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あなたと一緒に、選挙をアップデートする。

「選挙をもっとオモシロクする」。そんなビジョンを掲げ、選挙ドットコム株式会社の経営をはじめて3年が経ちました。私たちが挑戦している課題は、ひとことで言えば「投票率の向上」。若者が選挙に行かないのは当たり前、政治家の情報発信が下手なのも当たり前……そんな状況を覆すことが、選挙ドットコムに課せられたミッションだと考えています。

しかし、この大きな目標達成のためには、頼もしい仲間の力が不可欠です。そこで今回、選挙ドットコム株式会社は私たちのビジョンに共感してくれる仲間を新たに募集することにしました。選挙という業界は、前例踏襲主義で課題が山積しています。そこに挑戦し、新たなビジネスを生み出し、なおかつ社会に良い変化をもたらしたいと考える意欲的な人材に、ぜひ来ていただきたいと思っています。

「そこそこ稼げる会社」に満足していた若手社長が、「選挙」に本気になった。

はじめに、少し私の話をさせてください。私は今でこそ選挙に関わる事業を多数手がけているものの、実は9年前まで、選挙にも政治にも特に興味がありませんでした。お恥ずかしい話ですが、投票にも気が向いた時にしかいかない、どこにでもいる政治に無関心な30代だったのです。

加えて言えば、仕事に関する野心もさほどありませんでした。WEBコンサルティング会社の社長として、創業当時はがむしゃらに働いていたものの、会社の経営が安定するなかで現状に満足してしまった時期がありました。その頃の私に将来のビジョンを訊ねても、「そこそこ稼げれば充分」としか返ってこなかったに違いありません。

そんな私の意識が変わったのは2009年。とある首長選挙に落選した元候補者とたまたま知り合い、次の選挙に向けたネット選挙戦略のコンサルティングを依頼されたのがきっかけでした。当時は選挙の経験もなく、右も左も分からない状態でしたが、これまで培ってきたWEBコンサルの知識とノウハウを活用し、オリジナルのネット選挙戦略を展開。その甲斐もあって、元候補者は二度目の首長選挙で当選し、私は選挙の世界に関わり続けるようになりました。

2015年には選挙ドットコム株式会社を設立。選挙に関する、さまざまな課題解決を模索するようになります。そしてその過程で、自分たちの取り組みが、社会にとって必要不可欠なものだということを確信するに至ったのです。

正直に言うと、選挙ドットコムを立ち上げてからしばらくは、どこか弱腰なところもありました。「政治の専門家でもない自分が、こんなことを……」という気持ちが少しあったのかもしれません。でも、応援してくださる人が増えるにつれて、次第に覚悟が決まっていきました。今では、「これは私が、社会のためにやるべき仕事なんだ」と感じています。

有権者が、思わず選挙に行きたくなる仕組みを。

具体的に、選挙ドットコムの事業についてお話ししましょう。現在事業の主軸となっているのは、日本一の選挙データベースを活用したポータルサイトの運営や情勢調査、そして政治家や立候補者に向けたITソリューションの提供などです。ありがたいことに、事業収益はこの3年、大幅な増加を続けています。

特にご好評をいただいているのが、政治家のネット発信をサポートするツール「Vonector(ボネクタ)」です。これを導入すれば、ネットサービスの使い分けに慣れていない方でも負担なく情報発信を行えるため、国会議員をはじめ多くの地方議員の方々にもご活用いただいています。また、選挙情報を集めたポータルサイト「選挙ドットコム」も、いまや月間1,500万PVを超えるメディアへと成長しました。

これらのサービスによって、政治家はわずらわしい広報活動の雑務を減らし、政策づくりのための勉強や視察など、本来の業務に集中する時間を増やすことができます。また有権者は、選挙ドットコムを通じて楽に選挙区情報を入手できます。このようにして、政治家と有権者それぞれのパフォーマンスを「具体的に」向上させようというのが、私たちの考え方なのです

政治の知識より「バランス感覚」が必要。無関心層に寄り添える人と働きたい。

今後の課題は、ボネクタや選挙ドットコムサイトをより多くの人に届けつつ、さらに大胆な投票率向上のアイデアを生み出し、挑戦していくこと。でもその挑戦に向けて私たちが求めているのは、けっして「政治に詳しい人材」ではありません。よく勘違いされるのですが、選挙ドットコムは「政治のプロ」の集団ではなく、「ITの力を使って課題を解決するプロ」の集団なのです。

職場の雰囲気について言えば、ITベンチャーだと思っていただいた方が実態とは近いでしょう。社員それぞれが自分に合った働き方を自由に模索していますし、年齢や経験を問わず、新しいことにどんどん挑戦してもらえる環境も整っています。

だからこそ、重要なのはむしろバランス感覚です。たとえば、特定の政党や政治家に肩入れすることなく、フラットな気持ちで「選挙」そのものの課題解決に注力できる人。選挙に関心のない一般市民や、ネットの動向についていけていない中高年の政治家の感覚を馬鹿にせず、積極的に寄り添える人。そんな人にこそ、選挙ドットコムの仲間になってほしいと思っています。

2019年からの“選挙イヤー”を、一緒に「オモシロク」しましょう。

選挙が面白くなったら、社会にどんなメリットがあるのでしょうか? まず、有権者の参政意識が高まり、投票率が伸びます。そうなれば政治家の意識も、それを見る市民の意識もきっと変わっていくでしょう。それこそが社会を変えるということであり、同時に、より良い未来をつくるということでもあると、私たちは考えています。

ここまでの3年間は、いわば“種まき”期間でした。本当の勝負はここからです。来年には第19回統一地方選挙と参議院議員選挙、2020年には東京都知事選挙、2021年には衆議院議員選挙と、大きな選挙が続きます。この3年の間に、私たちは大きな変革を起こしたい。「選挙って面白い!」と、多くの有権者に実感してもらいたいのです。

ぜひ、私たちの仲間に加わってください。一緒にここから、新しい未来をつくっていきましょう。

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