サル採用担当です!
今回は、会社初のパパ育休を取得したWebコンサルティング事業部のアートディレクターFさんに、
育休取得のきっかけや取得後の仕事の環境などを根掘り葉掘り聞いてみました!!
Q1. 普段はどんなお仕事をされていますか?
ポジションはアートディレクターで、作り物に特化した仕事です。わかりやすく言うと美術監督です。
もちろん制作にもかかわるけれど、主にプロジェクトの進行や案件の監督を担っていて、チームの責任者の役割です。
Q2. 育休を取得したきっかけはなんですか?
端的に説明すると、妻の要望があったから・・です(笑)
もちろんサポートしたいとは思っていたんですが、自分が育児とか女性の大変さの考えが甘かった部分があって、どうすればいいのかわからなかったんです。
ただ、妻が大変そうなのを見て話し合って、要望とサポートしたい気持ちが合致したので、育休を取得しようと決断しました!
Q3. どのくらいの期間、育休を取得したんですか?
3か月ちょっとです!
初めてだったので、1か月位しか休めないのかな?と思っていたんですよ。
一般的に見て長いか短いかは分からないのですが、
結果として3か月まるまる育児ができたのでよかったです。
Q4. 育休を申し出た時の会社の反応、ぶっちゃけどうでした?
全然言いやすかったです(笑)
チームの社員もパートナーさんも背中を押してくれました。
任せてください!と言ってくれて、すごく心強くて頼もしかったです。
上長も真摯に聞いてくれたので、反応としてはとてもよかったです!
ただ、自分のポジションがチームメンバーを率いていく立場だったので、休むことによってメンバーに迷惑をかけてしまうのでは・・と申し訳ない気持ちがあり、個人的に言い出しにくさはありました。
Q5. 育休取得が決まった時の奥さんや周囲の反応は?
妻は「助かった、よかった!」と言って喜んでくれました。
家族からは「男性で取れるのは珍しいね、取れたんだ!」という反応があったり、子供と散歩をしているときに話していた地域の方から「男の人が取るのは珍しいね!」と言われたりだとか、珍しがられましたね。
Q6. 育休を通してうれしかったこと、学んだこと、よかったことなどありますか?
僕は物理的に子供を産めないので、そこへの考えの甘さがありました。でも妻はもっと先のことやもう一歩未来のことまで考えていて。相手の目線で考えることがまだまだだな、と気づかされました。
子供は感情表現として“泣く”ことしかできなかったので、「何を考えているのか?何を伝えたいんだろうか?」と考えるようになり、勉強になったなと。
あとは仕事とプライベートで時間を割けるバランスや優先度が変わったので、いつもやっていたことができなくなり、当たり前だと思っていたことに感謝をするようになりました。
子育てを通じて人として成長すると耳にしたときに「何がだろうな?」と思っていましたが、当事者になって理解できましたね。
Q7. 育休の間、お仕事はどうなっていたんでしょうか?
いい意味で特に何もなかったです!
危機的な状況になった場合や判断できないことは連絡していいですよと事前に伝えていたり、気になることに対してメンバーにチャットしてみたりしたんですけど「大丈夫ですよ」って返信でした。
主観ですけど「休んでほしい」っていうメンバーの気持ちを感じて、じゃあそこは休もう!と思って甘えさせてもらいましたし、お互いに気を遣わずに信頼しあえる関係ができているんだとすごく感じられました。
Q8. 復帰後に変わったことは?
メンバーが成長していました!チーム一丸となって仕事や問題解決に取り組んでくださっていて。上手に周りを頼るというスキルを身に着けて、さらに一歩前に進んでいましたね。
僕個人だと、復帰後に妻も子供もあれもこれも・・とキャパオーバーしてしまったのですが、「自分のキャパはここだ」と改めて自覚することで、【できないことがある。じゃあチームでやろう。色々なバックグラウンドの人がいるから協力して進めよう】って気持ちが強くなったんです。
育休中に学んだ“相手目線で考える”ことも活かしながら、お互いに感謝して仕事を進めることができるようになりました。
Q9. 育休を取りやすい環境にするため、会社がこうだったらいいなみたいなご意見ありますか?
前例がないので、どうなったらお仕事休めるんだっけ?の指標がなくて、あまりピンと来ていなかったのが正直なところです。
なので、計画表やガイドラインがあればいいなと思いました!
上長と「ここやった?ここどうなの?」といった話し合いができて、全部クリアしたらお休みに入れるみたいな。
迷惑をかけたくない思いで周りに甘えることが苦手な人もいるので、ガイドライン化されているとすごくやりやすいと思いますし、前々から準備ができたり、全体像が見えるのは凄く良いですよね。作るの、協力しますよ!(笑)
Q10. これから育休を取りたいなと思っている男性へのメッセージをお願いします!
やっぱりサルのみんなは「頼れるよ!」ということです!
理念が“わがままに生きる”であるように、家族であったり自分が大切にしたいものに向き合うことは一番大事にすべきことなので、そこに対して「頼れるよ」と。
性別や職種、責任だとかじゃなく、産休育休、体調が悪い時、不安に思った時、仕事上のうまくいかないことも全て含めて、人として頼れる、組織として頼れる。
「これは自分がやらなきゃ」みたいに思ってしまう人もいると思うんですが、
みんな頼れるよ!いや、頼ってください!!
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会社初のパパ育休を経験して、
感謝の気持ちと相手の目線で考えること、頼ることの大切さを学び、人として成長したと語るFさん。
子育てを振り返ってみると、なんでも楽しい!人とのかかわりが増えた!とのこと。
「子育てはいいぞぉ!」と締めてくれました👏
サルは社員の “わがままに生きる” を応援し、
これからも社員に寄り添った環境づくりを推進していきます🐒