電柱広告は全く興味がなかった
電柱広告、電柱の無電柱化が話題になる中で全く興味がなかった。
効果の計測もできない広告はなかなか投資対象としては難しいと思っていました。
他社さんが対象エリアに100本以上の電柱広告を掲載されている意味。
青山エリアを中心に活動されている他社さんはWEB広告などデジタル広告は一切行わないし、物件広告もなるべく内々で募集して成約してしまう会社が電柱看板だけは○○万をかけて100本以上掲載している。
なぜなんだろうか?
これは顧客となるペルソナ設定がしっかりしているからデジタルではなく、アナログで、しかも地域限定に分かりやすい場所だけに掲載されている。
借主も大切な顧客ではあるが、そのエリアに住む貸主(地主)との関係性を大切にしているからの戦略で「この街が好き」って広告を掲載しているのだろう。
マーケティングと広告ってこうやって連動している必要がある。
私たちもそんな多くの企業が興味を示さない電柱広告を使って何か面白いことができないかということで電柱広告を使ってみようと思いました。
キャットストリートの一等地に空きがある
探してみたタイミングがコロナ真っ最中で皆さん電柱広告解約しまくり。
キャットストリートのいい位置が空いているし、生まれ変わったKITAYA PARKの入口にめちゃくちゃいい看板が空いていました。
特別、広告したいことがなかったので大変悩みました。
採用を目的に採用広告代わりに電柱看板をデザインしてもらおうということになりました。
*結果的にその時から14名の方を採用させて頂くことになりました。
スポンサーをさせてもらっているFC琉球の練習着もノリで掲載させて頂き一番目立っている
それと同じノリでデザインベースをお送りしてデザイン案をお願いしました。
電柱広告のデザイン案が出てきた
そうしたら今まで見たことないくらいのデザインが出てきた(笑)
こんなデザイン案が出てきていいのか目を疑った
これは迷った(笑)
そんな時は実際に会ったことがあるFACEBOOKフレンズに聞いてみる
ということでBになりました!
こちらは無電柱化が進む中で渋谷の街の中で5本掲載されることになりました
2年経過して、次はブランドの認知で使ってみた
今回は私の電柱広告の反響がすごかったようで広告規制が変わり、
シンプルなデザインにすることに変更しました!
早速、他社さんにはたくさんあって目立ちますねって言われてます(笑)
世の中に3本しかないのに…。
シンプル イズ ベストなのかな?
これは電柱広告というものを違う視点で見てみると可能性がある気がしています
私たちの事業も同じことが言えていて
やっている事業はずっと一緒なのに、時代の先読みして仕掛けていくことで
今のあることを一歩前に進めることができる気がしています
実際に2018年から始めたデジタルホワイトボードは、事業立ち上げ時にZOOMをこれでやりましょうと提案しても、ZOOMやれないんでということでまったく売れなかった商品でした。
2023年の今ではZOOMを知らない、やったことない人はいないのではないかという形で、何も公告しなくても売れる世の中になった。
時代も、顧客も、私たちも一歩前に進めるお手伝いができないかと思って仕事しております。
そんなことに共感して入社してきたメンバーで構成されている会社です
もしよかったら私とお茶してください(笑)