沖縄に行くなら梅雨に入る前に行きたいという気持ちを汲み取っていただきました。)
ちなみに、沖縄県は、代表の前田の出身地です。
ご存知の方も多いと思いますが、沖縄県には電車が走っておりません。
公共交通機関での移動手段は、バスかモノレールとなります。
モノレールは空港から片道40分の地点まで運行しておりますが、
沖縄県南部や中部、北部のリゾート地など、沖縄県の観光地へ行く際にはバスでの移動となります。
モノレールでは令和2年にSuicaやPASMOが使用できるようになりましたが、
バスは沖縄県のICカードである「OKICA」のみが使用可能です。
2021年10月にリリースをしたこちらのアプリは、
「沖縄県のPASMO」のような位置付けとなっており、
沖縄県の主要となる交通機関を全て網羅するチケットサービスでございます。
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◆アプリ情報
アプリ名:OTOPa
沖縄の全路線のバスとゆいレールが乗り放題になるチケットアプリです。
【対象】
ゆいレール、沖縄バス、琉球バス、那覇バス、東陽バス
【使い方】
1、事前にチケットをアプリ上で購入します。
2、乗車をする際、QRコードをアプリ上のカメラで読み込みます。
◆開発環境
開発期間:2021年1月〜2021年10月
開発メンバー:PM 1人 PG 2人
開発言語:Flutter, AWS, PHP
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【購入について】
購入は、クレジット決済か現地で購入が選べます。
今回、私はクレジットで決済をしました。
アプリを使えるのは、購入してから24時間です!
朝の10時に購入をすると、次の朝10時まで使用できます。
よくある紙の1日乗車券だと、その日限り有効のものが多いですが、
24時間使用できるのはアプリならではだと思いました。
上記は全て、飛行機を降りてから、
預け入れている荷物を待っている間に済ませることができました。
荷物を受け取り、空港直結のゆいレールに向かいます。
【ゆいレール】
◆はじめて改札を通る時
1、カウンターにて、OTOPaを使用し乗車をしたい旨を伝えます
2、駅員さんがラミネートされたQRコードを見せてくれますので
QRコードをアプリのカメラで読み取ります
3、駅員さんより1日乗車チケット(紙)を受け取ります
5、乗車できました
◆改札を出る時
1日乗車チケット(紙)に印字されているQRコードを、改札のバーコードリーダーにかざします
【バス】
◆乗る時
QRコードをアプリのカメラで読み取ります
◆降りる時
QRコードをアプリのカメラで読み取ります
【アプリを使用しての感想】
慣れない土地での移動で大変なのは、交通機関の乗り降りだと思います。
ICカードが使えるのか?行き先の運賃はいくらなのか?
そんな不安や不便を解消できるアプリでした。
沖縄の交通機関の利便性向上と、地域活性化、どちらにも貢献ができると実感いたしました。
日本人だけでなく、訪日外国人のお客様にもぜひ使用していただきたいです。
また、当たり前のように行きたいところにはどこでも行けましたが、
沖縄県の全バス会社と連携をしているという点にもアプリの規模の大きさを感じます。
今後、利用者の増加と共に、アプリの性能もどんどんアップしていく予定です!
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