こんにちは。Moritaです。
2023年10月1日より、株式会社SAKURUG の執行役員CHROに就任しました。
同世代の人より早く何かを掴みたく、新卒で入社してからハードな日々を過ごし、あっという間に5年が経ちました。
ベンチャー企業に入社する醍醐味は、沢山の予期せぬ機会に遭遇できることです。事業が成長していれば新しいポジションが次々と生まれる環境で、その流れに必死にしがみついていると、不意に降ってくる機会に成長させてもらうことが多々あります。
今回の就任は全て自分の実力で掴み取りました!と言いたいところですが、そんなことはなく、これまでの沢山の偶発的な機会に恵まれた結果です。
この記事を通して、私が体験した偶発的な機会がどのように今に繋がったのかを知っていただき、キャリアの参考にしていただければ幸いです。
以下に興味がある方は是非読んでいただけると嬉しいです。
・ベンチャー企業の成長機会について興味がある方
・挑戦し続ける20代を過ごしたいが現状に悩みを抱えている方
・新卒総合職のキャリア事例を知りたい方
入社2ヶ月で採用業務を開始
サクラグに出会ったきっかけは、インターンでした。大学3年時、アフリカで利益1億円を創出する新規事業立案インターンに惹かれて、夜行バスで名古屋から東京へ。その後、代表の遠藤との対話を通し、想いに共感して2019年4月に新卒入社しました。入社して2ヶ月ほど経った6月頃、代表の遠藤から「インターンの学びを当事者から話してほしい」と言われ、学生インターンの説明会の一部を担当することになりました。
当時は何を話せばいいのかわからなかったですが「やってみたいです!」と答え、慣れてくると説明会を丸々担当するようになっていきました。
こうして、営業と採用の二刀流が始まりました。
『採用は営業だ』とよく言われるように、営業で学んだことを採用に活かすことが多々ありました。また学生時代、求人広告の営業インターンをしており、そこで学ばせてもらった影響も大きかったです。選考時のポイントやそれを図るための質問など、採用業務は先輩がいなかったので、学生時代のインターンを土台として経験を重ねることができました。
コロナ禍をきっかけに芽生えた当事者意識
2020年初め、コロナの影響で働き方やマネジメントスタイルが大きく変わりつつありました。当時2年目だった私は、頻繁に変わる方針に納得がいかないこともあり、毎日先輩と言い合っていました。議論をする中で「先輩もこの状況は初めてなんだ」と気づかされ、経験期間が同じなら、自分も一緒に良くするために考えなくてはと考えが変わっていきました。
この出来事での思考の変化が今日までの自分のスタンスを作りました。自分ならどうするか?と。
意思決定関連ではもう一つ、私は入社前から新規事業を立ち上げたいという思いがあり、一年目の終わりに新人賞の副賞として新規事業立ち上げのチャンスをもらいました。この時に立ち上げたのがSangoport事業です。右も左もわからない中での事業立ち上げや拡大に向けた行動などで多くの意思決定をしてきたことも成長に繋がっています。
23卒採用業務の巻き取りから採用責任者へ
採用の話に戻りますが、サクラグには「採用が最優先」というコアカルチャーがあり、ビジョンを共に実現していける方の採用については、会社のあらゆる業務の中でもプライオリティがとても高い業務の一つです。
私がいち採用担当から採用責任者になったきっかけは、2022年のことでした。当時23卒採用活動終盤に差し掛かる2022年5月の採用進捗は、目標人数の3割にしか届いておらず良くない状況でした。そんな中、私は採用業務の一部には関わっていたものの、自身の業務バランスとして事業づくりがメインになっていた部分がありました。
ただ、このタイミングで採用業務の中心メンバーが急遽退職することになり、採用業務をほとんど全て巻き取ることに。私しか動ける人がいないので、私が動かなければ、数年後の会社がまずい…
ここから、私の業務バランスを変え、採用チームが立ち上がるまでコミットすることに切り替えました。その結果、23卒採用はエージェントさんやリクルーティングサービスのご担当者様のおかげで目標人数まで持っていくことができ、最高なメンバーが昨年の4月にサクラグに入社してくれました。
今振り返ると、ここが私の採用業務におけるターニングポイントであり、逆境からの成功体験となりました。そしてこの経験以降、代表から新卒採用の業務の裁量権をもらい、様々な意思決定をしていきました。その後は採用だけでなく新卒研修も担当することになり、採用後の育成や組織づくりにも関わるようになっていきました。
これまでの偶然が好機になった理由と今後
そして今回、これまでの偶然に恵まれてCHROに就任することになりました。
沢山の成長機会を頂けているのは、変化の激しい組織に身を置くことができたからです。ただ同時に、これまでを振り返ると偶然が好機になるためのポイントはいくつかあり、それらはやってきたと自負する部分もあります。
・仮に想像できないことでも機会があれば獲りにいく(チャンスを増やす)
・薦められたことは最速で実践する(信頼関係を築く)
・組織としてどうあるべきかの視点を持つ(視座を上げる)
行動を振り返ると、サクラグのカルチャーに通ずる部分がありますね。
※サクラグの採用資料「採用の手紙」より引用
こうした行動と環境がそれらを加速させてくれた結果、今があると捉えています。
現在はCHROとして、組織のひとに関わる全ての課題は自分の仕事領域だと思い、取り組んでいます。
クライアントの様々な課題をあらゆるアプローチで解決できる会社にすべく、
サクラグで働くメンバーにとって自己実現できる環境にすべく、
サクラグで働くメンバーの家族にとって安心して応援できる会社にすべく、今後も精進していきます。
今回は『偶然と好機』についてまとめてみました。
ベンチャーを志す方の背中を押せる記事になったら嬉しいです。