PRIDE指標2022 ゴールド認定を受けました！

こんにちは！エス・エー・エス株式会社　採用担当の若梅です。

エス・エー・エス（以下、SASと呼ぶ）はLGBTQ＋の取り組みを評価する「PRIDE指標2022」において、本年も最高位のゴールド認定を受けました。

初応募から4年連続でのゴールド認定となります！

ダイバーシティ＆インクルージョン推進担当者の小野寺さん、岡崎さんに感想等もお聞きしましたので
ぜひご一読ください。

PRIDE指標とは

企業として明文化された方針や社内制度など、以下の5つからなる評価指標のこと。
任意団体「work with Pride」が、2016年に日本初の職場におけるLGBTQ＋などのセクシュアル・マイノリティへの取組みの評価指標として策定しました。
LGBTQ＋の人々が誇りを持って働ける職場の実現を目指して、「PRIDE指標」としています。

5つの評価指標

＜Policy: 行動宣言＞
企業や団体の中の一部の人が取り組むのではなく、全体で取り組む課題であることを社内外に理解してもらうことが重要と考え、設定しています。

＜Representation: 当事者コミュニティ＞
社内に当事者コミュニティや相談窓口があることで、当事者は同じ悩みを共有したり、適切な専門家へ相談したりすることができます。また、一人では伝えづらいような職場環境に関する要望も、コミュニティとして人事部等に伝えることができるという観点から、設定しています。

＜Inspiration: 啓発活動＞
LGBTQ＋に対する理解が進むことで、差別的取り扱いがなくなり、LGBTQ＋の社員もLGBTQ＋でない社員も気持ちよく働ける職場環境を整えていくことが重要と考え、本指標を設定しています。

＜Development: 人事制度、プログラム＞
LGBTQの社員も、LGBTQ＋でない社員と同等の取り扱いとなるような対応、またトランスジェンダーの社員向け対応を、福利厚生等の整備により出来る範囲から実施していくことが重要であると考え、設定しています。

＜Engagement/Empowerment: 社会貢献・渉外活動＞
LGBTQ＋が暮らしやすい社会を実現するために、企業は、社内の施策だけでなく、他社、NGO／NPO、行政等、様々なステークホルダーと連携して行動を起こすことが重要であり、社会への大きな効果を期待することができます。このことから本指標を設定しています。

出典：work with Pride PRIDE指標

推進担当者インタビュー

推進担当の小野寺さん・岡崎さんにもお話を伺いました。

ーーSASのどのような取り組みが受賞につながったと思いますか？

全社員に向けた意識啓発研修を実施し、新規入職者にもその都度研修を行いました。
また適宜、世の中のLGBTQ+に関する意識啓発イベント等の情報を社内に発信し、
参加を呼び掛ける等もしました。
今年新たにはじめたようなことは特にありませんが、このような取組は
継続して浸透させて行くことが大切だと考えていますので、その点評価していただけたものと
理解しています。

ーー受賞してみての感想を教えていただけますか？

まずは、私たちが信念を持って取り組みを続けていることなので、純粋にとても嬉しいです。
11月10日に開催された『work with Pride 2022』カンファレンスに受賞企業として参加して
他社の取り組みや有識者講演を聴くことができたのですが、
担当者として今後の取り組みに活かせるような有益な情報を得ることができ、
正しく物事を見るための感覚をあらためて養えたように感じています。良い循環になっています。

　　　　　『work with Pride 2022』カンファレンス会場にて

SASの経営理念、スローガンである「すべては笑顔のために」の永続的な実現において、
LGBTQ＋の理解浸透は必要不可欠な要素です。
誰もが、自分らしく、ありのままでいきいきと過ごすには、
誰もが隣人の立場に立って様々な物事を考えられる多様性が重要です。
これからも積極的かつ永続的に、D＆Iを進めて参ります。

小野寺さん、岡崎さんありがとうございました！

SASのこれまでの取組みはこちらの記事でもご紹介していますので
ぜひこちらもあわせてご一読ください。

▼ダイバーシティ＆インクルージョンについて本気で考えた vol.1【LGBTQフレンドリー 取組編】

▼ダイバーシティ＆インクルージョンについて本気で考えた vol.2【担当者インタビュー編】