マーケティング手段としての「マンガ」
ー今回はシンフィールドの事業体制から谷口さんのプロフィールまでしっかりと伺います。よろしくお願いします!
シンフィールドのメイン事業といえば「マンガマーケティング」ですが、あらためてどのようなサービスなのか聞かせてください。
谷口:企業の商品やサービスをオリジナルのマンガにして集客するサービスですね。マンガをマーケティングツールとして活用しクライアントの投資対効果の向上を目指します。
またマンガの制作と合わせてWebマーケティングもご提案しています。マンガはあくまでも手段であって制作することが目的ではないと考えています。クライアントが設定している成果を一緒になって目指し達成することで始めて喜んでいただけます。世の中の多くの広告代理店やWebマーケティング会社は集客から話をするケースが多いかと思いますが弊社はマンガを活用したクリエイティブから提案しています。
現在、テクノロジーが進化し広告の運用は自動化されていっていますがそうなると効果を最大化させる最後の変数はクリエイティブになります。そのため私達はこれまで培ったマンガのクリエイティブノウハウを用いて仮説検証を繰り返し最適化していくことで広告効果の最大化を目指しています。
ーマンガで伝えることで、どんなメリットがあるんでしょうか?
谷口:マンガは、わかりやすいや見てもらいやすいなどがありますがそれ以外に、
想いが伝わりやすい
企業が伝えたい想いはテキストだと無機質になるがマンガだとその時の背景や人物の表情などを絵にすることによってその際の想いが伝わりやすい
マンガを見たユーザーは疑似体験ができる
自分が使ったらこうなれるんだと感じることができる。 理想像までのプロセスが可視化されている
ストーリー性があって見ているユーザーを引き込める
ユーザーに態度変容させるポイントは共感、共鳴をしてもらうこと。 その共感、共鳴を生み出すにはストーリーが重要。マンガだと「神話の法則」のように必ず物語があるためユーザーを引きこむことができ共感してもらいやすい。
などがありますね。
難しいことをわかりやすく!マンガで企業課題を解決する
―どんな業界がメインターゲットになってくるんでしょうか?
谷口:特定の業界ターゲットはありません。というのも、マンガが合わない業界はないと思っています。多くの人が子供のころから少年ジャンプなどでマンガに親しんできており学校の図書館には歴史上の人物がマンガ化された書籍や進研ゼミのマンガ冊子など様々なシーンで触れてきているためマンガに対してネガティブに感じるユーザーは非常に少ないと考えています。
そのためどんな業界でも人にメッセージを伝えるのであればマンガは有効でありBtoB、BtoCなども問わないと思っています。ただあえていうのであれば難しいことを説明している業界ですね。
【▲ホームページには、制作実績がずらり!】
テクノロジーはどんどん進歩し新しい技術やサービスが生み出されています。例えば、AI、RPA、Fintech、IoTなど。これまでなかったものがどんどん世の中に出てきているためそういったことをマンガ化していくことは非常にわかりやすく伝えることができるため効果的だと思います。それ以外だと証券口座の開設やFXの始め方、確定拠出年金やマイナンバー制度についての解説など、一般の方がニガテ意識を感じるジャンルが私たちの得意分野だったりします。
これから世の中が複雑化すればするほど、難しいと感じる情報に触れなくなる可能性があるため時代に取り残される人が増えてきます。そういった人を支援するという意味でもマンガマーケティングは、社会性のあるサービスだと考えています。
世の中に新しいスタンダードを生み出したい
―谷口さんのご経歴について教えてください。どういった経緯で、マンガマーケティングという発想が生まれたんでしょうか?
谷口:大学を卒業後、地元福岡県で就職しました。その2年後に介護事業で起業したんですが、国の制度が変更になり、当初の事業計画が大きく狂ってしまったんです。
その時、国の制度に依存する仕事はリスクがあると考え、HP制作事業をはじめました。ただ企業のHPを作っても集客までできなければ意味がないと痛感し、27歳で上京。東京のネット広告代理店に就職しました。
そしてその後、2009年にシンフィールドでマンガマーケティング事業をスタートしました。
マンガマーケティング事業を始めたきっかけですが前職のネット広告代理店の時にあるクライアントがバナーにマンガを使っていて、その時のクリック率がとても良かったんですね。もしかしたらマンガは集客ツールになるかもしれない。とその時にマンガ×Webマーケティングの可能性を感じました。
―「当たり前を創り出す」シンフィールドの経営理念ですね!でも、当たり前ってどういうことなんでしょう?
谷口:自分達が作りだした「マンガマーケティング」という新しい価値を世の中に広めそれが当たり前になる状況を創りだしたいと思っています。
例えばGoogleは検索を生み出し、facebookはインターネット上でユーザーが交流できるコミュニティを創り出しました。またキューピーのマヨネーズはどの家庭の冷蔵庫にも置いてあります。これらは一企業が作り出したサービスや製品が世の中で必要とされ多くの人が当然のように認知しています。それと同じような形で私達もマンガマーケティングを広告コミュニケーションのスタンダードにしたいと思っています。
ーありがとうございました!
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