給料を上げる方法は至ってシンプル。
自分の給料以上の仕事をこなせばいいだけです。
量をこなせという意味ではなく、結果を出すという意味でね。
でも誰もやりたがらないんですよね。
一般的に「自分は給料分の仕事をしている」と思っている人や「給料以上の仕事はしたくない」と思っている人がほとんどです。
「給料以上の仕事はしたくない」と思っている人はそのまま同じ給料・待遇で働いてくださいという感じですが、「自分は給料分の仕事をしている」と言う人に言いたいのは、自分の仕事を評価するのは自分じゃないということ。
評価するのは給料を払ってる側なんです。これは弊社に限らず、すべての会社がそう。会社は雇用者と被雇用者という関係性で成り立ってます。
なので、給料を払っている側に「給料以上の仕事をしているな」と思わせたら、給料は上がります。
でもここで認識したいのは、顧客評価は自己評価の7割程度ということ。お仕事をお願いしている側は結果しか評価しないのに対して、お仕事をしている側は過程も評価されたいと考えます。なので見てる世界のギャップによって、顧客評価と自己評価に差が生まれるんです。
なので、自分の給料以上の仕事をこなすのはすごくすごく大変です。自分にとって「コスパが悪い」「割に合わない」と思うくらい仕事をしないと110点はもらえず、給料アップできないからです。
最初は「コスパ悪いわ、これ」と思うかもしれないけど、目先のコスパに囚われてたらいつまでも給料は上がらないんですよね。
コスパ重視・効率重視な人たちは、目先のコストにとらわれて下積みのような泥臭い修行期間を嫌うので、レベルが低いまま小さくまとまっています。自分をアップデートすれば、良い仕事ができるようになって、給料が上がったり見える世界が変わったりするんですけどね。
給料を上げるには、給料以上の仕事をして自分の価値を証明する必要があります。「後から価値を証明するから、先に給料を上げてくれ!」という話は説得力がないので通用しません。人は妥当性・納得感があって初めて動く生き物なのだから。
給料を上げたいなら圧倒的な仕事ぶりによって、給料を払う側に「いくらでもお給料払いますから、もっとお仕事お願いさせてください」と土下座させて懇願させましょう。