こんにちは。株式会社セキュアで採用担当をしております宮﨑です。
本日は2023年2月28日~3月3日まで行われていた流通情報システムの総合展「リテールテックJAPAN2023」で出展したセキュアの参考展示についてご紹介します。
「リテールテックJAPAN2023」について
小売業や専門店、メーカー、卸売業等の方々にご活用いただけそうな、新しい流通技術や決済システム、店頭販促、物流システムなどの展示会です。
出展社数220社、来場者数77,160 人、東京ビックサイトにてリアル・オンライン出展にて開催されました!
セキュアは、“無人店舗ソリューション”と“SECURE MARKET PLACE”を出展
リテールテックJAPANの会場入り口を入って少し進むと、見えてきました!
セキュアのブースです!
無人店舗ソリューション
海外では「Autonomous Store(自立型店舗)」と呼ばれることが一般的ですが、レジを通ることなく買い物ができるお店を実現するためのシステムです。
どうやって買い物をするのでしょうか?
簡単に仕組みをご説明したいと思います。
まず買い物にきたお客様は、アプリを使って入店します。事前に会員情報とクレジットカード等の決済(お金を支払う)手段を登録してもらいます。
そのあとは陳列された商品の中からほしいものを選び、レジを通らず退店するだけで、買い物完了です!
なんでそんなことが可能なのでしょうか…?
天井にあるたくさんのカメラの映像が鍵になります。
このシステムでは、カメラの映像を解析することで、買い物をしに来たお客様の動きを検知することができます。
店舗内のどこにいるか、どこの棚に手を伸ばして何の商品を取ったか、なんてことも全部カメラの映像で把握しています。
買い物をするための決済と購買品のデータを紐づけることで、レジを通ることなく買い物をすることが可能になります。
このように、レジ打ちの動作をAIが代わりにやってくれるので、商品が減ってきたタイミングで品出しをするだけで店舗の運営ができるようになります。
SECURE MARKET PLACE
こちらはまだ事業構想段階ですが、2つめの出展として、”SECURE MARKET PLACE”を参考展示しました。
写真にある商品棚が今回開発しご提案している当社の商品棚です。
商品棚上部に2種類のカメラが設置されていて、商品を見に来られたお客様の棚前行動を解析することができます。
棚の前を何人が通り過ぎ、何人が立ち止まったか、どんなお客様がどの商品に興味を持っているか、流れているサイネージの映像を見てくれたかなど、マーケティング情報を蓄積することができます。
まだ事業構想段階ですが、こんな事例に適しているのでは…?と考えています。
空きスペースのある店舗運営者と、出品したいと考えている出店者を”SECURE MARKET PLACE”でつなぎたいと考えています。
さらにセキュアの強みを生かして、マーケティング情報を蓄積することで付加価値のある商品スペースを提供できます。
単なる商品スペースを貸し出すだけでなく、マーケティングができる商品スペースとして、ご活用いただきたいと思っています!
「セキュリティ」だけじゃない!
今回の出展を通してお客様の声を直接伺う中で、「セキュアってセキュリティの会社だと思っていたけど、それだけじゃないんだね!」とお声がけいただくことが大変多かったです。
人手不足やコスト削減、新たな収益モデルの検討など小売業界でさまざまな課題を抱えていらっしゃる企業が多いことを改めて感じる機会にもなりました。
セキュリティ分野で培ってきた技術と知見を新しい事業へ活かし、さらなる成長をはかっていきたいと考えています。
私たちは、“AI(人工知能)×セキュリティで新しい価値を創る”をビジョンに掲げ、日々新しい挑戦を続けています。
「世の中にまだないサービスを創ってみたい」
「社会問題を解決するかも知れないソリューションに関わってみたい」
そんな熱い思いを持った皆さんと一緒に働けたら幸いです。
セキュアでは一緒に働く仲間を募集しています!