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事業の急成長に伴い、社員数も100名を超え、各種組織課題も多く発生してきたSHOWROOM。
DeNAでみんなのウェディングやソーシャルゲームなど数々の事業開発や組織マネジメントを手掛けてきた坂東が、組織改革をミッションに10月からSHOWROOMにジョインし強靭な組織を創るべく12月よりピープルデベロップメント部を創設しました。
ピープルデベロップメント部にかける想いを坂東が語ります。
なぜピープルデベロップメント部をつくったか
SHOWROOMは創業以来、『努力がフェア(公正)に報われる社会を創る』という理念のもと
短い期間で急成長してきました。事業成長に伴って、組織も気づけば、100人規模になっています。どんなベンチャーでもそうだとは思いますが、事業成長とともに組織が急拡大していく中で、事業や組織マネジメントにおいても大小様々な課題が生じてきています。その全社レベルでの課題解決と今後の会社成長を強力にリードする役割を担うべく、ピープルデベロップメント部をつくりました。
組織課題を解決していく
組織の課題を一つ一つ確認しながら丁寧に向き合って個別具体的な対応を施すことも行いますが、一方で、これから会社が何段階も上のステージに成長していくために、局所対応に留まらない本質的かつ根本的な対応もしていかなければなりません。
様々な課題を見つめるなかで、多くは
『事業や組織の目指す姿・あるべき姿がはっきりと定義・共有されていないこと』
に起因するのではないか?という仮説を持つに至りました。
中長期で会社・事業が目指す姿である『ビジョン』をメンバーと共有し、同じ羅針盤を持って、改めて日々の航海に臨めるようにすることが私の最初の仕事でした。また向かうべき方向が決まると、それに伴う社員の行動はどうあるべきかを再定義することも必要であり、改めて行動規範の見直しもかけています。
向かうべき方向と行動規範が決まれば、それが事業推進・組織マネジメントにおいて
浸透させていくことが重要です。今後は事業部門のマネージャーと共に、そこに注力していくことになります。
事業と人事の境目をなくしたい
ピープルデベロップメント部は、人事部門として、採用・労務・育成・評価等の機能を担います。その専門性は引き続き強化していきます。しかし、単なる専門的な人事部門に留まるつもりはありません。業務上の役割分担はあるのですが、まだまだ小さい会社ですしなるべく事業部門と人事部門の境目をなくしたいですね。
事業の方向性や組織のあるべき姿を事業部門のリーダーと共に議論して共に実行していくことで会社成長のドライバーの役割を果たしていきたいし、部の枠にとらわれず、会社全体のイシューを自ら考え、事業部門とすり合わせた上で、人材・組織マネジメントの観点で会社に貢献していくという考え方を大事にしたいです。
というのも私は、DeNAにおいて新規事業開発や事業責任者をいくつも担ってきました。
人事部門側の人間というよりは事業部門側の人間でした。
事業責任者という立場で、事業を成長させるためには組織をどう設計するか、メンバーとどうコミュニケーションするかなどは常に考えていましたが、基本的には『人と組織の成長なくして事業・会社の成長はない』という考えを持っています。
ピープルデベロップメント部という名称もピープル(個人だけでなく集合体も含む意味)がデベロップメントし、さらに事業をデベロップメントさせていくという意味合いを込めています。個々人の能力が最大限発揮できる環境をつくることがピープルデベロップメント部においてまずは一番大切なことだと思っています。
例えば、
・育成方法やコミュニケーション手法でマネージャーにアドバイスする
・メンバーの能力開発を最大限に考えた就業環境を整える
・事業貢献にフォーカスした評価、報酬制度を設計する
など事業に資することを、事業マネジメントと人事のスペシャリストの二つの目線で推進していきたいですね。
『いま』を超えていく
SHOWROOMは、それまで日本になかったライブ配信&ギフティング市場を生み出し牽引してきましたが、今は競合も増え、変化が激しい環境です。
企業理念等の本質的な考えは残しつつも事業戦略や組織体制は常に変わっていきます。
なので、我々はその環境変化に対応し、積極的に『いまを超えていく』という意識・行動が必要です。
SHOWROOMは、今後も既存の世の中の価値や枠に留まらずどんどん期待値を超えていきたいですし、日常業務レベルでも常に現状を超えて良い方向にアップデートしていく組織でありたいと思っています。
そんな『いまを超えていく』ことを楽しめる人に来てほしいですね。