シェアリングテクノロジーには、Web事業部という部署があり、日々、「生活110番」などのサイトを制作・管理しています。
今回は、そんなWeb事業部のルーキー鈴木さんに制作の現場について教えてもらいました♪
シェアリングテクノロジーの制作サイトと開発環境
ー早速ですが、Web事業部で制作・管理されているサイトはどのようなものがあるのですか?
私たちが制作しているのは、暮らしに関する様々なサービスジャンルからユーザーにとって最適な専門業者を紹介しマッチングする「生活110番」というメインのプラットフォームサイトと、鍵や水漏れ、電気工事など、特定のライフサービスに関連する情報を発信する、各ジャンルに特化したバーティカルメディアサイトがあり、こちらは総ジャンル数151件、運営サイトは190以上もあります。
通常、自社の制作サイトは1つかと思うので、自社サイトがこれだけあるのは珍しいと思います。
ーなるほど。では各サイトはどのような開発環境で制作されているのか教えて下さい
現在、シェアリングテクノロジーのWebサイト制作では、OSはWindowsを使用しており、開発言語はHTML、CSS、PHP、Javascriptです。
ツールとしてはWordPressがメインで、Nuxt.js、Vue.jsといったフレームワークで制作しています。
Web制作の進め方
ーWeb制作はどのような形で進められているのでしょうか?
比較的小さい開発でいうと、シェアリングテクノロジーには、各事業の企画運営を行うソリューション事業部や、各サイトのパフォーマンスを分析するSEOグループ等があり、そうした部署から施策や新規事業立ち上げのためのサイトの改修や新規サイトの立ち上げ等の依頼を受けます。
僕たちが所属する制作グループでは、依頼を受けると、グループ内で相談し、メンバーそれぞれの得意分野や業務量等を考慮の上、担当者を確定させ、対応しています。制作にあたっては、依頼主と細かい認識のすり合わせを行い、進めていきます。と言っても、基本的に依頼主も同じ社内にいるスタッフで、社員はみんな同じフロア内にいるので、対面で直接お話させてもらったり、チャットで相談させてもらって認識をすり合わせていくという感じですね。
また、依頼のタスクはCLICKUPで管理してチーム全体の作業タスクの見える化を行っています。作業時間については、スクラムポイントを使って、日々効率アップを目指しています。
ー大人数で取り組む、プロジェクトの場合はどうですか?
最近あった、大きなプロジェクトというと、「生活110番」リニューアル開発ですが、詳細はすでにご紹介しているのでそちらも見ていただければと思います(※)。
(※「事業責任者が語る!インハウス大規模リニューアル開発プロジェクトの全貌!!」)
その他では、バーティカルメディアサイトの中でも「カギ110番」や「水110番」「害獣駆除110番」などの主要サイトのコード全改修を行いました。量も量なので、こちらも大きめのプロジェクトでした。
このプロジェクトについても、進め方としては工程を細かく分割し、スタッフの得意分野や希望をもとに担当を決め、各自、開発を行ったあと、それらを統合させ完成させています。
最後にマージという工程が発生するものの、相談の上で担当を決め、各々で制作を進めるという点では、細かい改修・増設業務でも大きなプロジェクトでも同じですね。
鈴木さんのお仕事
ーでは、鈴木さんの業務内容について教えて下さい
基本的には、フロントエンド側でサイトの制作をメインに行っています。つい最近までは、バーティカルメディアサイトのVue.jsへの載せ替えも行っていました。
また、役割としては、Web制作のコーダーの他、Webサイトのインフラの管理も行っています。サーバーを用意したり、サイトを動かすための設定をしたり、載せてからも動いているか監視ツールを入れたり…いわゆる運用全般を担っていますね。
また、私だけでブラックボックス化させることのないように、社内で業務を標準化すべく、仕事で得た知見や手法などはチーム全体で共有するようにしています。
ーチームのメンバー構成や雰囲気はどんな感じですか?
メンバーの構成は、制作グループのマネージャーが1名、デザイナーが3名、コーダーが僕含めて5名です。男女比としてはだいたい同じくらいです。その他、別部署になりますが、サイト運営にあたっては広告の運用担当やサイトの記事コンテンツ制作を行うライターの方もいらっしゃいます。
雰囲気は、とても質問しやすくコミュニケーションは活発です。勉強熱心な人がとても多く、僕自身も帰宅後や通勤時間中に情報収集したり、勉強しています。チーム内でも、個人で勉強したことや相談したいこと、教えて欲しいことを伝え合う勉強会を1週間に1回行っています。
ー鈴木さんにとってのやりがいはなんですか?
シェアリングテクノロジーの制作の現場は、今、自分が思っている「Web制作の考え方の答え合わせ」ができる環境だと思います。
というのも先程お話したように、190以上のサイトを運営しているからこそ、ABテスト実施やユーザビリティの観点やCRO等でも様々な施策を行うことができ、かなりの経験が詰めます。
その分、成長スピードが早く、制作の経験が自分の財産になっているなと感じています。そこもやりがいの一つですね。
ー貴重なお話、ありがとうございました!
鈴木さんからのお話にあったように、シェアリングテクノロジーでのWeb制作では、メンバーひとりひとりで担当できる領域が広い分、たぶんに成長できる環境だと思います。
成長意欲のある方、興味のある方はぜひ、遊びにいらしてください!